フラフープで手軽に楽しくトレーニング
最近では、フラフープを使ったトレーニングやダイエットが人気です。
そこで今回はフラフープをご紹介するにあたり、まずはどのような方に向いているかを見ていきましょう。
「ながら運動」に最適
フラフープは自宅で簡単にできるトレーニングです。そのためテレビを見ながらや音楽を聴きながらなど、「ながら運動」ができます。
また、ジョギングやウォーキングなど、外に出てのトレーニングが苦手な方にもおすすめ。器具の価格も安価なため、始めるにあたってのハードルも低めです。
地味な筋トレが苦手な方に
腹筋や腕立て伏せ、タオルを使った筋トレなど家で簡単にできるトレーニングはたくさんあります。
しかし、もくもくとそれらをこなすのが苦手な方も多いですよね。その点、フラフープは「楽しい」というメリットが。
また、回せる回数が目に見えて増えていくので、上達しているという達成感も感じられます。
腰の悪い人の使用はNG
フラフープは腰を回して使うため、腰痛持ちの方は注意が必要です。
また、ヘルニアなど腰に深刻なダメージをお持ちの方は、フラフープ以外のトレーニング方法を選択するようにしましょう。
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消費カロリー
フラフープのメリットを知ったところで、次はフラフープを使ったトレーニングの消費カロリーがどのくらいかを見ていきましょう。
カロリー消費はウォーキング程度
消費カロリーが高いと紹介されることの多いフラフープですが、初心者が普通の回し方をしているだけでは、それほどの効果が認められません。
過度な期待はせず、ウォーキング程度の軽い運動をしていることを念頭に置いておきましょう。
ただし、ウォーキングと違いフラフープは室内で行うことが可能です。
暑い日も寒い日ももくもくと外を歩くより、家で楽しくフラフープを回している方が長く続けられる可能性が高いですよ。
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消費カロリーをアップする方法
前述した通り、フラフープでは激しい運動量は見込めません。もし消費カロリーを増やしたいなら、以下の方法が効果的です。
- 回すスピードを上げる
- フラフープの重量を増やす
- トレーニング時間を増やす
しかし、あまりにも消費カロリーを意識しすぎてトレーニングを激しくすると、フラフープの最大のメリットである楽しさが半減してしまいます。
フラフープは短期で結果の出るトレーニングではありませんので、自分のペースで楽しくできる範囲で続けましょう。
トレーニング方法
ここではフラフープの回し方と、トレーニング時の注意点をご紹介します。
基本の回し方
まず最初に基本の姿勢と回し方をチェックしておきましょう。
- 足を腰幅に開き膝を軽く緩める
- 腰に付けて左右に振る
- 右回しの場合は右手を前に出す(左回しは逆)
- 2~3度回したら腰を回転に合わせてスタート
- 膝まできたら1度落として最初からやり直す
最初の立ち姿勢で膝を緩めておくことがポイントです。膝を緩めず真っ直ぐに伸ばしておくと、回しにくい上に膝や腰に負担がかかるので注意してください。
骨盤調整に効果が期待できる「お尻回し」
基本の回し方をマスターしたら、骨盤調整や小尻効果が期待できる「お尻回し」にチャレンジしましょう。
ヒップでフラフープが上手く回せない場合は、3までの動作を繰り返してください。
- 足を腰幅に開き膝を軽く緩める
- フラフープを骨盤の位置に合わせる
- フラフープに沿って骨盤をゆっくりと大きく回す
- 準備運動が終わったらヒップの位置で回転
骨盤がぐらつく場合は、「骨盤ベルト」や「さらし」であらかじめ固定しておきましょう。
全身が動かないように頭に支点を置いて、腰だけを回すよう注意してください。
フラフープダンスにもチャレンジ
基本の動作をマスターして、さらにステップアップしたい方は、フラフープダンスにもチャレンジしてみましょう。
フラフープダンスは痩せるためのフラフープではありませんが、体幹が必要な全身運動です。
動画のようにいろいろな技がありますので、興味のある方はチャレンジしてみてください。
腰に痛みを感じたらストップする
冒頭でもご説明しましたが、腰の悪い人にフラフープは向きません。
また、普段使わない筋肉を利用するため、トレーニング中に腰が痛くなることも。腰に痛みを感じたら無理をせずに途中でストップしましょう。
はりきって最初から長時間の負荷をかけるよりも、無理せず自分のペースで進めることが大切です。
フラフープの選び方
それでは、フラフープの人気ランキングを発表する前に、選ぶ時にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
大きさは床からヘソまでの高さが目安
他の器具同様、フラフープも自分の体に合わせて選びます。直径は足からヘソまでの大きさを目安に選ぶのがベスト。
真っ直ぐに立った状態で、ヘソにメジャーを合わせて床までの距離を測っておけば、サイズを選ぶ時に迷わずにすみます。
ダイエット用には500g~1kg程度のものが効果的
ダイエットやトレーニングに使うフラフープには、ある程度の重量が必要です。
そのため、ダンスなどに使う軽いものではなく500g~1kg程度の重量感のあるものがおすすめです。
ただし、体幹に自信のない方やあまり運動をしたことのない方は、あまり重いものだと腰に負担がかかりますので、重量よりも慣れること重視で軽いものを選びましょう。
フラフープはそんなに高いものではありませんので、慣れてきたら重いものに買い換えるのもおすすめです。
柔らかい素材でコーティングされたものがおすすめ
フローリングなどでフラフープを使うと、落下音が意外に大きいため夜の利用が難しくなってしまいます。
そんな落下音を最小限に防ぐためには、スポンジなどの柔らかな素材でコーティングがされたフラフープを選ぶのが安心です。
また、柔らかい素材のフラフープは、落下音だけでなく回す時の痛みも少ないのでおすすめです。