自転車にはミラーが標準でついていません。自転車のバックミラーは法令による装着義務はありませんが、ついていれば安全性が圧倒的に高くなるということは言うまでもありません。反面で、見た目を気にしてミラーをつけない人も多いのではないでしょうか。
自転車用のミラーの種類や、見た目・機能性・価格などの観点からの選び方を解説します。またおすすめの自転車用ミラーランキングもご紹介していきます。
自転車用ミラーの種類をチェック!
自転車用ミラーは取り付け位置によってさまざまな種類があります。それぞれに合う車種などもありますので、まずは種類をチェックしておきましょう。
グリップの内側に取り付けるタイプ
ハンドルのグリップの内側、真ん中寄りに取り付けるタイプが非常に一般的です。シティサイクルなど安全性を最優先したい場合はやや大きめサイズでシャフトが長く、高い位置にミラーが来るようなタイプが見やすいです。
クロスバイクなど見た目を気にする場合はシャフトが短めなものが多いです。ハンドルバーの上にミラーが来るタイプが一般的ですが、ハンドルバーの下側にミラーが来るようなものはミラーが目立たず見た目が損なわれません。
なお、グリップの根本近くに取り付けるものと、ハンドルバーの中央近くに取り付けるものがあります。
バーエンドに取り付けるタイプ
グリップバーのバーエンドに取り付けるものはコンパクトなので見た目がよいというメリットがあります。
バーエンドに差し込むタイプやクランプでグリップの端に取り付けるものが多いですが、バーエンドにミラーを貼り付けるタイプもあります。マウンテンバイクはこのタイプの方がよいでしょう。
またロードバイクの場合もこのタイプの小さく軽量なものがおすすめです。ミラーを購入するときには、ストレートハンドル、ブルホーンハンドル、ドロップハンドルなど、自分の自転車のハンドルに対応しているかどうか確認しましょう。
フレームに取り付けるタイプ
ハンドルバーではなく、フレームに取り付けるタイプもあります。ハンドルの下辺りにミラーが来るような形になり、意外と目立たないのがメリットです。
変わり種もチェック!
自転車用のミラーというと自転車に取り付けるというのが一般的ですが、運転者自身がミラーを身に着けてしまうという変わり種もあります。
メガネやアイウェアに取り付けるタイプは目線の移動距離が少ないため、前方から視線をほとんど動かすこと無く後方を確認できるので便利です。