踏み台昇降運動とはどのような運動方法?
踏み台昇降運動は、学校などでよく行なう運動能力テストなどで経験する方も多いのではないかと思います。脂肪の燃焼効果や足腰の筋力アップが期待でき、ダイエットに有効です。
踏み台昇降運動は連続して動作を繰り返す有酸素運動。脂肪燃焼や筋力アップだけでなく、自律神経を調整する効果も期待できるので、睡眠不足や便秘の症状などの解消にもつながります。
また、股関節周りの筋肉や太もも全体の筋肉、腹筋や背筋・お尻の筋肉を一緒に鍛える動作により、体全体の引き締め効果も期待できます。
高齢者の方や運動初心者の方が踏み台昇降運動を行なう場合は、自身に適した運動強度や内容をまず専門家に相談するのがおすすめです。心拍数など特別な計算の方法で、それぞれに合った安全な強度で運動する方法を提示してくれることでしょう。
踏み台昇降運動がダイエットに効くメカニズムとは?
踏み台昇降運動を行なうことによって筋肉が動くと、まず基礎代謝が上昇します。そうすることで、何もしていないときの消費カロリーも向上することになり、ダイエットの効果がさらに上がることになります。
連読して運動を行なうことで肺活量も増えるため、心肺機能の向上も期待でき疲れにくい体づくりを行なうことも可能です。
それほど強い負荷をかけなくても比較的に成果を出しやすいため、ダイエットを初めて行なうような方にとっては最も適した運動方法だといえます。
有酸素運動を安全かつ効果的に行なうための運動強度は、かなり疲労困憊で行なうくらいの強度を100%とするのであれば、軽く息づかいが乱れる程度である50~85%程度が強度として適しているといわれています。
運動を楽しむ一般の方なら50%前後、スポーツを競技として楽しむレベルの方なら60%~85%程度の運動強度で運動を行なうことをおすすめします。
踏み台昇降運動の運動例紹介
踏み台サイドステップ運動
踏み台を使った運動の中で、体を横向きにして昇降運動を行なう方法です。一般的には踏み台に対し正面から昇降運動を行なう方法がオーソドックスですが、体を横に向けることでさらに多方面の筋肉に刺激が加えられ、ダイエットに効果的だといえます。
運動を開始したら、まずは片方の膝をできるだけ高い位置まで引き上げます。この時点ですでに腹直筋と大腿四頭筋に力の意識が生まれます。次に引き上げた膝を横に移動させて台に登ります。この時点で腹斜筋と大臀筋に力の意識が移動します。
後は両足を台の上に乗せて逆サイドに降りるだけです。踏み台を横向きに乗り越えるので、移動に距離が生まれます。この距離を何度も交互に移動すること自体が有酸素運動の働きです。
踏み台クイックモーション運動
踏み台を使った運動の中でも、特にエネルギーを消費することができる方法の一つが、クイックモーションによる踏み台昇降運動です。
踏み台を使わない通常の運動において、ゆっくりとしたペースで行なうウォーキングよりも、速いペースで行なうランニングのほうが消費エネルギーは高いといえます。踏み台を利用して多くのカロリーを消費したいのであれば、やはり両足を動かす速度を速めるべきでしょう。
動きを速める運動とはいえ、踏み台を使用したその場足ふみ運動なのでそれほど難しくはありません。踏み台に交互に置く足を、素早く入れ替えるだけです。単純な動作に感じますが、連続して運動を行なうとかなり体力を使いエネルギーを消費することができるので、ダイエットを考えている方にはおすすめです。
使いやすいおすすめの昇降台、ベスト3ご紹介!
第3位、Reebok(リーボック)イージートーンステップ
世界的にも人気の高いスポーツブランド、リーボックの新しい感覚で運動を行なうことができる昇降台です。リーボックの大ヒットシューズ、リーボックイージートーンの技術を採用しており、有酸素運動とバランス感覚を磨く運動を同時に行なうことができます。
台の中央にあるつまみをプラスにして、空気が両端に分散するようにしてから台の上に乗ると、体幹を鍛えることができるバランス運動の効果を得ることができます。
第2位、ビフォーメイクエアロステップ台
台の高さを2段階に調整することが可能です。自身の身長に合う高さに台を調整して運動を行なう仕様となっています。
下半身を主に動かすステップ運動だけでなく、プッシュアップやストレッチなど上半身の運動を行なうための補助具として使用することができます。
第1位、体力のない方やシニアにもお勧めの踏み台昇降運動器
体力が高くない女性や高齢者も安心して使用できる昇降台です。台に3段階の高さ調節機能がついているため、自身の体力や体の状態に合った高さに、細かく調節することができます。
鮮やかなオレンジのデザインがアクセントとして施されているので、台を踏み外すことのないよう安全に足元を確認しながら運動を行なうことができます。