腕立てや腹筋、背筋など自主的に筋トレを行っているとどこかで物足りなくなるものです。そんなみなさまにおすすめしたいのが、ダンベルが2本あれば行える「ダンベルベンチプレス」になります。
ダンベルベンチプレスであれば、わざわざジムに通わずとも自宅で簡単に行うことができます。特に、ダンベルベンチプレスでは大胸筋への効果が高く、男性であれば誰でも憧れる分厚い胸板を手に入れることも可能です。
ただ、ダンベルベンチプレスも他の筋トレと同様に、正しいフォームややり方でないと十分な効果を発揮できません。そこで今回は、ダンベルベンチプレスの正しいやり方と注意点についてご紹介しましょう。
ダンベルベンチプレスをおすすめする理由
冒頭でもお伝えした通り、ダンベルベンチプレスは大胸筋を鍛えることのできるものです。ただ、単純に大胸筋を鍛えるだけなら他にも筋トレメニューは幾つもあります。ではなぜ今回、わざわざダンベルベンチプレスをおすすめするのでしょうか?
可動域が広い
ダンベルベンチプレスでは、従来のベンチプレスのようなバーベルではなく「ダンベル」を使用します。つまり、両腕それぞれがより自由に動き、「可動域」が広い状態で筋トレを行うことができるのです。
可動域が広いということは、それだけ筋肉が伸縮することになります。伸縮させることで広い範囲に負荷を掛けることになり、より効率的に筋肉を鍛えることが可能です。
対称に鍛えられる
人間の筋肉というのは、決して左右対称に付いている訳ではありません。例えば、右腕が強い方もいれば左腕が強い方もいるという具合にです。
ダンベルベンチプレスでは、両手それぞれにダンベルを持つことで、左右の筋力差を感じることに繋がります。弱い方の腕を意識することで、よりバランスよく筋肉を鍛えることができるのです。
簡単に試せる
冒頭でお伝えした通り、ダンベルベンチプレスで必ず必要となるのは、2本のダンベルのみです。むしろ、ダンベルがないのであれば2Lのペットボトルに水や砂を詰めたものでも代用できます。
本来、ベンチプレスであれば専用の器具を購入するか、ジムに通わないと行えません。その点、ダンベルベンチプレスであれば自宅でも簡単に試せるので、時間や予算のない方にもおすすめと言えます。
ダンベルベンチプレスの正しいやり方
「効果的」かつ「簡単」というのがダンベルベンチプレスでした。では、ここからは実際にダンベルベンチプレスの正しいやり方についてご紹介しましょう。
正しいやり方
- ベンチに仰向けになる
- ダンベルを両手に持つ
- 手のひらを脚側に向ける
- ダンベルを胸元の位置に構える
- ダンベルを真上に向けて上げる
- 4の位置までダンベルを下げる
- 4〜6の動作を10回3セット繰り返す
筋トレでは、鍛えたい部位を意識しながら動作するのが基本になります。今回は、ダンベルベンチプレスで大胸筋を鍛えるということでしたから、ダンベルを上下させる際には大胸筋の動きを意識しましょう。