ベンチプレス

ベンチプレスの世界記録が凄い!筋トレパワーが違う?選手権大会優勝選手のトレーニングとは

 

ジムでベンチプレス運動時男

ウエイトトレーニングの一つで重量級バーベルを利用した無酸素運動、それがベンチプレスです。スクワット・デッドリフトと並んで筋トレビッグスリーと呼ばれています。

また競技としても人気で、世界規模の大会が行われるほどに愛好家の多い「トレーニングの域を超えたスポーツ」ともいえます。そんなベンチプレスの世界記録を御存知ですか?驚愕の記録とその記録を作ったトレーニング法を御紹介します。

筋トレとしてのベンチプレスとは

バーベル

主に上腕三頭筋大胸筋三角筋を鍛える効果があります。ハードな部類に入る筋トレメニューですがスポーツジムでも大人気で、自宅にベンチプレス器具一式を揃えている人も珍しくありません。

ベンチプレッサーとベンチフリーク

「筋トレをする為にジムに通い始めたけれど、気が付いたらベンチプレスにのめり込んでいた」という人を多く見掛けます。この様にベンチプレスを中心に筋トレする人をベンチプレッサーといいます。更に突き詰めて「ベンチプレスしかやらない」というベンチフリークという人々も存在します。

好きな事に執心する、という事は物事を継続させる為の大事なモチベーションになります。しかし局所的なトレーニングだけを続けていると、故障や怪我の原因にもなります。ベンチフリークには背中の張りや痛み、腕の痺れやだるさを訴える人が多いといわれています。

【関連記事】ベンチプレスの正しいやり方と上げるコツ、上げる平均重量や100kg超えを上げるには!

プロとアマの違いは?

世界大会などで活躍するプロ選手とジムで日々精進を重ねるベンチプレッサーとの違いは何なのでしょう。それは圧倒的な筋肉量とパワー、そして綿密なトレーニングメニューの組み立てだといわれています。

ベンチプレスの競技大会とは

ボディビルダーの完璧な肉体

大会・競技会などにおけるベンチプレスはスクワット・デッドリフトとのセット競技形式、ベンチプレスのみのシングル競技形式があります。競技は年齢や体重によって階級分けがされています。

セット形式の場合ベンチプレス・スクワット・デッドリフト三種目の合計挙上重量で競います。一種目につきそれぞれ三回ずつの試技があり、その中での最重量数値が記録となります。

また、記録が伸びる専用ウェアを着用した「フルギア」と着用しない「ノーギア」でカテゴリー分けもされています。

ベンチプレス競技の流れ

  1. ベンチ台に仰向けで横たわり、バーベルをラックから外す。
  2. 「スタート」の合図でバーベルを胸の上に乗せる。
  3. 「プレス」の合図でバーベルを挙上。
  4. 「ラック」の合図でバーベルをラックに戻す。

三人の審判員が試技成功の可否を判定します。判定基準は次の通り。

  • 胸にバーベルが付いているか。
  • 挙上の際にバーベルが安定しているか。
  • フィニッシュ時に両肘が伸びているか。
  • 下半身が移動していないか。

上記を判定した上で三人の審判員の内二人が「可」と判定すれば成功です。

ベンチプレス世界記録は

男性の逞しい前腕と二の腕

世界中に数多くの競技者がいるベンチプレス。その頂点ともいえる公式記録は2013年にポールタイニーミーカー氏が記録した500kgです。

それまでは医学的に「人間が持てる最重量は500kg。しかし持ち上げた時点で人体はその重量に耐え切れず、骨が折れてしまうだろう」といわれていました。

その点を踏まえると、ポールタイニーミーカー氏の記録はスポーツ史はもとより、人類史に残る伝説的な記録といえます。

日本人のベンチプレス記録は

世界的に見て小柄な部類に入る日本人はパワーリフティングに不向きでは?と思われる人も多いでしょう。しかし実際はその体躯の特徴である「リーチの短い腕」がパワーリフティングで有利となり、世界の屈強な選手達に劣る事のない活躍をしています。

ベンチプレスの日本人最重量記録は2009年に三土手大介氏が記録した360kgです。

また、ベンチプレス世界選手権75kg以下級で児玉大紀氏が記録した300.5kgがあります。児玉大紀氏はこれまでに世界選手権で11度優勝をし、現在は5連覇中。更にフルギア・ノーギアの2冠に輝いたのは前人未踏の域。日本が誇るレジェンドです。

日本人のベンチプレス平均挙上重量は

世界大会記録の数百kgは途方もない数字です。真似をしようとして出来るレベルではありません。では一般的な日本人の平均挙上重量はどれくらいなのでしょう。

男性は40~50kg女性は20~30kgが平均挙上重量といわれています。もちろんトレーニングを重ねれば平均以上のバーベルを挙げる事も可能です。より重い重量を目標とするならば、プロ選手のトレーニングや指導を参考にすると良いでしょう。

プロ選手のトレーニングメニューとは

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