トレーニングと聞くと、自重トレーニング(腹筋・背筋など)やダンベルトレーニングのような負荷の大きいものをイメージするかと思います。本格的な肉体改造を目指すなら良いですが、運動機能の向上やリハビリとしては問題です。
特に、骨格が発達していない子供や筋肉の衰えている高齢者には、負荷の大きなトレーニングは辛いでしょう。そんな時におすすめなのが”バランストレーニング”です。バランストレーニングであれば自宅で気軽に挑戦できます。
今回は、子供から高齢者まで幅広くおすすめしたい”バランストレーニング”について詳しくご紹介しましょう。また、バランストレーニングのやり方や注意点についてもまとめています。興味のある方は、ぜひチェックしてみて下さい。
バランストレーニングって何?
”バランストレーニング”と聞いて皆様は何をイメージしますか?おそらく、ほとんどの方は「バランストレーニングって何?」となることでしょう。では、まずはバランストレーニングとは何か?について詳しく見ていきましょう。
バランス能力を高めるトレーニング
バランストレーニングとは、人間の”バランス能力”の向上を目指して行われるトレーニングのことです。バランス能力とは、立つ・座る・歩く・走るなど日常生活における基本動作を制御し、問題なく行うための能力を指しています。
仮に、バランス能力が衰えると椅子から立ち上がる際にふらついたり、歩いている最中にちょっとした段差でつまずいたりしやすくなります。つまり、運動能力の未発達な子供や衰えやすい高齢者向けのトレーニングということです。
期待できる3つの効果
バランストレーニングで期待できる効果は主に3つあります。
- 基本動作(立つ・座る・歩く・走るなど)が安定する
- 長時間の活動でも疲れにくくなる
- 体のバランス(肩周りや腰回りなど)が整う
バランストレーニングでは劇的な効果は望めません。ただ、続けることで健康的でバランスの取れた体づくりには繋がります。また、特別な器具は必要なく、誰でも簡単に自宅で挑戦できるのもポイントです。
バランストレーニングのやり方
バランストレーニングとは何か?についてはご理解いただけたと思います。では、実際にバランストレーニングのやり方について見ていきましょう。ここでは子供向けから大人向け、高齢者向けと段階に合わせてまとめています。
子供向け
子供(小学生低学年〜高学年)は、基本的に骨格が出来上がっていません。無理な筋トレは骨格や筋肉に負荷が大きいこともあります。あくまでバランス感覚、運動能力の向上を目指したトレーニングが効果的です。
例えば、上記の動画のようにバランスボールを使用したものがおすすめです。バランス感覚の向上に繋がる上に、小学生が楽しみながら挑戦できます。小学生(子供)であれば、ただバランスボールで遊ぶだけでも十分でしょう。