バッティング練習として昔から行われているティースタンドを使ったティーバッティングですが、バッティングの上達には欠かせないトレーニングです。
ティースタンドを使った練習の効果、ティースタンドの種類、選ぶポイントなどをチェックしましょう。おすすめのティースタンドベスト10もご紹介していますので、合わせて参考にしてみてください。
ティースタンドを使ったティーバッティングの効果を確認しよう
ティースタンドを使ったティーバッティングの効果を確認しましょう。トスをしてもらうティーバッティングとの違いもチェックしていきます。
ボールの位置が一定なので集中してスイングできる
ティースタンドを使うと、いつでも同じ位置にあるボールをスイング出来ます。そのため、しっかりとボールを見て一定のスイングを行うことが出来るというメリットがあります。
動いているボールでは体がぶれてしまうということがある人でも、動かないボールであればしっかりとフォームを確認しながらスイングに集中することが出来ます。
苦手なコースのスイングを矯正・修正しやすい
苦手なコースにティーをセットすれば、スイングの修正や矯正をすることが容易です。内角・外角だけでなく高め・低めなど集中的にスイングすることが出来ます。
ティースタンドを使えばスイングと同時にボールを打つことが出来るため、素振りを行うよりも実践的なスイング修正を行うことが可能です。
あの落合博満氏もティースタンドをおすすめしている
現役時代にロッテや中日で大活躍し、三冠王を獲った経験もある落合博満氏も、ティースタンドの使用を勧めています。
落合氏はバットを正しいフォーム・正しい軌道でスイングすることが大切だと考えており、そのためにはトスによるティーバッティングよりもティースタンドを使った方が良いと言っています。
落合氏によると「トスはボールの位置が安定しない場合がありますし、試合ではピッチャーの球は正面から来るため、横からのトスは実戦向きではない」とのことです。ティースタンドならばバットをしっかりと振り込む練習になります。
ティースタンドの種類と選び方をチェック
ティースタンドにも種類があります。それぞれのティースタンドの特徴と選ぶポイントもチェックしてみましょう。
普通のティースタンド
一般的なティースタンドはボールをティーの上に置いてそれを打つ、というタイプのものです。ティーの部分の形状は商品によって異なります。
打ったときに打者の手首や肘などに衝撃が来ないように、スイングの衝撃を逃がすような形状のものを選ぶと良いでしょう。
ボールを使わないティースタンド
ボールの代わりにゴムなどの的(ダミーボール)を使ったティースタンドもあります。このスタンドのメリットはいちいちティーにボールをセットしなくても良いというところです。
ただし本物のボールを打つ感覚とは若干違いがあります。
吊り下げ式のティースタンド
ボールをティーに置いて使用するティースタンドの他に、ボールを上から吊るすような形で使用するティースタンドもあります。
こちらもアメリカなどでは非常に人気が高く、ボールにバックスピンをかけて飛距離を伸ばすという癖をつけることが出来ます。
3つの種類から選ぶポイントは?
上記の3つを選ぶときには、ボールをセットする手間を惜しむならボールを使わないタイプ、価格を考えるならば普通のタイプ、ボールを打ったときの回転を確認したり長打力を養成したりしたいなら吊り下げ式というのが基本的なポイントになります。
ただし価格や使用状況によっても変わりますので、好みのものを見つけられるようにしましょう。
ティースタンド購入時に気をつけたい選び方のポイント
ティースタンドを買うときのポイントは、上記の種類の他に、ティー部分の耐久性、ティー部分を交換できるかどうか、収納性、価格などがあります。
ティーの部分の耐久性と交換できるかどうか
最も大切なのはティーの部分の耐久性です。バットが当たる部分なので、耐久性の高いものを購入しましょう。また、打ったときの衝撃を逃がせるような構造になっているものがおすすめです。
ティー部分は壊れやすいため、交換できるかどうかもチェックしておきましょう。
重量
バットをフルスイングしたときでも動いたり倒れたりしないように、ある程度重量のあるものを選びましょう。軽すぎるものでは打った時や強い風などに煽られた時に倒れてしまい、思わぬ怪我をすることがあります。また、台座の面積が広かったり足が広く開くものは倒れにくいです。
収納性
持ち運びや自宅で収納することを考えている場合、小さく収納できるタイプを選ぶようにすると良いでしょう。
屋内にしまわない場合でも使用後には動かして寄せておくことがありますので、重量があるものでも動かせる程度のものを選ぶようにしましょう。
価格
価格も重要なポイントです。必要性や使用頻度に応じてかけられる予算は人それぞれ異なります。予算を決めて選ぶようにしましょう。
普通のティースタンドであれば5,000円程度ですが、高いものでは30,000円程度のものもあります。
ネットの口コミや評価もチェックしよう
ネットの口コミや評価は実際に使用している人の感想を知ることが出来るため便利です。多くの人に使用されている売れ筋商品は使用したときの満足度が高く、信頼できることが多いです。
野球・ティースタンドおすすめランキング・10位〜4位
ティースタンドの中で特に人気が高い商品や口コミ・評価の良い商品を独自の基準で厳選しました。他のどこにもない独自のベスト10ランキングでご紹介します。価格や性能はもちろん、重量や収納力も加味して選んだ商品ばかりです。
10位:LAKARU(ラカル)バッティングティー
1.18kgと軽量で折りたたみ式なので収納や運搬もしやすく、足が広く開いているので立てたときの安定感も抜群のバッティングティーです。ゴム製のティー部分は強度や耐久性が高く、柔軟性もあるため打ったときの衝撃をうまく逃してくれます。