プロ野球の山田哲人選手は、幾度となくトリプルスリーを達成した野球界のレジェンドです。彼の場合、技術面の高さも大きく関係していると思いますが、素晴らしい成績はそのムキムキボディも関係しています。
特別なトレーニングメニューがあるのか、食事制限をしているのかと、ファンならずとも気になりますよね。各種メディアでも騒がれている山田哲人選手のムキムキボディの作り方やてトレーニングメニュー、更には食事内容まで徹底調査しました。
山田哲人も意識的に取り入れた体幹トレーニング
特に山田哲人選手が野球上達にも効果があると実感しているのが、「体幹トレーニング」です。体幹トレーニングは、体の主軸となる部分を鍛えるトレーニングです。
体幹を鍛えることで身体のブレが少なくなることで力強いボールが飛ぶようになります。またバッティングだけでなく、守備でも生かされていると語っています。
山田哲人が行う体幹トレーニング:水の力で体幹を鍛える
これは水の特性を生かした体幹トレーニングです。
左右に振ると水が流動し、予測しないタイミングで体に負荷がかかります。身体はそれに順応しようと筋力を働かせますので、アウターマッスルとインナーマッスルを同時に鍛えることが出来ます。
また水を止めようとバランスを取る力も、体幹を鍛えるのに効果的です。
山田哲人がパワーをつけるために行ったウェイトトレーニング
2016年にデッドボールで戦線離脱をしたり、シーズン終盤にスタミナ不足を感じたことから「ムキムキになる!」という宣言をしました。
山田哲人選手はとにかく力任せにパワーで打つタイプではなく、スウィングスピードと正確なバッティングで安定した打率を誇る選手です。
ですが、飛距離を飛ばすためのパワーもつけたいと語っています。
飛距離を飛ばすためのウェイトトレーニングメニュー
山田哲人選手のように、バッティングの飛距離を上げたい人にオススメのメニューをご紹介します。
- スクワット:股関節周りの筋肉や背筋の強化ができる
- ウォーキングランジ:腸腰筋の強化ができる
- サイドランジ:股関節周りの筋肉の強化
- ワンハンドダンベルローイング:広背筋・三角筋後部・僧帽筋の強化
- ツイストクランチ:腹筋の強化
- ベンチプレス:胸筋の強化
- ケトルベルスイング:全身の筋肉の連動性を高める
バッティングに必要な股関節と胸回りの筋肉を鍛えることで、飛距離が伸びると言われています。
体幹トレーニングでは上半身が中心となってきますが、ウエイトトレーニングを加えることで下半身を強化することができます。
下半身強化のためのウエイトトレーニング
山田哲人選手は、下半身強化も同時に行っているようです。
特にバッティングをするには、上半身の力だけでなく下半身も強くなくてはいけません。特に大切なのは、股関節回りです。ハムストリングスや殿筋、そして内転筋がしっかりしていないと、力の伝わりに曲がりが出てきます。
体の捻転差をしっかり操れている山田選手は、股関節まわりをしっかり鍛えているのではないでしょうか。
山田哲人が行っているその他のトレーニングメニュー
トリプルスリーを獲得するほどのハイスペック筋肉を持っている山田哲人選手は、様々なトレーニングを取り入れて肉体や野球技術を強化しています!
手首を鍛えるリストローラー
手首の強さは、守備や早急だけでなくバッティングにも必要です。
スウィングスピードが速い山田哲人選手ですが、手首の強さがそのスピードを支えているのです。
11種類のティーバッティングトレーニング
山田哲人選手といえば、上腕二頭筋のつき方がすごいんです。また、背筋も注目されています。
この上腕二頭筋や背筋ですが、バッティングをすることで鍛えられる筋肉でもあります。
山田哲人選手は身体の調整のために11種類のトスバッティング練習を行っていました。スウィングの数はあわせるとキャンプであれば1日500本以上のスウィングを行っていたことになります。
山田哲人選手が中でも一番効果を実感したというのが、打つ前にバットを八の字に振る「クロストス打撃」。
バットを振ることで体の中心の位置を確認した後に、そのポイントでボールをヒットさせるトレーニングです。
動体視力を鍛えるビジョントレーニングも!
山田哲人選手は、ベンチで眼球運動のトレーニングを行っています。ボールの見える範囲を広げ、球種に対応するためでしょう。
練習にも集中力
山田哲人選手は、日々の練習でもっとも大事にしていることを「集中力」だと語っています。
筋力トレーニングでも、動かしている筋力に集中することでより効果的に運動をすることが出来ます。