ローイングマシンってなに?
ローイングマシンとはケーブルを引いて戻すを繰り返すことによってによって背筋だけでなく下半身をはじめとした全身を鍛えることができるトレーニング器具です。ボートを漕ぐことをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。
少し大きめのジムや有酸素運動を主体にしているところであれば置いてある場合が多いです。トレッドミルやエアロバイクだけじゃなくて他にも有酸素運動のマシンを探している方にはオススメです。
ローイングマシンの効果
全身を鍛えることができる
ローイングマシンでは下半身は固定されていないので引く動作と連動して下半身も動かすことになります。ですので背筋をはじめとする背中の筋肉だけでなく体を支えるための下半身の筋肉や体幹といった全身を鍛えることができます。
効果的な有酸素運動を行うことができる
ダイエットに効果的とされている有酸素運動ですが当然全身を使った運動の方が脂肪燃焼効果は高まります。
例えば25歳男性で体重63kgの人が1時間運動した場合の消費カロリーはおおよそ以下の通りです。
- 早歩き248kcal
- 自転車229kcal
- ランニング605kcal
- 水泳1000kcal
もちろん性別や年齢、運動の種類や強度によって消費カロリーは変わりますが、全身を動かす運動の方が消費カロリーが圧倒的に高いことがわかります。
ちなみにローイングマシンでは1時間で約600kcal消費しますがこれはあくまで最低の消費カロリーですのでランニングとほぼ同等の有酸素運動と言えます。
ローイングマシンでは全身を使った運動が可能な上、負荷調節機能がついているので自分にあった負荷で有酸素運動が可能です。
怪我のリスクが低い
ローイングマシンと同じぐらいカロリーを消費できるランニングで一番怖いのが怪我です。特に不安視されるのが膝ですがローオングマシンではフォームと負荷さえ正しければ怪我のリスクはほぼありません。
全身を連動させた動きになるので1ヶ所に負担がかかることもなく水泳と同じく理想の全身運動になるのではないでしょうか。
また水泳で上記のような消費カロリーを出そうと思うとクロールか平泳ぎなどで泳がないといけないので、水泳が苦手という方にもオススメです。
天候に左右されない
マシン全般に言えるのが天候に左右されないのでトレーニングスケジュールが崩れにくいということです。ランニングやウォークングなどの外で行う運動の場合、天気に左右される場合がありますが屋内で行うマシンではそのようなことはありません。
天候が中止の理由にならないので続けやすいトレーニングではないでしょうか。
ローイングマシンの使い方
- 足を曲げた状態で座りバーを握ります。
- 足を伸ばしながら上体を起こしていきます。
- 上体を起こしたら、ケーブルを肩甲骨を寄せながら引きます。
- 引ききったら、ケーブルを戻しながら足を曲げて元の位置に戻ります。
筋トレの場合は1セット8回〜12回を3セット行なってください。