ではどのような考え方で、どんなストレッチを実践すれば良いのでしょうか。

繰り返しになりますが、腰痛が起こる原因の一つとして腰回りの筋肉不足が挙げられます。急激な運動を必要としないストレッチは、腰痛を和らげるのに効果的です。ただ、腰痛が起こる原因は様々なので、セルフストレッチの前に医師やトレーナー、整体師に指示を仰ぐのがベストでしょう。

腰痛対策のストレッチとは？

では腰痛対策のストレッチをご紹介します。
仕事の合間にも出来る椅子を使ったストレッチです。時間に追われるオンタイムに自分のデスクで出来る点もおすすめです。

尻の外側ストレッチ

1. 椅子に座ったまま足を組みます。組んだ時に上にくる脚を椅子に乗せましょう。
2. 椅子に乗せた方の脚を、両手で抱えて、組んでいる脚の反対側方向に引っ張ります。もし、右脚を椅子の上に載せている場合は、左胸の方に引っ張る形になります。
3. これを20秒行ったら反対側の脚も同様にストレッチします。股関節などに痛みを感じるようであれば、無理をせずに中断しましょう。

尻の内側ストレッチ

1. 足を組まずに椅子に座ります。片足をそのまま椅子に乗せましょう。片足だけ体育座りをするイメージです。
2. 姿勢よく胸を張り、脚を胸をくっつけるイメージで両手で引っ張ります。
3. これを20秒行ったら反対側の脚も同様にストレッチしましょう。

まとめ

腰痛と尻。
一見すると関係がなさそうですが、尻の筋肉が強張っていると骨盤周りも硬くなってしまい、結果的に腰の筋肉に負担が掛かってしまいます。

ここでご紹介した２つストレッチは椅子を使って出来るので、仕事場でもやりやすいのではないでしょうか。
ただし椅子が小さいと足を乗せにくいので注意しましょう。長時間座り続けて、腰が痛くなってきたな、と感じた時にやると効果的です。

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