初心者がコンタクト空手を行う場合は、攻撃時の力の加減やヒットするポイントが定まりません。
組手によるお互いの怪我を防止する為にも空手サポーターの着用をおすすめします。現在有名スポーツブランドのMIZUNO(ミズノ)や武道ブランド九桜、そしISAMI(イサミ)など多くのブランドが空手用にサポーターを販売しています。
空手初心者が着けておくべきサポーターは、どの部位なのでしょうか。サポーターを購入時の着目点、人気サポーターランキングもあわせて紹介していきます。
サポーターは空手道着同様に入門時に購入しておきましょう。
空手サポーターの選び方
初心者の場合、稽古中に怪我をすることは少なくありません。また子供の場合は骨も出来上がっていないので骨折やひびが入りやすいものです。
サポーターの装着によって自分や相手の怪我を防ぐことが大切です。まずは基本的なサポーターの条件を確認していきましょう。
自分にフィットするものを選ぶ
基本的な条件の一つとして、サイズの合うものを選ぶことが大切です。きつ過ぎて体を圧迫してしまったり、緩すぎてサポーターがズレてしまうようなものを選んでしまわないように注意しましょう。
またサイズのみならずフィット感も大切な要素です。
収縮性の強度や体のラインにあったフォルムなどチェックをし、しっかり体にフィットするものを選びます。フィット感の弱いものは、動きにくく稽古に際も気になってしまいます。
中にはベルクロテープなどで、フィット感を微調整出来るものもあります。
清潔感を保てるもの
空手の稽古時に着用するサポーターは、汗や汚れが付きやすいものです。直接肌につけるものなので常に清潔に保てる素材がいいですね。
一般的な素材は「コットン」「ポリエステル」「合皮」などになっています。好みにもよりますがコットンやポリエステルは水洗いが可能で、手入れがしやすい素材です。
一方合皮の場合は、薄めた中性洗剤を付けた布をしっかり絞り汚れを拭きます。その後水拭きし、さらに乾いた布で再度拭きます。最後にしっかり日陰に干して手入れは完了です。
手入れにもこだわりたいという方は合皮素材の空手サポーターが向いているかもしれません。
吸汗速乾性のあるもの
特に拳用のサポーターが汗でべたついていると、不快感が強く汗で拳が滑ることもあるでしょう。
汗をかいても吸汗速乾性があれば快適に使用出来ます。また洗濯の際も乾きが良いのでおすすめです。
サポーターの中にはデオドラントテープを使用しているものもあり、防臭や殺菌効果を発揮します。臭いが気になるという人は防臭機能のついたものを選びましょう。
衝撃吸収性に優れたもの
サポーターを着用する大きな目的は受けた衝撃を吸収することです。その為確かな衝撃吸収性のあるものを選びましょう。
また初心者の場合は関節部分に負荷が掛かりやすいので、手首や足首などの関節もカバーしてくれるサポーターが一押しです。
部位別サポーター!どの部位を優先する?
空手のサポーターと一言でいっても、サポーターには幾つかの種類があります。まずはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
サポーターの種類
空手用のサポーターは様々な部位を守るものが存在します。まずはその種類ですが、主に下記のようなものがあります。
- 拳用サポーター
- 膝用サポーター
- 脛用サポーター
- ボディプロテクター
- ヘッドギア
- マウスピース
- ファールカップ
この他にも足の甲のみを保護するものや、女性用のチェストガードなど多種多様です。
怪我防止の為とはいえ全てを着用することは出来ません。そこで今回は初心者におすすめの部位にファーカスを当ててサポーターを見ていきましょう。
拳用サポーターは必需品
拳用サポーターはその名の通り拳を守るものです。空手には拳を作るという言葉もありますが、初心者の場合は拳が非常に弱く最も怪我をする部位でもあります。
その為拳のサポーターは必須アイテムといえます。
指先が出ているオープンフィンガータイプと、拳全体をカバーする形状のものがあります。
脛用サポーターで足を守る
空手といえば「美しいキックの姿」が魅力です。しかし初心者にとって足の動きコントロールは手のコントロールよりも難しいものです。
自分の脛や足首を守り、相手にも怪我を負わせないように脛用のサポーターも着用したほうがいいですね。
脛用のサポーターには指先までしっかりカバーされているタイプもあります。足の動きのコントロールが苦手で当たる部位が定まらないという人は、指先までしっかりカバー出来る脛用サポーターがおすすめです。