一方で、錠剤プロテインであれば、ケースから出して必要数を口の中に放り込むだけ。
とても簡単ですよね。
携帯に便利
携帯性においても、錠剤プロテインが上回ります。
それなりのサイズのシェイカーや容器を持ち歩かなければならない粉末プロテインに対し、錠剤プロテインは必要数をサプリケースなどに入れて持ち歩けば、かさばることはありません。
飲みやすい
粉末プロテインは、その独特の風味が苦手という方もたくさんいらっしゃるでしょう。
錠剤プロテインであれば、そのまま水と一緒に流し込むだけですから、味を気にする必要はありません。
錠剤プロテインのデメリット
プロテインの摂取量によっては面倒
粉末プロテインで人気のある商品のひとつ、「ザバス ホエイプロテイン100 ココア味」のパッケージを確認してみると、一日あたりの摂取量を42gとしていました。
そのうち、タンパク質の含有量は30gです。
一方、錠剤プロテインの売れ筋商品である「Kentai 100%SOYパワープロテインタブ」を確認してみると、20粒で7.5gのタンパク質とありました。
粉末プロテインと同じ30g摂取しようと思うと、80粒が必要となります。
数え間違いも多くなりそうですし、そもそも一度に摂るのは困難と考えたほうがよいでしょう。
商品数が少ない
錠剤プロテインは、粉末プロテインと比べて商品数が少ないのが現状です。
選択肢が少ない分、商品としてはやや割高になります。
錠剤プロテインの摂取方法
トレーニング後が効果的だが
プロテインの効果を最大化する方法として、トレーニング後30分程度の間に摂取するのがよいと言われています。
この時間帯は「筋肉のゴールデンタイム」と呼ばれ、筋肉を回復したり形成したりするために、栄養素の取り込みが活発になるからです。
この点は錠剤プロテインであっても粉末プロテインであっても同じことでしょう。
ただし、先程解説したとおり、しっかり筋肉をつけるためにトレーニングしている方の場合、錠剤プロテインで摂取しようと思うとかなり大量に飲み込まなければいけません。
さすがに何十粒も一度に飲み込むのは、現実的ではないですよね。
消化吸収の際に胃や腸に負担をかけてしまうことになります。
数粒ずつこまめに飲む
そこで、錠剤プロテインを飲む際におすすめしたいのは、数粒ずつを何度かに分けて摂取することです。
もちろん一番効果があるのはトレーニング後ではありますが、それ以外の時間帯であっても効果がないわけではありません。
トレーニングの時間をまとめて取れない場合や、そこまで本気で筋トレに取り組んでいるわけではない場合は、好きなタイミングで摂取しても構いません。
ただ、適当なタイミングで摂取しているとどれだけ摂取したか分からなくなりますので、食事前、おやつどきなど自分でタイミングを決めておくのがよいでしょう。
錠剤プロテインおすすめ商品
Kentai 100%SOYパワープロテインタブ
「Kentai 100%SOYパワープロテインタブ」は、10粒で3.75gのタンパク質を配合しています。
タンパク質のほかビタミンやミネラルなど、運動で失われやすい栄養素も補給することができます。
ピィアイシィ・バイオ バイオアスリート P3 大豆ペプチド・プロテイン (タブレット)
「ピィアイシィ・バイオ バイオアスリート P3 大豆ペプチド・プロテイン (タブレット)」は、10粒で2.31gのタンパク質を配合しています。
粉末のプロテインとは違ったよさがある錠剤プロテイン。
粉末プロテインが苦手という方も少なくありませんから、こちらを試してみるのもありではないでしょうか。