自転車に乗るときにはさまざまな小物が必要になることがあります。エネルギー補給用の軽食やパンク用の修理用品、雨具などを入れるために自転車用のバッグを使いましょう。自転車用バッグには種類が5つあり、それぞれに特徴があります。
どれを選べばよいか選び方をチェックしましょう。また、おすすめの自転車用バッグランキングもご紹介します。
サイクリング用バッグの種類をチェック
自転車用バッグは取り付け位置によって5つの種類があります。それぞれの収納力やメリットなどの特徴を見ていきましょう。
サドルバッグ
サドルの下につけるのがサドルバッグです。最も小さいため、あまり重くしたくないロードバイクなどで役に立ちます。雨具、交換チューブ、軽食、ポンプなどを入れる人が多いです。ただし大きいサイズのサドルバッグも人気があります。
フレームバッグ
フレームに取り付けられるのがフレームバッグです。主にサドル前方のボディに取り付けることが多いです。走りながら物が取り出せますし、サドルバッグよりも容量が多いため多くのものを入れることができます。
フロントバッグ
フロントバッグは「ママチャリの前カゴ」をイメージすると取り付け場所がよく分かると思います。ですが前カゴよりもすっきりしてスタイリッシュに見えるというのがメリットです。
他のバッグに比べてバッグが視界に入っているため、ものを入れやすく取り出しやすいのが特徴です。
サイドバッグ
後輪の両サイドにセットするのがサイドバッグです。自転車で長旅をする人には必須アイテムといってよいでしょう。他のバッグに比べて格段に容量が大きいため、宿泊用の着替えや毛布などを入れることもできます。
バックパック
5種類の中で唯一自転車に取り付けないタイプのバッグがバックパックです。普段使いできるというのが最大のメリットで、自転車を降りてもそのまま荷物を持って運ぶことができ、容量もさまざまなものから選べます。
防水性が高く、空気抵抗を減らすような形状をしているものがおすすめです。中にはリュックタイプではなくメッセンジャーバッグを使用する人もいます。メッセンジャーバッグは口が大きく開くため便利です。
サイクリング用バッグの車種と状況による選び方
乗る車種や状況・用途によってサイクリング用バッグの選び方は変わります。状況ごとの選び方をチェックしてみましょう。
ロードバイクは軽いサドルバッグがおすすめ
レースのときにバッグを使う人はいませんが、練習のときなどにはサドルバッグが重宝します。特にパンクしたときのために交換用のチューブなどを入れておくと便利です。
ロングライドはサドルバッグやフレームバッグ
日帰りのロングライドのときにはサドルバッグやフレームバッグが便利です。交換用チューブの他ポンプ、雨具、補給食、ライトなどを入れると良いでしょう。
荷物が多いときにはバックパックやサイドバッグ
通勤・通学などに自転車を使う場合、荷物が多いときにはバックパックやサイドバッグを使いましょう。そのまま学校や職場に持っていかれるバックパックは非常に便利です。あまり大きすぎるバックパックを背負うとバランスが悪くなるので注意が必要です。
宿泊ありのロングライドをするときには大容量サイドバッグ
宿泊ありのロングライドをするときには容量の大きなサイドバッグを使いましょう。サイドバッグだけで入り切らない場合にはバックパックと併用するとベストです。両サイドの重さのバランスが取れるようにパッキングしましょう。
街乗り用にはおしゃれなデザインのバッグがおすすめ!
スポーツ用ではなく、街乗り用のシティサイクルやクロスバイクなどに使うのであれば、おしゃれなデザインのサドルバッグやフレームバッグがおすすめです。本革製やキャンバス生地のバッグはシックな印象やヨーロピアンな印象を与えてくれます。