遠泳・サイクリング・マラソンの3種目を休むことなく一気にやり抜き、総計のタイムを競うトライアスロン。鉄人レースともいわれていて、過酷なスポーツながら人気を博しています。トライアスロンは遠泳からスタートするので、ここで何かのトラブルが起きたりストレスを感じるとその後のレースにも響く可能性があります。
スタートダッシュを決めるには、ゴーグルはとても重要な要素です。今回はトライアスロンで使用するおすすめのゴーグルをランキング形式で10品ご紹介します。ゴーグルの選び方やトライアスロン専用のゴーグルについても解説しているのでぜひ見てみてください。
ゴーグルの選び方
まずはゴーグルの選び方について解説していきます。どこを重点的にチェックして選べば良いかがわかるはずです。
大きいレンズのゴーグルを選ぶ
トライアスロンの遠泳は海や湖などのオープンウォーターで行われます。波が発生していたりほかの競技者とのバトルに巻き込まれる可能性もあります。バトルとは、周りの人とぶつかりながら泳ぐことです。周りの状況を把握できるように、広い視界を維持できる大きいレンズのゴーグルを選びましょう。
レンズの色で選ぶ
ゴーグルのレンズの色にはミラータイプと透明タイプの2種類があります。遠泳は外で行われるのでどうしても天候に左右されます。レンズの色は天候によって使い分けられるように2種類作られているのです。
天気の良い日は日差しがまぶしく進行方向がよく見えないことがあるため、ミラータイプを選びましょう。逆に天気があまり良くないときは水中の視界が悪くなるので、レンズの色が透明タイプか薄い色のゴーグルを使用します。
2種類用意できないときは…
2種類そろえるのが難しい場合にはミラータイプを選んでおくと無難です。日差しに視界を遮られて進む方向が分からなくなるとタイムもロスしますし、焦りのせいで本来の力が発揮できないこともあります。
トライアスロン専用のゴーグルはある?
普段水泳で使用しているゴーグルは競技用といわれていますが、トライアスロン選手が使用しているゴーグルと見比べてみるといくつか異なる特徴があります。ここではトライアスロン専用のゴーグルについてお話していきましょう。
トライアスロン専用のゴーグルがある!
競技用とは別にトライアスロン専用のゴーグルがあります。「とにかく目を保護できれば大丈夫なんでしょ?」と思いがちですが、トライアスロン専用のゴーグルには過酷なレースに対応した工夫がいくつもされています。
ベストタイムを出したい、実力を発揮したいと思っている人ならなおさら専用のゴーグルをつけるべきだといえるでしょう。
フィット感が良い
トライアスロン専用のゴーグルは競技用と比べてずれにくく、しっかりとフィットする設計で作られているものがたくさんあります。トライアスロンは周りとバトルをしながら泳ぐ可能性もあるため、もしぶつかってもゴーグルがずれにくいもののほうが進行方向を見失いにくいといえるでしょう。
また、二重密閉構造をしたゴーグルもあり、ずれにくいだけでなく水の侵入も防いでくれるので快適に泳ぐことができます。
早く泳げる設計
ゴーグルによっては水の抵抗を少なくして早く泳げるように設計されているタイプもあります。出だしから好調なペースを保ちたい、少しでも有利に泳ぎたいという人には水の抵抗が少ないタイプを選ぶとタイムにも違いが出てくるはずです。
天気に対応したレンズ
上記でもふれた通り、競技当日の天候に合わせたレンズが使用されているゴーグルを選ぶと、競技のしやすさも大きく変わってきます。例えば、晴天の日に息継ぎで顔を上げたり、進行方向を見ながら泳いだ時に日差しのまぶしさから目がくらみ、コースを確認できないことがあります。
ミラータイプだと日差しのまぶしさを軽減してくれるのでコースを見失うことなく泳ぎぎることが可能です。一方、曇りや雨の日にミラータイプを使用すると視界が暗くなってコースの確認がしづらくなります。日差しのない日は透明か薄い色のレンズのゴーグルの使用をおすすめします。