ウォーターダンベルは何かと便利!
水を入れて使うウォーターダンベルは、特にトレーニング初心者の方におすすめのトレーニング器具です。
ウォーターダンベルには、以下のようなメリットがあります。
水の量で重さを調節できる
ウォーターダンベルは入れる水の量で重さを調節できます。
水の比重は1リットルあたり1kgですので測りやすく、容器にメモリがついている場合もありますし、ペットボトルなどを使って測ってもよいでしょう。
トレーニングに応じて重さを変えるのも簡単です。
水を抜けば軽く小さくなる
ウォーターダンベルは使っていないときに水を抜いておけば非常に軽くなるため、収納や持ち運びに便利です。
特にPVC素材のものは水を抜けば潰せるため、コンパクトに持ち運ぶことが出来ます。
ぶつかっても痛くない
鉄素材のダンベルに比べ、ウォーターダンベルはぶつかったときに痛くないというメリットがあります。
ダンベル同士をぶつけたときにもガチャガチャという大きい音がなりませんし、床に置いたときに傷がつく心配もありません。
価格が安い
本格的なダンベルに比べて価格が安めのものが多いというのもメリットの一つです。
トレーニング初心者のうちはまず低価格のウォーターダンベルを使い、より本格的なトレーニングをしたいときになって金属製のダンベルを買い直す、ということでも良さそうです。
ウォーターダンベルにはデメリットもある
ウォーターダンベルにはもちろんデメリットもあります。
購入前にデメリットもしっかりとチェックしておくと後悔のない買い物が出来ます。
本格的なトレーニングには向かない
ウォーターダンベルは多くの商品が3〜7kg程度ですので、本格的にトレーニングしたいというときにはあまり向いていません。
最大でも30kg程度の重量のものがありますが、水を30リットル入れるのに非常に手間がかかります。
20〜30kg以上の高重量のトレーニングをしたいという場合には金属製のダンベルの方が使いやすいのは間違いありません。
正確な重さの調節が難しい
ウォーターダンベルは水を入れて調節するため、正確な重さの調整が難しいということがあります。
商品に「◎kg」と記載されていても、それが完全に正確なのかどうかは微妙なところですし、容器のどのくらいまで水を入れたら良いかというのもわかりにくいです。
正確な重さのダンベルを使いたいならば金属製の方がよいでしょう。ただし「だいたい◎kgで良い」という場合であれば問題ありません。
ウォーターダンベルで体幹トレーニングもできる!
ウォーターダンベルの中には、水の動きを利用して体幹トレーニングを行える商品もあります。
ダンベルよりも大きめの形で長さ80cm程度の太めのバーで、小さめの抱き枕的な形状をしている容器の中に水を入れるタイプです。
それを振り回したり、動かして止めたりするときに内部の水が動き、体のバランスを取ったりウェイトを止めたりするときにインナーマッスルが鍛えられます。
これは水の流動的な動きを使用して行うトレーニングですので、金属製のウェイトではなかなか行えません。
ウォーターダンベルの選び方
ウォーターダンベルを選ぶときには以下のポイントを特にチェックしましょう。
重量
最大重量を必ずチェックするようにしましょう。
軽いものでは2〜3kg程度のものから、5〜10kg程度のもの、20kg程度のものなど様々な重量のタイプが販売されています。
重量が増えれば当然サイズも大きくなります。収納のことも考えて選びましょう。
素材
ペットボトルのようなプラスチック素材のものと、PVC樹脂製で使っていないときに潰せるものがあります。
10kg以上のものを使いたいときにはPVC製のものがほとんどですが、中を洗いやすく乾かしやすいのはプラスチック素材のものです。
価格
ウォーターダンベルの価格は500円前後のものから3,000円程度の物が多いです。
中には1万円を超えるものや3万円程度のものもありますので、高額のものを購入するときには金属製のダンベルとどちらを買ったら良いか、自分のトレーニングのメニューや目標と照らし合わせて考えると良いでしょう。