「憧れのシックスパックを手にいれたい」、多くの方は”シットアップ(腹筋)”に力を入れることでしょう。ただ、実際にシットアップのような自重トレーニングだけでシックスパックを目指すとなると、相当な回数と期間が必要です。
であれば、より効率的にシックスパックを目指せる筋トレ器具”アブドミナルクランチ”の活用を検討してみませんか?アブドミナルクランチは”腹直筋(シックスパック)”に負荷の掛けられる筋トレ器具としておすすめと言えます。
しかし、ダンベルやバーベルならいざ知らず、アブドミナルクランチのような筋トレ器具を選ぶのは難しいものだと思います。そこで、今回はアブドミナルクランチの効果から正しい使い方、おすすめランキングに至るまでご紹介します。
アブドミナルクランチって何?
”アブドミナルクランチ”と聞いて、皆様はどのような筋トレ器具をイメージしますか?正直「何それ?」という方がほとんどでしょう。アブドミナルクランチは、基本的にジムの片隅にある筋トレ器具なのですから当然です。
アブドミナルクランチとは
アブドミナルクランチとは座席に座り、ジェットコースターの安全バーを下ろすような動作をする筋トレ器具のことです。シットアップのように上半身を折り曲げる動作をするので、主に”腹直筋(シックスパック)”に負荷を掛けられます。
ただ、シットアップとは異なり、アブドミナルクランチではワイヤーの先にウェイト(重り)が付けられています。ウェイトを変えることで負荷を自由に調節でき、正しい使い方でさえあれば従来のシットアップ以上の効果が期待できます。
アブドミナルクランチの効果
アブドミナルクランチの1番のポイントは”腹直筋をメインに鍛えられる”ことにあります。中でも腹直筋上部です。一般的に腹直筋を鍛えるとなると、自重トレーニングの一種である”シットアップ(腹筋)”を重点的に行います。
ただ、シットアップは自重(自分の重さ)しか負荷が掛からないので、続けるほどに物足りなくなります。その点、アブドミナルクランチであればウェイトからの負荷を腹直筋に掛けられるので、シックスパックを目指すには最適です。
アブドミナルクランチの使い方
- アブドミナルクランチの座席部分に座り高さを調節する
- 両足を少しだけ広げ、ハンドルを両手で掴む
- 鼻をおヘソに付けるイメージで、上体をゆっくりと丸める
- 3の動作を10回3セットほど繰り返す
アブドミナルクランチのポイントは、ウェイトを「ちょっときついかな」と感じる程度に常に調節することです。常にウェイトを重めに設定することで、腹直筋への負荷を最大限に活かせます。
アブドミナルクランチの注意点
アブドミナルクランチでは動作中は常に”背中を少し丸める”ことを意識しましょう。背筋を伸ばしたり反ったりすると、本来であれば腹直筋に向かうはずの負荷が背骨に集中します。背中の怪我・故障のリスクが高まるのです。
ただし、背中を丸めすぎるのも問題です。背中が完全に丸まってしまうと筋肉の収縮がされなくなり、腹直筋への負荷が分散されてしまいます。あくまで背中は少し丸める程度、常に腹直筋に負荷が掛かることが重要です。