ボクシング用のサンドバッグといえば、ボクサーがジムで使用する本格的なアイテムのイメージがありましたが、近年はその在りかたが大きく変化しています。
ボクササイズなどの人気によって自宅で気軽にトレーニングする為のサンドバッグが注目を集めています。
また本格的に体を鍛えたいという人向けにも、しっかりした作りのサンドバッグが販売されています。
トレーニング器具で有名なファイティングロードや格闘技用品で人気のマーシャルワールドなど、多くのブランドもサンドバックを発売していますね。
そこで今回は自分に合ったトレーニング・エクササイズが出来るようにサンドバッグの選び方をしっかり伝授します。おすすめの人気ランキングもお見逃しなく!
ボクシング用サンドバッグの種類を決める
ボクシング用サンドバッグを選ぶには、まず最初にサンドバッグの種類を決めることとなります。
使いやすい吊り下げタイプ
ジムなどで目にするのは吊り下げタイプのサンドバッグです。全ての方向から打ち込むことが出来、強い打撃にもしっかり対応します。
問題となるのは吊るすスペースで、耐久度の低い場所にサンドバッグを吊るしてしまうと天井ごと抜けてしまうので注意が必要です。
自宅天井に設置する場合は天井部分の耐久度をしっかり把握したうえで吊り下げるようにしましょう。
自立するスタンドタイプ
自立して立つタイプは場所を選ばずに設置出来るので、自宅のサンドバッグとして優秀なものです。
なかなか自宅で吊り下げ式のサンドバッグを吊るす場所が確保出来ないという人に一押しのスタイルです。
デメリットとして、動いてしまうということが挙げられます。厚めのタオルや滑り止めシートを利用するなど工夫が必要になるでしょう。
またスタンドタイプは、打撃の際の音も小さくコンパクトにまとめられているので使い勝手が良いと人気を集めています。
ボクシング用サンドバッグの選び方
吊り下げタイプがいいのかスタンドタイプがいいのかを決めたら、自分に適切なサンドバッグを選ぶために細かい条件もチェックしていきましょう。
重いサンドバッグはスキルの向上用に
重量のあるサンドバッグは負荷が大きい為に、本格的な筋力トレーニングに向いています。
重いサンドバッグはパンチの際に手にかかる負担や衝撃も大きくなり、怪我に繋がるので初心者にはおすすめ出来ません。重さが増えるほど負荷も大きくかかります。
また重量のあるサンドバッグは動きにくく連続的な攻撃をしやすいというメリットもあります。スキルの向上に向いているタイプです。
しかし、吊り下げタイプの場合は鉄筋などの丈夫な吊り下げ場所が必要です。木造の家に吊るのは危険なので注意が必要です。
軽いサンドバッグは軽快な動きにおすすめ
軽いタイプのサンドバッグは、動くことが特徴といえます。動き回るサンドバッグを捕らえたパンチの練習が出来ます。またディフェンスのトレーニングにも役にたちます。
初心者は負荷も少ないので軽めのサンドバッグがおすすめです。フットワークが必要となってくるのでダイエットや健康の為のエクササイズとしての利用にも向いています。
吊り下げタイプの場合は軽い分天井への重負荷は少ないですが、キックやパンチ時の揺れが大きくなるので天井への負荷は決して少なくありません。取り付ける際は十分に耐久性の確保できる場所を選びましょう。
長さのあるものはキックのトレーニングも可能
吊り下げるタイプのサンドバッグでは、一般的に重量の重いものは長く、重量の軽いものは短く作られています。またスタンドタイプも長いタイプと短いタイプに分かれます。
長いサンドバッグを選べば、キックのトレーニング・エクササイズも出来るようになります。
自分がどのようなトレーニングをしたいのかで形を選択するようにしましょう。
使用されている素材にこだわる
サンドバッグの素材をよく見てみると、合皮皮革のものと本革のものがあります。それぞれのメリットやデメリットを比較してみましょう。
まずは合皮素材の特徴は下記のようになります。
- ポリ塩化ビニールやポリウレタンなどを使用
- 見た目は本革と変わらない
- 撥水性があり汚れにくい
- 価格がリーズナブル
- 劣化しやすい
そして本革の特徴は下記のようになっています。
- ヒット時に良い音が鳴る
- 通気性が良い
- 叩き心地が良い
- 価格が高価
- 劣化しにくい
基本的には本革が使いやすくおすすめですが、さほど使用感が変わらないという意見も多く、自分の使用頻度や価値観で選びましょう。
サンドバッグの中身にこだわる
サンドバッグは外側よりも中身にこだわった方がいいでしょう。ダイエット目的や軽いエクササイズが目的なら空気の入った軽いものでも十分ではないでしょうか。
しかし本格的なトレーニングをしたい場合は、中身のしっかり詰まったタイプがおすすめです。
ヒットポイントがあるものはモチベーションが続く
サンドバッグの中には、キックやパンチの的が描かれているものがあります。またブランドロゴが的の代わりになることもあります。
的があれば集中力が高まり、トレーニングのモチベーションが続きやすくなるので、必要だと感じる人は購入時に確認しておきましょう。
スペースはないが吊り下げ型が欲しい
自宅にサンドバッグを吊るす場所が確保出来ないという人も多いのではないでしょうか。しかし吊るすタイプは本格的なトレーニングが出来て魅力的なものです。
自宅に吊り下げることが出来ないけれど、吊り下げタイプを使用したいという人は、サンドバッグ用のスタンドをおすすめします。
スタンドをセットしサンドバッグを吊り下げる形になります。ある程度のスペースを確保するだけで、どこでも吊り下げタイプのサンドバッグが使用出来るので便利です。
ボクシング用サンドバッグおすすめ人気ランキング12位~8位
ボクシング用のサンドバッグの選び方を確認したところで、おすすめのサンドバッグの人気ランキングを発表します。
多くの人が使いやすいと選んだサンドバッグはどのようなものなのでしょう。購入をお考えの人は参考にしてみてください。
12位:FIGHTINGROAD ファイティングバッグ
ファインティングロードのスタンド型のサンドバッグは、人体の感触に最も近い打撃感覚を実現した優れたサンドバッグです。
重量感や安定性、そして耐久性にも優れ、上級者の強いパンチやキックにも耐えられる作りとなっています。
土台部分に砂を入れて使用する構造で、砂を入れた状態の重量は90㎏と重く転倒の心配なく安全に使用できます。サイズは高さが180cmで幅は40cm、土台部分の高さは28cmで幅は60cmとなっています。
11位:ボクシング フィットネス 5サイズサンドバッグ
中身は自分の好きなものを入れることが出来るので、重量感を調節することが出来ます。レッドとブラックの2カラーデザインが人気で、吊り下げタイプのサンドバッグとなっています。
利用者の中には砂や布の他、スポンジなどを入れて使用している人もいるようで目的に合わせて中身を変えることが出来るもの魅力です。
価格が抑えられているので、リーズナブルにトレーニングを始めたいという人に一押しのサンドバッグです。
10位:パンチバッグ インフレータブル
空気を入れて使用するスタンドタイプのサンドバッグです。パンチやキックをすると一度倒れすぐ起き上がってくる構造なのでダイエットやストレス発散用におすすめです。
サイズがは150cmで中身が空気なので手や足への負担はなく女性も楽しく使用することが出来るのではないでしょうか。
軽量で耐久性の高い高品質のPVC素材が使われており、空気を抜けば場所を取らずに収納出来るのも魅力です。
9位:GREEM MARKET センチュリー ベースユニット
人体上半身のデザインが人気のスタンドタイプサンドバッグです。通常のサンドバッグとは異なり、ピンポイントで攻撃が出来る実践的な形状です。
素材にはウレタンフォームを充填し耐久性を上げた高強度プラスチゾル体(塩化ビニール樹脂)を使用しています。
高さは自由に変えることが出来、利用者からはパンチやキックを当てる感覚が身につくと好評です。
8位:マーシャルワールド トレーニングバッグ1200
人気格闘ブランドマーシャルワールドの吊り下げるタイプのサンドバッグです。デザイン性に優れ本格的な使用感が人気です。
サイズは長さが120cm、幅が40cmで重量は40kg と大きめです。素材は合皮で内部には強化シートが採用されているので耐久性も高く作られています。
ボクシングジムにあったサンドバッグと打った時の感覚が同じだったという声も寄せられています。
ボクシング用サンドバッグおすすめ人気ランキング7位~4位
ボクシング用サンドバッグの人気ランキング7位~4位には自立可能なスタンドタイプが選ばれています。
気軽に使用出来るスタンドタイプは人気が高いですね。
7位:エアーサンドバッグ
空気を入れるタイプのスタンドタイプサンドバッグです。下部には水や砂を入れて固定出来ます。
素材に耐久性の高いPVC素材を使用し生地は厚めに作られているので空気が漏れる心配も殆どありません。表面部分は滑り止め加工が施されており、打撃をしっかり受け止めます。
また超高密度の衝撃性パッドを採用しているの手や足にかかる負担も少なく、弾力性の高いパンチやキックを楽しむことが出来ます。サイズは長さが150cmで重さは700gです。
6位:WILD FIT Yベーススタンドサンドバッグセット
ワイルドフィットのサンドバッグ、パンチボールのセットです。大人から子供まで本格的なトレーニングが可能です。
リズムやスピード感を養うことが出来るパンチングボールが付いており、床からの高さは10cm程になります。
吊り下げるスペースの心配なく使用できるのも良いですね。スタンドサイズは幅152cmで奥行きが134cm高さが211cmです。またサンドバッグのサイズは150cmで幅は40cmです。
5位:エアーサンドバッグ スタンディングバッグ
大人から子供まで楽しめる点数的付きのサンドバッグです。素材は耐久性の高いPVC素材を採用し、超高密度衝撃性パッドを使用することで手や足の衝撃を大きくカットしています。
下部に水や砂を入れ使用する構造で、厚手に作られているので破損の心配なく楽しくことが出来ます。
サイズは長さが160cmと長くハイキックなども出来るので運動不足の解消やストレス解消にもおすすめです。
4位:エアーサンドバッグ トレーニング ストレス解消
空気を入れて自立するスタンドタイプのサンドバッグです。カラーはゴールドとブラックの2種類から選択可能です。
耐久性の高いPVC素材を厚手に使用し空気の漏れを防いでいます。また手や足への負担も小さいので子供から大人まで幅広く使用可能です。
サイズは長さが160cmで重量は300gとなっています。収納時は空気を抜くことでコンパクトに畳め、持ち運びも楽です。
ボクシング用サンドバッグおすすめ人気ランキング3位~1位
ボクシング用サンドバッグのランキング上位は本格的なトレーニングが出来るサンドバッグが選ばれています。
3位:CAMPSOR サンドバッグ サンドバッグ
本格的なトレーニングをしたい人向けのスタンドタイプのサンドバッグです。サンドバッグには木屑や布が詰まっており、下部に水や砂を入れるだけですぐに使用出来ます。
サイズは大きめの160cmで、パンチからキックまで叩き心地の良いサンドバッグとなっています。
組み立てが楽で、好きな場所ですぐにトレーニングを始められるのも人気のポイントです。
2位:FIGHTINGROAD サンドバッグ ハードタイプ
プロ格闘家などのアドバイスを受け作り上げたこだわりのサンドバッグです。職人による国内仕上げで、素材には合皮の高級レザーを使用しています。
中身には細かく裁断した布が詰まっており、底部分に補強ベルトを用いるなど強度に特化した裁縫となっています。
サイズは長さが100cmで幅は40cmです。重量は40kgです。本格的なトレーニングをしたい中級者から上級者におすすめのサンドバッグです。
1位:WILD FIT サンドバッグ
吊るすタイプの本格派サンドバッグが1位に選ばれています。中身がしっかりと詰まっており強い衝撃にも耐える耐久性を持っています。
また長期間の仕様でも変形せず、叩き心地や蹴り心地が良いと人気を集めています。重量感があるので中級者から上級者向けのサンドバッグです。
サイズは長さが150cmで幅が40cmです。重量は45kg~50kgと重めに作られています。
自分に合ったサンドバッグで効率よく身体を鍛えよう
ダイエット用やストレス発散から本格的なトレーニングまで、サンドバッグの利用目的は1人1人違います。
吊り下げる場所や設置場所を決めて、自分の目的にあったサンドバッグを選択し快適にそして安全にトレーニングを楽しんでいきましょう。