一日中デスクワークをしているという人にとって一番気になるのが運動不足です。座っているだけで運動ができたりストレッチが楽にできたりする方法があれば理想的です。
今回はそんな方におすすめのアイテムで、座っているだけでバランス感覚や体幹筋を鍛えることができ、ストレッチ効果もあるというバランスワンのフィットネスチェア(ワブリー)をご紹介します。
使い方が簡単でいくつもの活用法があり、カラーリングやデザインも洗練されているのでインテリアとしても利用できる魅力的な商品です。
バランスワンのフィットネスチェア(ワブリー)とは
バランスワンのフィットネスチェア(ワブリー)の形状やサイズ、素材などをチェックしてみましょう。
フィットネスチェアの形状の特徴をチェック
フィットネスチェア(ワブリー)は円柱状で、地面に立てて置くのが基本となります。片側の底面は平らですが、もう片方の底面はドーム型の曲面になっており、曲面側を下にして座ります。
逆に平らな面を下にして座っても、曲面がそれほど急ではないため違和感無く座ることができます。
フィットネスチェアのサイズをチェック
フィットネスチェアのサイズは直径30cm・高さ40cmです。
高さ40cmというとハイテーブルやパソコンデスクに合わせてもちょうどよいくらいの高さです。テーブルとセットになっているチェアの座面の高さが40〜45cm程度なので、ほとんど変わらないサイズ感だといえます。
また直径30cmというのは座ったときに非常に収まりがよく、大きすぎず小さすぎないのが魅力です。
重さは2.5kgあり、持ち運びは楽にできますが座ったときにはしっかり安定してくれる重量感です。あまり軽すぎると安定感がないように感じますが、このフィットネスチェアは絶妙な安定感が魅力です。
フィットネスチェアの素材をチェック
フィットネスチェアの外周部分はEVA素材を使用しています。適度なクッション性がありながらやわらかすぎない感触です。サイドから押してもつぶれないしっかりとした作りになっているのが特徴です。
このフィットネスチェアは立てて座るだけでなく横にして体重をかけて転がすこともあるため、つぶれないようにできているというのは非常に重要なポイントです。
カラーリングは3種類
カラーリングはオレンジ・グリーン・ブラックの3種類が用意されています。
オレンジとグリーンは外周がオレンジ(あるいはグリーン)で上下がブラックになっており、スタイリッシュでおしゃれな印象です。
ブラックは全体が黒で鮮やかな赤い縁取りがクールな印象をかもし出しています。どのカラーリングも非常に発色がよく、購入者の満足度も高いです。
見た目はおしゃれなスツール
フィットネスチェアの見た目はほぼ完全に円柱状なので、パッと見はおしゃれなスツールそのものです。そのため、リビングのローテーブルに合わせておいたり、ソファのオットマンとしておいたりしても違和感がありません。
3パターンの座り方ができる
フィットネスチェアは3通りの座り方ができます。トレーニングで使う際はドーム型の面を下にしておきます。
底面を逆にして平らな面を下にすれば、動かない安定した状態で座ることができますし、横にした状態で座ることもできます。ローテーブルに合わせたいときには横向きにすると良いでしょう。
軽量かつコンパクトで耐荷重性も高い!
バランスワンのフィットネスチェアは非常に軽量でコンパクトです。2.5kgという重さですが、一般的なダイニングチェアは3kg以上ありますので、かなり軽いといえます。
軽量コンパクトながら、200kgもの耐荷重性を持ち、世界トップクラスの認証試験であるSGS試験合格のシールも貼ってあります。
一般的なダイニングチェアでも耐荷重性は80〜150kg程度ですので、このフィットネスチェアは耐荷重性が非常に高いことがわかります。通常のトレーニングやフォームローラーとして使ったり、スツールとして座ったりする上では強度の問題は全くありません。
フィットネスチェア(ワブリー)の持つ効果をチェック
フィットネスチェア(ワブリー)の持つ効果をチェックしましょう。通常のフィットネス用のチェアとは一味違う効果があります。
バランス感覚を養う
フィットネスチェアのドーム側を床に置いて座ると体重をかけた方にゆらゆらと揺れることがわかります。まっすぐ安定した状態で座るにはバランス感覚が必要になり、座っているだけでバランス感覚を養うことができます。
バランスボールに座るのと似たような感じですが、こちらの方が省スペースなので便利です。
座った状態でバランスを取るには、ふくらはぎ・太もも・お尻・背筋・腹筋とさまざまな筋肉を使います。そのため、数十分座っただけで筋肉に張りを覚える人も多いです。
楽に座れるようになったときには背筋や腹筋、大殿筋などがかなり鍛えられているでしょう。
体幹トレーニングができる
バランス感覚を養う中で、体のコアに近い筋肉である体幹筋を鍛えることができます。体幹筋は普段の筋トレでは十分に鍛えることができませんが、フィットネスチェアを使えば効率よく体幹トレーニングができます。
ストレッチの補助に
円柱状のフィットネスチェアを立てて使用するのではなく、側面を床に置いて転がすように使うとストレッチの補助をすることができます。背中を乗せるように仰向けになって転がすだけで普段は難しい背中のストレッチも簡単に行なえます。
美尻効果が高い!
美容やスタイルアップの意識が高い方のなかでは、ヒップアップのためにバランスボールを使用している人が多いです。このフィットネスチェアを使って美尻トレーニングを行うことができます。
座って腰を中心にしながら円を描くようにするだけでも太ももからお尻のあたりが張ってくるのがわかります。また、以下の写真のようなエクササイズも取り入れてみましょう。
- フィットネスチェアの上に背中を乗せ、背筋を真っすぐ伸ばして地面と並行になるようにする(上の写真参照)。3秒静止。
- このような体勢で息を吸いながらお尻を下ろす。地面にはつけないこと。
- 息を吐きながらお尻を上げて地面と水平な状態にもどす。
- 1セット10回を目安にし、3セット行う
脳を活性化させる
デスクワークの際はずっと同じ体勢で仕事をしている人が多いです。また徐々に背中や首が曲がってきて正しい姿勢で座れずに首や背中に負担がかかってしまうということがあります。
そんなときにデスクチェアの代わりにフィットネスチェアを使用してゆらゆらさせるだけで、体を動かせるため脳が活性化します。長時間の作業で低下しがちな集中力や判断力なども回復し、リラックスにも効果的です。
最近ではデスクチェアとしてバランスボールを採用している企業もありますが、バランスボールよりも場所を取らず、安定して座れるため仕事中でも邪魔になりません。
筋膜リリースやヨガにも使用できる
フィットネスチェアを横にして転がすと、最近話題の筋膜リリースに使用したり、ヨガホイールとして動きの補助に使ったりすることができます。
トレーニング後の疲労回復を早めたり、体のコリをほぐして血行を促進したりする効果のある筋膜リリースは通常のストレッチなどでは難しい技術です。フィットネスチェアをストレッチローラーとして使えば筋膜リリースも簡単に行なえます。
筋膜リリースをすることで筋肉の緊張が取れて血行が良くなり、コリの改善・基礎代謝の向上・冷え性の改善・むくみの予防などの効果があります。
フィットネスチェアは口コミでも非常に高評価
バランスワンのフィットネスチェア(ワブリー)は通販サイトなどの口コミでも非常に高い評価を得ています。実際に使用した人がどのような感想を持っているのかをチェックしてみましょう。
バランスボールよりも場所を取らないので良い
以前はバランスボールを使っていましたが、サイズが大きくて運動するスペースをとりますし、保管場所にも困っていました。いちいち空気を入れたり抜いたりする手間が面倒で使わなくなってしまいました。
このフィットネスチェアはすっきりとした形で場所も取らず、椅子としても普段使いできるので非常に良いです。毎日乗っていますが、使い始めは筋肉痛があったものの今ではあまり気にならなくなってきました。筋力がアップしたのを感じます。
多くの用途に使えて便利
座ってバランスをとるだけでなく、お風呂上がりのストレッチや運動後の筋膜リリースにも使えて非常に便利です。フォームローラーを買おうか悩んでいたのですが、この商品を買って大正解でした。私の部屋にもよくなじんでいて、インテリアとしても優秀です。
バランスボールを使うならこれを買う方がおすすめ
バランスボールを買おうか、ストレッチポールを買おうかと悩んでいたのですが、このチェアを買って大正解でした。ちょうどフォームローラーも欲しかったところだったので、一つで全部の用途で使えてしまうのでとても便利です。
妻がヨガをするときにも使っています。バランスボールを買おうと思っている方はこのフィットネスチェアをおすすめしたいです。
購入してみました!
口コミ効果が高く非常に期待できる商品だったので購入してみました。購入を検討している人に向けて、どんな商品なのかを詳しくお伝えできればと思います。
早速梱包しているダンボールには取っ手が付いています。どこかに持ち運ぶことは少ないと思いますが、抱えて運ぶ必要がないのでちょっとありがたいですね。
ダンボールを開けるとその上に説明書が1枚添えられていました。ダンボールのサイズは、商品が動かないよう幅ギリギリになっていました。
商品に傷が付かないよう柔らかいラップが側面に巻かれていました。取り出してみましょう。
フィットネスチェア本体
今回購入したのがこちらのブラックになります。縁に赤色が入っていてとても綺麗です。それ以外のオレンジ・グリーンの2色では側面に色が入っています。
逆さの状態で撮影しています。本来、ドーム型になっている方を底にして、バランスワンのロゴが入った平たい面に腰を下ろしてバランスをとります。
説明書
説明書は前述したように1枚のみです。これは以前スライドボードを紹介させてもらった時もそうでしたが、使用方法が単純なので最低限の記載のみにしているのでしょう。
商品説明のほか、フィットネスチェアを使用したトレーニング、筋膜リリースを行うためのフォームローラーとしての使い方、ヨガホイールとしての使い方が図で記載されています。
使用してみました!
実際に座って使用してみました。様々な効果が期待できるので使用してみてどうだったか、1人のユーザーとして感じたことをお伝えします。
座った感想は?
ドーム型になっている面を底にして座ってみました。転がっていくことがないのでバランスボールほど揺れることはありませんが、適度な揺れが感じられます。
より不安定にしたい時は狭いスタンスを取ってみたり、床と接するのを片足だけにしてみたり、足を浮かしたりするのも良いかもしれません。
日本人が1日に座っている時間は世界最長といわれ、一時は「座りすぎ問題」として取り上げられることもありました。私のようにパソコンに向かって作業する人にとって、座りながらも体を動かせるというのはありがたく、健康面から見てとても良い商品といえるでしょう。
バランスボールも使用したことがありますが、安全面を考えると明らかにフィットネスチェアの方が良いでしょう。常時不安定なバランスボールと違い、フィットネスチェアは使用しない時は安定した状態を保ちます。万が一、家の中で足が当たっても倒れていく心配がありません。
上下を逆にすると安定した椅子に!
今度はドーム型になっている面を上にして座ってみました。ドーム型になっていることは全く気にならず、むしろこちらの方がお尻にフィットしているように感じます。
普段使いしている椅子の変わりにフィットネスチェアに座り、机に向かってみると高さがほとんど変わらないので非常にマッチしています。
デザインも綺麗なので、色違いの椅子として普段使いするのもオシャレに映りますね。
フィットネスチェアを使用してトレーニング
フィットネスチェアでの主となるトレーニングは、バランスボール同様腰の上下運動、横運動になります。それ以外にも沢山のトレーニングにフィットネスチェアを取り入れることで高負荷をかけることが出来ます。
フィットネスチェアは揺れがあるので、フィットネスチェアの上に腕を置いて腕立て伏せをすると体がブレるので、インナーマッスルを鍛えられます。腕でなく足を置いても同様に効果が得られます。
他にも手足4点をフィットネスチェアに置く4点バランスなど、応用したトレーニング方法は探せば無限に出てくるでしょう。
トレーニングとしての使用方法はバランスボールとほとんど変わらないので、バランスボールの動画を参考にすることでトレーニングの幅が広がるでしょう。
フォームローラーとして使用
一般的なフォームローラーは直径は15cmくらいのものが多いですが、こちらは直径30cmなので大柄なサイズです。ですが問題なく使用することが可能です。
筋膜リリースを行う度にフォームローラーを用意する必要がなく、リビングにある椅子をそのまま使用することで使用可能なので便利です。
ストレッチに使用
バランスワンの公式アカウントから公開されているフィットネスチェアの動画後半でも紹介されていますが、ストレッチにも使用可能です。
ストレッチの支えにしたり、フォームローラー同様、横に倒して回転を利用しながらストレットすることもできます。
1つのトレーニンググッズで使用方法が複数あるのがバランスワン商品の良さだと思います。フィットネスチェアもまさにその中の1つといえますね。
フィットネスチェアの使用上の注意
フィットネスチェアを使う際に注意しておきたいポイントをまとめておきましょう。正しく使えば非常に効果的なフィットネスチェアも、使い方を間違えると効果が出ないばかりか怪我をする恐れもあります。使用上の注意をしっかり守って正しく使いましょう。
上に立ち上がるのはNG!
フィットネスチェアをバランスボールの代わりに購入するという人は多いですが、上に立ち上がるのはNGです。バランスボールに比べやや固めの作りなので曲面がつぶれずに常にゆらゆらと不安定になっています。
それがフィットネスチェアの利点なのですが、支えなく上に立つと転倒による怪我などの事故につながります。上に立ち上がってのエクササイズや台として棚の上のものを取るときに使うことは決してしないようにしてください。
傾けすぎないように注意
フィットネスチェアは20度まで傾けて使えるようにできています。前後左右どの方向に倒しても良いですが、20度を超える角度で倒すと転倒することがあります。
体重をかけすぎてフィットネスチェアがスリップし、思わぬ怪我をすることがありますので注意してください。
小さいお子様やご高齢の方が使う場合は補助を
ご高齢の方のリハビリで使う場合や小学生などの小さいお子様が使う場合には、できるだけ補助をつけるようにしてください。
特に小さいお子様にはやや高い場合がありますし、普通に座れたとしてもふざけて遊んでしまったり、上に立ち上がったり傾け過ぎたりする場合があります。保護者の監督のもとで使用してください。
床の素材によっては滑りやすくなる
大理石などの石製の床や滑りやすいフローリングの床で使用する場合、傾ける角度によってはスリップしてしまうことがあります。通常の使用であれば問題ありませんが、20度の限界ギリギリまで傾けることの無いようにしてください。
もしできる限り傾けたいという場合にはすべり止め用にマットなどを利用しましょう。
過度のストレッチや筋膜リリースは避けよう
柔軟性をより高めたい場合や疲労やコリを早く解消したい場合にストレッチや筋膜リリースをやりすぎてしまうことがあります。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」という言葉がある通り、やりすぎると逆効果になり、筋肉の損傷などにつながる場合があります。適度な負荷、適度な回数を心がけましょう。
メンテナンス方法もチェック
フィットネスチェアのメンテナンス方法も確認しておきましょう。
拭くだけで簡単に汚れが落ちる
外周にEVA素材を使っているため、固く絞った濡れぞうきんなどでさっと拭けばすぐに汚れが落ちるというお手入れの簡単さも魅力です。汗をかいた体で乗ったり筋膜リリースをしたあとには必ず拭いておくようにしましょう。
直射日光に長時間あてないようにしよう
EVA素材の特性上、直射日光に長時間当てることは避けましょう。EVA素材は直射日光や高温にはあまり強くないため、色が抜けてしまったり表面の材質が劣化してしまったりします。また水で丸洗いするのも避けておきましょう。
まとめ
バランスワンのフィットネスチェア(ワブリー)は座ってゆらゆら動くだけでバランス感覚や体幹筋を鍛えることができ、ストレッチやヨガ、筋膜リリースまで行うことができる便利な商品です。
用途の広さに定評のあるバランスワンの商品だけに、「1粒で2度おいしい」どころか、3度も4度もおいしく活用できる便利なアイテムです。インテリアとしても違和感なく置けるおしゃれなカラーリングとすっきりした形なので、複数個購入する人もいるほどです。ぜひご家庭に導入を検討してみてはいかがでしょうか。胸を張っておすすめできる商品です。