内に秘めるパワー

ミオスタチンを抑制して筋肉肥大?筋トレ効果を高めて超人になる方法を紹介!

 

筋トレをしたりプロテインを飲んだり、さまざまな方法で筋肉を育てている皆さん。
あなたのそんな努力を阻害する物質が体内にあるのはご存知でしょうか。
それが今回のテーマである「ミオスタチン」です。

ミオスタチンとはどんな物質で、体内においてどんな役割を果たしているのか。
そして、ミオスタチンを抑制して効率よく筋力を高める方法があるのかなどをまとめました。

ミオスタチンとは

ミオスタチンは、体内で生成されるタンパク質の一種です。
筋肉の過度な成長を抑制する働きがあります。

ときに我々は、超人的な力を発揮する人物を見聞きすることがあります。
もちろんトレーニングによって獲得した人もたくさんいるでしょうが、中にはそれだけでは説明がつかないケースもあります。

それは、トレーニングをほとんどしていない子どもの頃から筋肉が隆々としていたり、トレーニングを積むはずのない動物の筋肉が同種と比べても以上に発達していたりするケースです。
これは、ミオスタチンの分泌量が通常と比べて極めて少ない、突然変異的な症状と言われています。
ボディビルダーの完璧な肉体

ミオスタチンはなぜ分泌されるのか

日常的に体を鍛えている我々からしてみると、「ミオスタチンなんてなければもっと簡単に筋肉をつけられるのに」と思うところですよね。
しかし、ミオスタチンはなにも嫌がらせで筋肉の成長を妨げているわけではありません。
そこにはちゃんとした理由があるのです。

ひとつは、筋肉が異常に発達しすぎるのを防ぐこと。
筋肉ばかりが発達することでほかの部分がそれに対応できず、体のバランスを崩してしまうリスクを未然に防ぎます。

ほかにも、細胞分裂が異常に活性化されることで、良からぬ細胞が紛れ込んだとき(がん細胞など)、それがあっという間に増殖してしまうリスクもあります。
筋肉の成長も、元を正せば細胞分裂の活性化ですから、ミオスタチンの欠如にはそういったリスクも考えられるのです。

ミオスタチンは調整できる?

ミオスタチンの分泌量は、遺伝的に決定されているものがほとんどとされています。
ですから、同じトレーニングを積んでいても、一方はしっかり筋肉がつきますが、もう一方は大してつかないということもありえます。

もしミオスタチンを調整する方法が見つかれば、筋肉系の難病を治療する手段への応用が期待されます。
しかし、現時点ではそれを薬品などによって確実に行なう方法は見出されていません。

     
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