カヤックに乗っているときに、ついうっかりパドルを落としてしまったら大変です。そんなときにパドルの流出を防いでくれるのがリーシュコードです。リーシュコードをつないでおけばパドルを簡単にたぐり寄せることができます。
リーシュコードの選び方や自作よりも専用品の方が優れている理由、そしておすすめのリーシュコードランキングもご紹介します。
リーシュコードはパドル流失を防ぐ最大の味方
リーシュコードはパドル流出をふせぐために絶対必要なアイテムです。リーシュコードの重要性を確認しておきましょう。
リーシュコードをパドルとつないでおこう
リーシュコードでパドルとカヤックをつないでおくことによって、仮にパドルを放してしまっても流出を防ぐことができ、カヤックから伸びるコードをたぐり寄せることで手元に戻すことができます。
リーシュコードがなかったらどうなるか
もしリーシュコードを取り付けていなかった場合、パドルはほぼ確実に流出してしまいます。流れのある川はもちろん、海でも波に乗って手の届かないところに消えてしまうでしょう。
カヤックはパドルがなければただの板ですから、自力で岸に戻るということはできないと考えてよいでしょう。暑い季節であればカヤックを押しながら泳ぐことも可能ですが、流れの速い川では難しくなります。
リーシュコードはまさに「命綱」といってよいでしょう。
リーシュコードは自作よりも購入した方がよい
リーシュコードは一見簡単そうな作りになっているため自作している人もいますが、自作するよりも購入する方がおすすめです。その理由を見ていきましょう。
自作品の材料は
とにかく安く仕上げようと思えばいくらでも安く出来るのが自作のよいところです。カールコードタイプの携帯用ストラップ、ベルクロテープ、カラビナがあれば良いので、全て100均でそろえることも可能ですし、最低限ヒモさえあれば作れてしまいます。
ホームセンターなどに行けば両サイドにループのついたワイヤーコードを数百円で購入することもできます。総額で1,000円以内でリーシュコードを作るということも十分可能です。
自作品より既成品を購入した方がよい理由とは
自作はいくらでも安く抑えることができるというメリットがありますが、やはり強度や安全性、耐久性を考えると既成品を購入した方がよいでしょう。
自作する際にはアイデア通りのパーツがあるかどうか、コードの長さは十分かどうか、強度や耐久性はどうか、安全性はどうかなど、チェックするポイントが非常に多いです。一度作ってみたが出来に不満で作り直しということになるとさらに費用がかかります。
既成品の場合はすでに安全性や耐久性などの問題はクリアしていますし、しっかり選んで購入すれば買い直す必要もありません。また、1,000円以内で購入できるコードも多いため、自作するメリットがほとんどないことがわかります。
リーシュコードの種類と選び方
リーシュコードには種類があるため、選ぶ際のポイントになります。また、それ以外にも選ぶときにはさまざまなポイントがありますので、チェックしてみましょう。
ストレートかカールコードかを選ぼう
リーシュコードにはストレートのワイヤーを使ったものと、カールコードを使ったものがあります。ストレートタイプはパドルを放してしまったときにたぐり寄せやすいというメリットがありますが、常に長い状態なのでやや邪魔になるというデメリットもあります。