ゴルフには服装に関する規定がありルールを守ることで他のプレイヤーに配慮しながら快適にプレイを行うことができます。ゴルフの帽子はどのようなルールのもと着用しなければならないのでしょうか。
またゴルフの帽子にはたくさんの種類があるので何を基準に選べばよいのか悩んでしまいます。
今回は数あるゴルフの帽子の中でもゴルフプレイヤーが最も着用しているキャップタイプについて人気のおすすめ12選をランキングで徹底比較していきます。
ゴルフの帽子の種類や帽子についてのルールの解説を交えながらゴルフキャップの選び方をご紹介します。
ゴルフの帽子の種類
ゴルフ行う際に使用できる帽子の種類にはさまざまなタイプがあります。使用する季節や機能性によっても帽子のタイプが異なるのでどのような種類があるのかを把握しておくと役に立ちます。
キャップタイプ
ゴルフプレイヤーが最も着用している帽子がキャップタイプです。レイン素材や防水加工されているキャップもあり雨天時でも快適なプレイをサポートしてくれます。
ツバが大きく日差しを遮断するためボールが見えやすく、雨でキャップが濡れても顔にしずくが垂れにくいというメリットがあります。通気性や吸汗速乾性、防水性などゴルフに必要な機能性が備わったタイプです。
サンバイザータイプ
キャップタイプと同様サンバイザーも多くのプレイヤーが着用しているタイプです。サンバイザーは帽子の型崩れの心配がなく収納が簡単なので便利です。
上部がないので頭への保護力に欠けますが風通しが抜群で汗をかいても熱がこもったりムレたりすることがありません。また髪型が崩れにくい点もメリットといえます。
その他のタイプ
ゴルフで着用する帽子は上記の「キャップ」と「サンバイザー」が主流ですが他にもさまざまなタイプが存在します。
「ワークキャップ」は定番のキャップタイプに似ていますが形状が多少異なります。モデルによっては上部を取り外すことによってサンバイザーとしても使用できる2wayタイプのワークキャップもあります。
「ハンチング」と「ハット」は紳士のスポーツといわれるゴルフにぴったりです。印象がガラッと変わるタイプなのでゴルフファッションを楽しみたい場合は持っておくと便利です。
「ニット帽」は寒い日のゴルフに最適です。ニットなので防寒対策として着用することができます。
ゴルフにおける帽子の役割
ゴルフ中に着用する帽子には快適で安全なプレイをサポートするさまざまな役割があります。一番重要な役割は頭を守ることです。ゴルフボールが頭に飛んでくる可能性があるので帽子を着用することでケガの防止になります。
ケガの防止だけでなく頭に直射日光が当たらないので強い日差しから頭皮を守ったり熱中症を防いだりしてくれます。帽子の着用は頭の保護以外にも以下のような点で役立ちます。
- 雨天時に雨で頭や顔が濡れない
- 日差しを遮ることができるためボールが見やすいだけでなく日焼け防止にもなる
- 風が吹いていても髪が乱れないのでプレイに集中できる
- 寒い日の防寒対策になる
ゴルフキャップの選び方
ゴルフの帽子の役割が分かったら快適で安全なプレイができる帽子を早速選んでみましょう。ここではゴルフの帽子の中でも着用率の高い「キャップタイプ」についての選び方をご紹介します。
大切なサイズとフィット感
ゴルフキャップを選ぶ際にはサイズとフィット感をしっかり確認しましょう。小さいサイズやぴったり過ぎるサイズのゴルフキャップを長時間かぶっていると頭が締め付けられている感覚が大きくなり違和感が出てきてしまいます。
逆にゆるすぎるとプレイ中にずれたり思い切ったスイングができなくなったりしてしまいます。
正しいサイズの目安はぴったりサイズより1cmほど大きいサイズです。通常キャップの後ろにはアジャスターが付いているので調節することもできますが、キャップを購入する際にもキャップ自体のサイズをチェックしておくと安心です。
キャップのサイズとフィット感は集中したプレイのためにも大切な要素といえます。
パフォーマンスアップにつながる機能性
安定したプレイを行うためにもゴルフキャップを選ぶ際には機能性を確認することが大切です。ゴルフキャップは小さいアイテムですが、高い機能性が備わっているとパフォーマンスの向上にもつながります。
- 通気性 … キャップ内を涼しくキープする
- 吸汗速乾性 … 汗をすばやく吸収しすぐに乾くのでキャップ内がムレない
- 消臭機能 … 汗による不快なニオイを軽減
- 防水機能 … 雨天時でもキャップに水が染み込まない
- 軽量性 … 着用感の軽いキャップは疲れにくい
- 大きいツバ … 大きいツバは日差しを遮断し雨が降ってもしずくが顔に垂れてこない
素材をチェックして選ぶ
ゴルフキャップにはさまざまな機能が備わっていますが素材からも機能性をチェックすることができます。レイン素材が使用されていると雨が降っても頭に水が浸透することがありません。
ポリエステルは吸汗速乾性や吸湿性が優れているので汗を吸収してくれるだけでなく、生地がすばやく乾くのでキャップ内をドライな状態に保つことができます。また速乾性があるので洗濯をしても乾きが速くですぐに使用することができます。
通気性を重視する場合はメッシュ素材が採用されたキャップをチェックしましょう。キャップ全体がメッシュになっているもの、ツバの裏側やキャップの後部など一部にメッシュ素材が使用されているものがあります。
綿素材は肌触りがいいのでキャップのかぶり心地が抜群です。吸水性と通気性があるので吸い取った汗の熱を外に発散するため清涼感があります。
オールシーズン着用できるキャップと夏場に使用できるキャップでは素材も異なり外見の雰囲気も変わるので確認しておきましょう。
ゴルフキャップの価格
ゴルフキャップの価格も気になるところです。機能性に優れたキャップや品質の高い素材を使用したキャップは価格も高めになります。また機能性だけでなく凝ったデザインやファッション性も兼ね備えたキャップは高めになるといえます。
ゴルフキャップは全体的に高価なアイテムではありません。高めのキャップとリーズナブルなキャップには価格の差があまりないのでゴルフウェアに合わせていくつか持っておくとコーディネイトがしやすくなります。
価格が高めのキャップでも耐久性があり型崩れしにくいものであれば長く着用することができます。
ゴルフファッションを楽しむ
せっかくゴルフキャップを購入するのであればファッション面も考慮するとキャップ選びがより楽しくなります。手持ちのゴルフウェアやゴルフシューズとのコーディネイトを考えながら選んでみましょう。
キャップタイプは多くのプレイヤーが使用するためさまざまなモデルやデザインがあります。ブランドのロゴやロゴの配置でもファッションスタイルの雰囲気や印象が変わります。
ウェアやシューズと同じブランドのキャップを合わせたり色やスタイルとコーディネイトしたりすることができます。
ファッションスタイルはプレイ中のテンションを上げてくれる大事な要素なのでゴルフキャップのデザイン性にも注目して選んでみましょう。
ゴルフの帽子についてのルール
服装規定としてゴルフで使用する帽子については特にルールが決まっているわけではありませんが、帽子を着用せずにプレイすることはマナーとしてよくないとされています。帽子の着用を義務としているゴルフ場もあります。
帽子であれば何でもよいということでもありませんが、奇抜な形状でなければさまざまなタイプの帽子をゴルフで着用することができます。多くのゴルフプレイヤーが使用しているキャップタイプであればまず間違いありません。
プレイ中はマナーを守るためにも帽子を着用する必要がありますが、クラブハウスやレストランでは同じくマナーとして帽子を脱がなければなりません。
周囲のプレイヤーの迷惑にならないよう快適なゴルフを行うためにもゴルフにおいての服装ルールやマナーを守ることが大切です。