ダンベルを上下させるトレーニングで、効率よく上腕二頭筋を鍛えることができます。
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上腕二頭筋だけ鍛えてもダメ!
腕相撲は「総合スポーツ」
腕相撲で強くなるために必要な筋肉は、上腕二頭筋だけではありません。
ほかにも、上半身を中心としてさまざまな筋肉が関わってきます。
手首から肘までに連なる「前腕屈筋群」。
背中を広く覆う「広背筋」。
胸を覆う「大胸筋」。
ほかにも僧帽筋や三角筋など、さまざまな筋肉を総合的に活用することで、腕相撲は確実に強くなります。
腕相撲が強くなるトレーニング紹介
それでは、ここからは腕相撲に強くなるためのトレーニングを紹介します。
なるべく手軽に取り組めるものをセレクトしました。
リストカール
- イスに腰かける
- ダンベルを逆手で持ち、手のひら側を上に向ける
- 前かがみになり、前腕を太ももに乗せる
- 前腕を固定したまま、手首でダンベルを上下する
- 1セット10回を目安に、3セット繰り返す
- 鉄棒など適当な高さのバーを両手で握る
- 手は肩幅よりやや広いくらいに開く
- 体をまっすぐにキープしたまま持ち上げる
- 肘を伸ばしてゆっくり下ろす
- 10回1セットを目標に、3セット繰り返す
- 地面にうつ伏せになる
- 両手で体を起こす(手の幅は広めにする)
- 肘を曲げて体を地面に近づける
- 1セット15回程度を目安に3セット繰り返す
前腕屈筋群に効果があります。
見た目はそれほど効いているように感じませんが、じわじわと負荷がかかってきます。
ダンベルの重みで手首がもっていかれないように注意しましょう。
チンニング
いわゆる懸垂運動です。
広背筋を中心に、僧帽筋や三角筋にも効果があります。
プッシュアップ
いわゆる腕立て伏せです。
大胸筋を中心に、三角筋、上腕三頭筋などに効果があります。
大胸筋を鍛えるのであれば、手を置く幅を広めにしましょう。
腕相撲で勝つためには、パワー、テクニック、そして絶対負けないという強い気持ちが必要になります。
これらは三位一体とも言えますから、筋トレにもしっかり取り組みたいですね。
腕相撲のための筋トレは、腕相撲だけではなくあらゆる場面で役に立ってきます。
鍛えて損はないですよ。