ホエイプロテインは初心者から上級者までの筋トレのマストアイテムともいえるプロテインです。
SAVAS(ザバス)やbe LEGEND(ビーレジェンド)、MyProtein(マイプロテイン)など多くのメーカーも力を入れています。
筋トレの軸となるホエイプロテインだからこそ、更なる上の肉体が目指せる効果の高いものを選んでいくべきです。
肌や髪の毛を健康に美しく保つタンパク質は、腹持ちもよくダイエット時のエネルギー消費にも大きく関与します。ホエイプロテインは男性だけでなく女性にも一押しのプロテインです。
ホエイプロテインの選び方
ホエイプロテインはトレーニーがタンパク質を補給する最も優れた手段です。
多くの製品が並ぶ中、ホエイプロテインのどんな点に着目し選ぶべきなのでしょうか?
飲みやすさは続けやすさにつながる
ホエイプロテインはトレーニング時に継続して飲む事でその効果を発揮します。
いくら質のいいホエイプロテインでも飲み続けないと体は答えてくれません。いわば継続可能か否かが選ぶうえで最も重要な事なのです。
飲みやすさは味にも関係していますが、何よりも溶けやすさに比例します。
プロテインの中でもホエイは溶けやすいプロテインですが、中にはダマが出来るものもあります。しっかり溶けて飲みやすいものを選びましょう。
またはダマを作らないプロテインシェイカーを使用するという方法もあります。
継続するなら価格も重視
継続の為には価格帯も選ぶ基準に入ります。添加物不使用、高度な製法、タンパク質の含有量などで価格は大きく上下します。
無理をせず自分が続けられる価格帯を選ぶ事も大切です。
いいものを短期間だけ使用し理想的な体を手に入れるのはかなり難しいです。筋トレが1日で完了しないのと同様に、プロテインによる体づくりも長期戦が理想的です。
また、つくり上げた体を維持する為に飲むという事も視野に入れてプロテインを選びましょう。
フレーバーを取り入れるのもおすすめ
ホエイプロテインに慣れていない初心者は特にフレーバー系のものがおすすめです。
ホエイプロテインには独特の味、匂いがあり苦手意識を持つ人も少なくありません。
各プロテインメーカーはココア味やチョコレート味、フルーツ系の味など様々な工夫をしているので、自分の好きな味を選択しましょう。
毎日飲み続けて味に飽きた人も、様々なフレーバーを取り入れてバリエーションを楽しんではいかがでしょうか。
タンパク質の含有量が多いものを選ぶ
ホエイプロテインを飲む目的はタンパク質の補給です。やはりタンパク質の含有量はしっかりチェックしておくべきですね。
1食分あたりのタンパク質含有量は多い方が理想です。しかし価格との兼ね合いもあるので一概に含有量だけでは選べません。
最低でも70%以上のタンパク質含有量のプロテインを選びましょう。
筋肉肥大には糖質(炭水化物)なども必要
筋トレのような無酸素運動の場合、体の糖質がエネルゲンに使われます。その結果、糖質の補給が必要になるのです。
トレーニング間に糖質が不足するとタンパク質をエネルゲンとして消費してしまうので、糖質をしっかり補う必要があります。
その為には炭水化物・糖質も程よく配合されているプロテインがおすすめです。
タンパク質以外の栄養素も確認しておく
ホエイプロテインにはBCAAやグルタミン、乳酸菌やビタミン、ミネラルなどが配合されているものがあります。
筋肉の分解を抑え合成をサポートするBCAAやグルタミン配合のプロテインを選んでもいいでしょう。
またダイエット目的ならビタミンやミネラルが入っているものを選びましょう。
タンパク質の含有量は製法によって差がある
ホエイプロテインを選ぶ際に注目したいのはその製法です。
製法によって含有量や吸収スピードが違うので自分にあった製法のプロテインを選びましょう。
しかし製法まで詳しく記載されているプロテインは少ないので、タンパク質の含有量で見分けるのが一般的です。
WPH製法(Whey Protein Hydrolysate)
加水分解乳清タンパク質、別名ホエイペプチドと呼ばれる製法です。
酵素などを使用して濃縮ホエイをアミノ酸数十個というペプチド状にしたものです。
通常体内で分解されるタンパク質をすでに分解している状態なので、吸収スピードが速くタンパク質の含有量も95%以上と高くなります。
その分価格も高価になってきますが、トレーニングには最も向いている製法です。
また純度も高く余分なものが入っていない為ダイエットにも向いています。
WPI製法(Whey Protein Isolate)
分離乳清タンパク質、別名イオン交換法と呼ばれる製法です。
濃縮ホエイをイオン交換してタンパク質以外を除去したものです。高濃度のタンパク質となりタンパク質の含有量は90%以上になります。