そのため、マッサージで筋肉のコリをほぐし緊張を緩めることで、症状の改善が期待出来ます。

胸鎖乳突筋と自律神経の関わり

首のマッサージ

先ほど述べたように、自律神経と筋肉は深い関係があります。
身体の不調を訴える方の多くは、筋肉が緊張した状態にあるのです。

特に首は多くの神経が通っており、自律神経との関わりが大きいため、自律神経失調症になると首や肩のコリといった症状が出てきます。

中でも胸鎖乳突筋は太く大きな筋肉です。
そしてその周りには太い血管、多くのリンパ節・リンパ管が集中しています。

リンパ管は老廃物を排出する働きがありますが、胸鎖乳突筋などの首回りの筋肉がこってしまうとリンパの流れも悪くなり身体に不調をもたらします。
つまり疲労やストレスによって胸鎖乳突筋がこり、血管を圧迫し、リンパ管の流れも悪くなり自律神経失調症を更に悪化させるといった悪循環が生まれるのです。

胸鎖乳突筋のストレッチで自律神経を整える

肩こりに悩む男性

このように胸鎖乳突筋の緊張と自律神経の関わりが大きいからこそ、その改善にも胸鎖乳突筋が影響します。
胸鎖乳突筋をストレッチすることで、筋肉がほぐれるだけでなく、血液循環やリンパ管の流れが向上し自律神経のバランスも良くなるのです。

尚、胸鎖乳突筋のストレッチやマッサージについては、次の動画と関連記事を参考にしてください。

【関連記事】胸鎖乳突筋をほぐすストレッチやマッサージについて

胸鎖乳突筋と美容

バストサイズを計測する女性

バストアップというと大胸筋のトレーニングが効果的ですが、胸鎖乳突筋もまた大きく関わっており、胸を吊り上げる効果があります。

胸鎖乳突筋は大胸筋と同様に普段の生活では鍛えることが難しい筋肉なので、放っておくと衰えてしまいます。
こうなると胸を吊り上げる力が弱まり、胸が垂れてしまうのです。

逆に言えば胸が垂れるのを予防したり、張りをもたせるためには胸鎖乳突筋を鍛えれば良いのです。

他にも、胸鎖乳突筋を鍛えるとフェイスラインが綺麗になり、首のたるみの改善にも期待出来ます。

あまり馴染みのない胸鎖乳突筋ですが、健康だけでなく美容にもとっても重要な筋肉ですので、定期的なトレーニングやケアは非常におすすめです。
胸鎖乳突筋を鍛えて心身共に健康美人になりましょう。

【関連記事】胸鎖乳突筋を鍛えて男らしい太い首へ

  

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