産後に優先すべきことは、何といっても母体の体調回復と新生児の健康管理です。ただし、それだけの生活というのも体の動作が限られたものになってしまいます。
全然動くことがない状態が続くと、子宮の収縮遅延などの原因となってしまい、お母さんにとって体の機能的にも精神衛生上も良くありません。
産褥体操は体型を戻すことに目的を置いていますが、体内の機能を整理することにも役立つように考えられた体操です。骨盤の歪みを整える効果も期待できるので、産後の調子を見て早めに始めることをおすすめします。
ウォーキングで体脂肪を燃やす
産後1ヶ月を過ぎたあたりで赤ちゃんとともに外出ができるくらいになったのであれば、ベビーカーなどを使用して一緒にウォーキングすることをおすすめします。
ウォーキングなどの有酸素運動は、体内に酸素を送り巡らせることができ、脂肪の燃焼効果が期待できます。
体力や筋力が落ちている産後に定期的なウォーキングを行なうのは、ダイエットだけでなく身体的な機能回復にも効果的だといえます。
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メンタルアプローチで産後ダイエットをフォローする
毎日の日記記帳で自己管理
食事の内容や赤ちゃんのお世話・日々行うダイエットなどについて、そのときに思ったことや感じたことを日記に書いていきましょう。自分の日々の状態を残しておくことで、食事管理や生活の良し悪しを客観的に観察することができ、改善することもできます。
手書きで日記を残すのが面倒と感じる場合は、非公開の状態にしたブログやソーシャルネットワーク・スマホのアプリなどを利用して書き記していく方法もあります。
ストレスをためこまないようにし、もしたまったらすぐに解消を!
育児はストレスがたまりやすいものです。ストレスがたまってしまうと、体内で副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されてしまい、暴飲暴食になりやすく、余分な脂肪が体につきやすくなります。
可能な限り、ストレスを解消することを意識的に心がけておくようにしましょう。ご家族などに赤ちゃんを預け、少しの間だけでも外出すれば気分も落ち着くかもしれません。
自分が理想とする体重に戻し、自分なりに健康でいることも当然重要なことです。ただ、無理にダイエットを進めることは、逆に健康上・精神的に良くない影響を与える可能性もあります。
産後の健康回復・向上を有意義に進めていくためにも、無理をせず安心できる方法でダイエットを行なうようにしましょう。