堂安律はジュニア時代から頭角を現しフィジカルの強さが注目されているミッドフィルダーのサッカー選手です。その強豪相手に引けを取らないフィジカルの強さで海外での活躍も期待されています。
そこで今回は堂安律選手の筋肉画像を交えながら、強豪相手に引けを取らないフィジカルを手に入れた連動性がカギとなる筋トレ方法を徹底解説していきます。
堂安律選手の海外でも通用するフィジカルの強さ
応援ありがとうございました。
残念な結果でしたが次に向けて切り替えて頑張ります。#japan #nationalteam #jfa #RD21 pic.twitter.com/t6wjJlPNFs— Ritsu Doan/堂安 律 (@doan_ritsu) March 22, 2019
堂安律選手は卓越したテクニカルだけでなくフィジカルの強さも注目されているサッカープレイヤーです。
サッカーには世界で最も優秀なプレイヤーに贈られる「バロンドール賞」がありますが、堂安律選手は21歳以下のプレイヤーを対象とした2018年度の「コパ・トロフィー」の受賞候補に選出されています。
「コパ・トロフィー」は世界の21歳以下のサッカープレイヤーを対象に、わずか10名だけがノミネートされる賞です。
惜しくも受賞は逃しましたが、その1名として選ばれていることからも堂安律選手が世界で通用するプレイヤーであることが分かります。
「コパ・トロフィー」は2018年に創設されたばかりの賞で、2018年度はフランス代表のキリアン・ムバッペ選手が受賞しました。
堂安律選手のジュニア時代
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堂安律選手は中学生になる前にガンバ大阪ジュニアユースへ入団しました。堂安律選手は小学4年生の時にセレッソ大阪ジュニアユースのセレクションで不合格となっています。
それからの堂安律選手はセレッソ大阪から声をかけてもらえるプレイヤーに成長し、オファーがきたら1秒で断ることを目標にしていたそうです。
このエピソードから、堂安律選手は幼い頃から負けず嫌いの強いメンタルを持ったプレイヤーであったことが分かります。
そして実際にガンバ大阪の他に名古屋グランパスエイトとセレッソ大阪のジュニアユースからオファーがきていましたが、堂安律選手はセレッソ大阪を断りガンバ大阪のジュニアユースへ入団することになりました。
強豪相手に引けを取らない堂安律選手の強さ
Our season this year has ended.
It’s hard to explain how I feel now but one thing I can say for sure is that without our supporters we could not be here.
Thank you!!! pic.twitter.com/qLdY44YaiX— Ritsu Doan/堂安 律 (@doan_ritsu) May 21, 2019
堂安律選手はオランダのFCフローニンゲンで活躍していますが、そのフィジカルの強さで注目を浴びているプレイヤーです。
海外に進出してから身体がさらにガッチリし体重も増えたそうです。筋トレで鍛えたのかと思いきや、本人はハードな試合や練習でのフィジカルコンタクトのおかげで筋肉がついたと話しています。
ヨーロッパでの試合の積み重ねの中で、身体が大きい海外選手とのぶつかり合いが堂安律選手のフィジカルの強さをつくり上げているといえます。
強いフィジカルを手に入れる筋トレ方法:上半身
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サッカーで必要となる強い上半身を鍛えるにはどのような筋トレを行えばよいのでしょうか。相手との激しいぶつかり合いの中プレイしなければならないサッカーでは頑丈な上半身を鍛えておく必要があります。
またサッカーの場合は安定性や俊敏性を兼ね備えた必要な筋肉量だけをつける自重での筋トレを行うことが多いといえます。
ウエイトトレーニングで筋肉を肥大させると身体のコントロールが困難になりプレイを妨げることになってしまいます。
ロウイング・ワイドプッシュアップ:広背筋
堂安律選手は試合でのフィジカルコンタクトが筋力アップになっていると話していますが、サッカーはまさにフィジカルコンタクトの連続です
相手選手に負けない強いフィジカルを維持するには広背筋を鍛えることが大切です。
- マットにうつ伏せになり両腕を前に伸ばす(1〜5 ロウイング)
- 両腕と顔は地面から浮かせつま先は地面につけておく
- 上体を起こしながら両腕を後ろに引いて肩甲骨を寄せる
- 上体を起こす際は広背筋を意識しゆっくり行う
- 両腕を伸ばしながら元の位置に戻る
- 腕立て伏せの状態から広背筋の辺りに両手を広めに広げてつく(6〜10 ワイドプッシュアップ)
- 手は指先を外側に向けてつく
- 肩から踵までを一直線にキープする
- 広背筋を意識しながら肩甲骨を寄せ肘をほぼ直角になるまで曲げる
- 元に戻る
スタッガード・ハンドプッシュアップ:大胸筋
広背筋と同時に大胸筋を鍛えることで強いフィジカルを手に入れることができます。相手プレイヤーを腕で押さえ込む場合にも、パワフルな大胸筋があるとパフォーマンスに安定感が出ます。
- 腕立て伏せの体勢をつくる(足は伸ばしても膝を床についてもOK)
- 両手を真横に平行に開くのではなく前後に開いて床につく
- 片手は胸より上にもう片方は胸より下に開き腕立てを行う
- 10回行ったら両手の位置を逆にして再び10回行う
クロスレッグリバースクランチ:腹直筋
上半身と下半身で鍛えた筋肉を効率よく一体化して動かすためには腹直筋が重要な役割を果たします。
また腹直筋を強化することで体幹も鍛えることができるので、ブレない身体やバランス感覚を手に入れるためにも腹直筋の筋トレは必須となります。
- 仰向けになり両膝を立てる
- 片方の足の足首を逆の足の膝上にかける
- 腹直筋を意識しながら床から足を離し胸に引き寄せる
- ゆっくり元の位置に戻す
- 1セットを10〜15回とし1〜2セット行う
上半身と股関節の柔軟性を養うエクササイズ
上半身と股関節の柔軟性をアップさせるエクササイズです。自重の筋トレと組み合わせて行いましょう。
- 両腕は軽く曲げて胸の前におき胸の中心から下を左右に振って捻る(身体のキレを磨く)
- 胸の中心を丸めたり反ったりする運動を行う(身体のキレを磨く)
- 背骨と肩甲骨を意識し上半身を腕と一緒に速い動きで捻る(身体の捻りを強化)
- 鎖骨と肩甲骨を意識し肩を回すように上半身を捻る(身体の捻りを強化)
- 足首を回しながら股関節も回してウォーミングアップする
- 片足は床につけ反対の足は床から離し股関節をぶらぶら回す
- 両手を壁につき股関節を意識しながらできるだけ大きく足を後ろから前に回す