スポーツベルトはウェイトリフティングなど高い負荷のトレーニングを行うときの必須アイテムです。腰痛を予防する効果がありますが、それ以外にも効果があると評判です。
スポーツベルトの効果に加え、種類や選び方のポイントをチェックしましょう。おすすめのスポーツベルトランキングもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
スポーツベルトの効果は腰痛予防だけじゃない!
スポーツベルトは「トレーニングベルト」とも呼ばれ、ダンベルやバーベルといった高負荷の筋力トレーニングをするときに使用します。
主に腰痛を予防する効果がありますが、パフォーマンスをアップさせるという効果もあるため、ぜひ使用したいアイテムです。
腰痛を予防する
腰は字を見てわかるように、体の要の部分です。高負荷・高重量のトレーニングをするときに体を支える大切な部分ですが、腰を支えているのは1本の背骨とお腹周りの筋肉のみです。
そのため、背中や腰が曲がった状態で高い重量のバーベルなどを持つと腰に非常に大きな負担がかかり、怪我をしやすいという欠点があります。
重いウェイトを持ったときベルトをすることで腰回りの筋肉をサポートし、さらに腰が曲がらないようにすることで腰痛を予防するという効果があります。
パフォーマンスをアップさせる
トレーニングに限らず、重いものを持ったり体に力を入れたりするときにはお腹の筋肉が引き締まるのを感じる人は多いと思います。高重量のウェイトを持つときも同様で、腹筋に力を入れて腹圧を上げることで体幹が安定して重いウェイトを支えることができます。
スポーツベルトを使って腹筋を引き締めると自力で行う以上に腹圧を上げて体幹を安定させることができるため、パフォーマンスをアップできます。今までよりも一層追い込んだトレーニングをするためにはトレーニングベルトは欠かせません。
負荷が低いトレーニングでもベルトは使うべき!
スポーツベルトは負荷の高い本格的なトレーニングを行う人のためのもの、というイメージが強いですが、腰や背中を丸めず正しいフォームで行うことで怪我予防や高い効果を得ることが出来ます。
負荷の低いトレーニングやトレーニング初心者の方もぜひスポーツベルトを使いましょう。
スポーツベルトの素材による選び方
スポーツベルトには様々な素材のものがあります。素材によって使用感や耐久性などが大きく変わりますので、素材をチェックして選びましょう。
本革製
本革製のスポーツベルトは厚みがあり非常に丈夫にできています。強度も耐久性も他の素材よりも優れているため、非常に負荷の高いトレーニングに向いています。本格的なトレーニングをする際には本革製で太めのベルトを使用することをおすすめします。
ただし水洗いできないなど手入れをするのに手間がかかるのが欠点です。使用後にはしっかりと乾燥させ、カビが生えることのないようにしておきましょう。
ナイロン・布・ゴム製など
ナイロン製のベルトや布製、ネオプレーンなど合成ゴム製のベルトなどもあります。これらの素材は本革製のスポーツベルトに比べて手入れがしやすいというメリットがあります。
ただし本革製ほど高い負荷に耐えられないため、100kgを超える高負荷のトレーニングには不向きだといえます。本革製に比べて柔らかくフィット感が高いものが多いため、初心者には本革製よりもこちらの方がおすすめです。
スポーツベルトの選び方ポイントチェック
スポーツベルトを選ぶ際には素材の他にもチェックしたいポイントがあります。それぞれ項目ごとに分けてご紹介していきます。
太くてズレないものを選ぼう
トレーニングベルトは様々な太さのものがありますが、高重量でのトレーニングであるほど太くてズレないものを選びましょう。太いものは安定感が高く高いパフォーマンスを発揮することができます。
また2本のベルトでしっかりと締められるものも安定感が高くズレにくいのでおすすめです。全体的に太いものだと動きづらいというときには背中側だけ幅が広いものもあります。
通気性も考えよう
本革製のものは通気性で劣りますが、ナイロン製や布・ゴム製のものは通気性の高いものを選びましょう。トレーニング中にこもってしまったり蒸れてしまったりすると非常に不快です。