クロールで記録をのばすためには、練習を重ねることに加えての陸上トレーニングをプラスすることが欠かせません!
しかし、具体的な陸トレの方法やメニューについて分からないという人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、クロールに使う筋肉とその部位を鍛えることのできるトレーニング方法、そして自宅で簡単にできる筋トレメニューについて詳しく解説していきましょう!
クロールで使われる筋肉とは?
こちらでは効果的な陸トレの方法やメニューを理解していくためにもまずはクロールの動作に使われる筋肉について解説しましょう!
クロールのストロークで使われる筋肉
クロールのストロークで使われる筋肉は主に「僧帽筋・三角筋・上腕三頭筋・広背筋」になります。
それぞれの筋肉について解説していきましょう!
僧帽筋
僧帽筋は首の付け根から肩にかけて伸び、肩甲骨を内側に寄せたり持ち上げたりする動作に関係する筋肉です。
肩こりや首こりなどで悩む人の多い部位でもあります。
クロールのストロークの動作の際に腕を伸ばして水をとらえる動作全体や息継ぎなど常に動作が絶えない筋肉の1つです。
三角筋
三角筋とは、肩や腕を動かす動作に関係する肩を覆う位置にある筋肉です。
「三角筋」という名前の通り三角形状であり「上腕骨・鎖骨・肩甲骨」を覆うの筋肉であり、腕を自由に上下前後左右に動かすことを可能にしています。
クロールでは、ストロークの動き全体で使われる筋肉です。
上腕三頭筋
上腕三頭筋とは、腕で水をかいて前進する動作に関係する上腕の筋肉であり一般的に「二の腕」ともよばれる部位です。
水をかくプルの際に水を後方に押し出す際に使われます。
広背筋
広背筋とは、腕を内側に回す(内旋)動作や腕を体に引き寄せる動作に関係する背中にある筋肉です。
クロールでは、水をかくためのストロークの際に腕を上体に引き寄せる動作などに使われます。
クロールのキックで使われる筋肉
クロールのキックで使われる筋肉は主に「大殿筋・腸腰筋・内転筋・ハムストリングス(大腿屈筋群)」になります。
それぞれの筋肉について解説していきましょう!
大臀筋
大臀筋とはいわゆるお尻を示す「臀部」に位置する筋肉のことであり、クロールのキックの際に股関節の伸展により脚を後方に引く動作に関係する筋肉です。
腸腰筋
腸腰筋とは、座位や立位をとる際にも使われるインナーマッスルの1つで大腿(太もも)を引き上げる動作や骨盤を立てる働きに関係する筋肉です。
クロールでは、キックの際に前進するために脚を蹴り下げる動作や体を水平に保つためにも使われます。
内転筋
内転筋とは、陸上では下半身のバランス調整を担う筋肉として知られている筋肉です。
クロールでは、キックの足の動作をしなやかに行うことやスムーズな前進に関わります。
ハムストリングス(大腿屈筋群)
ハムストリングスとは「大腿屈筋群」ともよばれ「大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋」の3つの大腿の後面にある筋肉のことです。
クロールでは、キックの足の動作や前進にも関わります。
前脛骨筋
前脛骨筋とは、足首をそらす動作を担う筋肉です。クロールでは、キックの姿勢維持や前進のために重要な役割を担っています。
ストリームライン保持で使われる筋肉
クロールでは、ストリームライン保持のために腹筋と中殿筋も使用しています。
腹筋
腹筋とは、腹部に位置する筋肉であり「腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋」の4つで構成されています。
クロールではストリームライン保持のためにも使用されている体幹の重要な筋肉です。
中臀筋
中臀筋とは、股関節の外転や股関節の内旋にも関わる臀筋の1つです。
腹筋と合わせてクロールのストリームライン保持のために使用されている筋肉です。
力強いクロールに欠かせない筋肉の部位別トレーニング方法
これまでクロールの水泳法に必要な筋肉について詳しく解説してきましたが、こちらではいよいよ力強いクロールに欠かせない筋肉の部位別トレーニング方法について紹介しましょう!
陸トレ初心者であっても自宅で簡単に取り組めるトレーニングを選出しましたので、ぜひコツコツと挑戦してみてください。
クロールのストロークに必要な筋肉を強化したい
こちらでは、クロールのストロークに必要な筋肉を強化したい人におすすめのトレーニング方法を解説しましょう!
「プランク」
プランクは正に体幹トレーニングの王道です。