入口付近でケースごとバイクを受け取り、組み立てまで行なってしまってからバイクとケースを預けます。レースの当日にバイクを受け取ってから会場へ移動します。
レースが終わって会場から送る場合は、送付のサービスを行なっている運送会社にその場で予約して預けます。集荷が滞在中に間に合わない運送会社の場合は、ホテル側に対応してもらえるかどうか事前の確認が必要です。
福岡トライアスロンのコース
福岡トライアスロンは、スタンダードディスタンスと呼ばれている、スイム1.5km・バイク40km・ラン10kmのコース距離となります。
スイムの場所は玄界灘。湾や港でなく外海となるので、波が荒れる可能性も否定できません。ただ今回の大会では、風速も3m弱とそれほど荒れなかったようです。
バイクは、志賀島に向かって4kmほど向かったら、1周10kmほどの志賀島を3周して戻ってきます。ランは、公園の中と松林の道を含めた5kmを2周となります。
福岡トライアスロンのレース状況
スイム(水泳)
スイムの会場は、トランジションエリア(バイクを置く場所)から約800mの位置です。これは、スイム終了後にバイクスタート位置までの距離が約800mあることを意味しています。移動の間は素足だと厳しいので、サンダルやシューズを履くことが推奨されています。
会場は広大な玄界灘となりますので、応援の方のスイム観戦はとても遠い位置からになります。
選手はウォーミングアップ(試泳)を済ませてから砂浜に整列。真夏の暑さでウェットスーツが汗ばむ中、スイムスタートです。グループに分かれて2分おきにスタートとなります。
1週目が終わると陸へと上がり、離れたブイを走って回ったら再び海へ。選手同士の距離が縮まってくるため2周目のほうが混雑がひどくなり、ぶつかり合うことが多くなります。
バイク(自転車)
バイクコースは志賀島へ向かうための橋・志賀島の海岸沿いなど綺麗な景色が特長で、志賀島の地元の方々の声援も選手の力となります。
かなりの数のカーブがあり、減速することで混雑する確率が高いです。そのため接触には気をつける必要があります。アップダウンはほとんどありません。1か所だけきつい傾斜の上り坂があります。そこだけはバイクを押しながら歩く選手もいたようです。
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ラン(ランニング)
暑さのため、走るのにはかなりの体力を要します。松林に入ると、少し暑さがやわらぐようです。このように暑い日のスポーツは、こまめな水分補給が鉄則です。この大会でも歩いている選手が序盤から目立っていたようです。
このランコースは周回の途中でゴール地点を通るつくりになっているため、選手にとっては精神的につらいコース設計となっています。ただ、この大会は同伴ゴールをすることができるので、応援してくれた家族や友人たちと一緒にゴールすることができるところが嬉しいところです。