なかなか治まらない肩こりの解消法とは?
「肩こり解消法」と検索するとかなりの数のWEBサイトがヒットします。それだけ肩こりに悩んでいる方が多いのでしょう。
成程、どの解消法も効果的な感じがするのですが、症状が一旦は治まるものの効果が長続きしなかったり、すぐにぶり返してしまったり。決定的な解決策に出会えない方が多いのではないでしょうか。
そんな悪循環とも言える状況から、一刻も早く抜け出せるような手段はあるのでしょうか?
どんな方法を試しても解消出来なかった、そんな重い肩こりに悩んでいる方に試してほしいのが「肩甲骨ほぐしストレッチ」です。
これがなかなか効果的な方法で、肩を揉んでも回してもほぐれなかった方々の肩こりも解決出来るかもしれません。
肩甲骨の動きが悪い原因は呼吸にアリ
肩甲骨は、ご存知の通り、肩や腕を上げたり下げたりする時に動く骨です。
胸郭、つまり肋骨をベースにして滑るように稼働する骨で、元々は新陳代謝や呼吸によって胸郭が縮んだり、広がったりする時にも動いていました。しかし現代人は呼吸が浅くなってしまったために、無意識下ではその動きが悪くなってしまっているのです。
これは悪い傾向です。肩甲骨の動きが鈍くなれば、連動している筋肉もあまり動かなくなってしまうのです。
肩甲骨周辺の筋肉について
肩甲骨周辺の筋肉といえば、次のような部位になります。
- 僧帽筋(そうぼうきん)
- 肩甲挙筋(けんこうきょきん)
- 菱形筋(りょうけいきん)
肩甲骨の動きが悪くなるとこのあたりの筋肉の動きも鈍くなり、結果的に肩こりの原因になります。
逆に言えば、胸郭を良く動かしてやれば肩甲骨とその周辺の筋肉の動きは改善し、肩こり解消の手立てになります。根治につながる可能性がある、という訳ですね。