大腰筋とは?
大腰筋とは、背骨から骨盤を通り太ももの骨(小転子)まで伸びているインナーマッスルです。
上半身と下半身を繋ぐ筋肉で、股関節の屈曲や歩行時・走行時の大腿部の上げ下げ、姿勢を維持する上で重要な筋肉となっています。
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大腰筋の衰えで起こるトラブル
大腰筋の衰えは日常生活で次のようなトラブルの原因となります。
- 骨盤の歪みによる猫背
- 歩行時の転倒や躓き
- ぽっこりお腹
それぞれ詳しく確認していきましょう。
骨盤の歪みによる猫背
大腰筋は背骨から太腿にかけて通っている筋肉で、骨盤を支えている筋肉です。
骨盤とは、全身の運動に大きく関わっている身体の根っことなる部分です。
その部位を支える筋肉ですから、大腰筋を発達させることで身体の軸をしっかりと作り上げてくれます。
逆にこの筋肉が衰える事によって、背骨は正しい位置を走ることが出来なくなり、猫背の原因となります。
転びやすいのは大腰筋の衰えが原因かも
また腸腰筋の中で一番長く、唯一上半身と下半身を結んでいるのが大腰筋ですから、こと下半身に関していえば、大腿部の上げ下げがスムーズに行えなくなってしまいます。
何も無いフラットな床面で転んだりつまづいたりする方は、大腰筋の緊張や衰えが原因かもしれません。