釣りやボートなどでのレジャー、マリンスポーツ時に必須のライフジャケットには様々な種類があります。種類ごとの特徴やシーン別の選び方をチェックして、最適な商品を購入しましょう。またおすすめのマリンジャケットランキングもご紹介します。
ライフジャケットの種類と特徴を知ろう
ライフジャケットは落水時の事故防止のため、命を守るために大切なアイテムです。ライフジャケットの種類や特徴を知り、最適なものを選びましょう。
固型式(浮力体式)
ジャケット内部に浮力を得られやすい発泡性樹脂などが入っているタイプが最も良く使われており、安全性も高いのが特徴です。形状は一般的に使用されることの多いチョッキ型だけでなく、首掛け式やジャンパー式もあります。
チョッキ型でも前にバックルがあるタイプ、バックルとジッパーを併用するタイプ、プルオーバータイプなどの種類があります。
膨張式
内部に縫い込まれた浮力体が炭酸ガスなどで膨張するタイプのライフジャケットもあります。使用している人が紐を引くことで内部にガスが充填される手動型と、水感知センサーを搭載していて着水時に自動的にガスが送られる自動膨張型のものがあります。
ただし事故等で落水したときに衝撃で気を失っていたりパニック状態だったりという可能性もありますので、自動膨張型の方が安全性が高いです。ただし手動式は価格が安く手入れを簡単にできるというメリットがあります。
ナイロン製とネオプレン製
ライフジャケットに使用されている素材もナイロンとネオプレンの2種類があります。ナイロン型のものが一般的で、価格も安く軽量かつデザインも豊富です。
ウェットスーツなどに使用されているネオプレン素材のものは柔らかくクッション性があり動きやすいので人気が高いですが、価格が高いというデメリットもあります。
形状による種類分け
前述のチョッキ型、首掛け式、ジャンパー式の他、腰に巻き付けるポーチ式やベルト式のものもあります。また、膨張式ではなく気体を入れて密閉された袋状の浮力体が内蔵されている気体密封式や、固形式・膨張式の両方を備えたハイブリット型のものもあります。
国土交通省認定品を選ぶ!
国土交通省による型式承認を受けたライフジャケットがあります。小型船舶に乗船する場合には国土交通省の承認を受けたライフジャケットを着用することが義務付けられています。桜のマークに「JCI(日本小型船舶検査機構)」のマークが付いているのが特徴です。
国土交通省とJCIと二重の検査を行っているため、非常に安全性が高いですが、その分価格も高くなります。
ライフジャケットは首掛け式とベルト式のどちらが良い?
ライフジャケットの膨張式は通常では気体が入っていないためかさばらず便利です。首掛け式とベルト式が人気ですが、どちらを選べば良いでしょうか。それぞれの特徴を知り、選ぶときに役立てましょう。
首掛け式のメリット・デメリット
首掛け式のものは全体が大きいため安定した浮き姿勢を保つことが出来ます。常に顔を上に上げておくことが出来るため、呼吸の確保や浮いているときの安心感が高いのが大きなメリットです。
ただしベルト式のものよりも大きいため装着していること自体が気になったり、動くときのズレなどが気になったりする人もいます。
ベルト式のメリット・デメリット
ベルト式は腰回りに巻き付けておくだけなので釣りなどでの細かい作業で邪魔にならないというメリットがあります。腰につけるためズレにくいという特徴もあります。
ただし水に浮いているときには腰の部分を中心として浮くことになるため、浮き姿勢を維持して置かなければいけません。泳げる人や体力のある人に向いているタイプです。
ライブジャケットの使用シーン別の選び方
ライフジャケットを使うシーンによって選び方も変わってきます。シーン別の選び方や選ぶ際のチェックポイントを見ていきましょう。
船での釣りをする場合
船釣りをする場合には前述の通り、国土交通省の認定品である必要があります。膨張式か浮力体式かは好みで選ぶと良いですが、安全性を第一に考えるならば浮力体式が良いでしょう。
ただし重くかさばるため、慣れるまでは船上の作業に支障が出る場合があります。自動膨張型の浮力体式が軽さ・安全性・動きやすさに優れています。
岩場や川などで釣りをする場合
海の岩場や川などで釣りをする場合には、動きやすいものの方が良いでしょう。岩場などを移動するときに邪魔にならないようなものがおすすめです。チョッキ式もよいですが、夜釣り等の場合ジャケット式もおすすめです。
磯遊びや川遊びの場合
磯遊びや川遊びの場合、浮力体式のものを使っておくと良いでしょう。最初から水に入るのであれば膨張式である理由もありません。お手入れも楽にできます。
子どもが着ける場合
子供用のものも多く売られていますが、特にポイントなのはサイズ感です。上半身の長さ、胴囲や胸囲などのサイズをしっかり計っておき、バックルなどでしっかりフィットさせられるものを選びましょう。
スノーケリングのときはフローティングベストを着よう
スノーケリングのときにもライフジャケットは必須のアイテムです。ただし、スノーケリングのときには「スノーケリングベスト」「フローティングベスト」という名称の商品がベストです。
デザインもチェック
デザインも重要なポイントです。国土交通省の認定品よりも認定を受けていないものの方がデザインが豊富です。安全性もそれほど変わらないものが多いですので、船での使用以外の用途であれば認定品でないものを選ぶというのも良いでしょう。
価格と口コミをチェック
ライフジャケットは商品によって価格が様々です。使用頻度が高い場合には強度や耐久性も考え、ある程度の多めの予算を考えておくと良いでしょう。使用頻度が低い場合にはあまり高いものを買うのは経済的とはいえないため、やや安めのものを選ぶと思います。
そのようなときにはネットの口コミや評価を確認しましょう。使用者の声を知ることが出来、ある程度安全性や耐久性なども知ることが出来ます。
ライフジャケットおすすめランキング・15位〜11位
特に人気の高いライフジャケットの中から、安全性・機能性・価格に優れたものを15点厳選しました。独自の基準を採用した完全オリジナルのランキングです。様々なタイプのライフジャケットをバリエーション豊かに取り揃えました。
15位:Eyson インフレータブルライフジャケット
水に触れると気体が充満して浮袋になるベルト式のライフジャケットです。フリーサイズなのでウェスト110cmまで対応しており、体重は110kgの人まで使うことが出来ます。
外側のカバー部分と内側の気室部分を取り外して洗えるので、お手入れも楽にできます。自動でも手動でも膨らませることが出来、ホイッスルも付属しています。
14位:SuperSunny ライフジャケット
誤作動のない手動膨張タイプのベルト式ライフジャケットです。紐を引くだけで膨らみ、空気が足りないときには吸気口からふくらませることが出来ます。完全に膨張した状態でもわずか500gという軽量さとカラーバリエーションの豊富さが魅力の商品です。
13位:リーフツアラースノーケリングベスト スリム RA0402
フィット感が高いスリムなシルエットで、従来のものよりも浮力を抑えてさらにフィット感を高めています。スノーケリングの際に使用するものですが、浮力が十分に高いためライフジャケット代わりに使用している人もいます。
12位:Rrtizanライフジャケット インフレータブル
スッキリとしたシルエットでスタイリッシュな印象のライフジャケットです。なめらかな肌触りなので快適に着用することが出来ます。普段は小さくたたんで持ち運ぶことが出来、ふくらませるときには10秒で完了します。