ボクシングは今や男女問わず人気のスポーツとなっています。
ストレス発散やダイエット目的、そして本格的なトレ―ニングを始める人も多いでしょう。しかしボクシングを始めると怪我の予防の為にガード・プロテクターが必要になってきます。
初心者に必要なガード・プロテクターとはどのようなものなのでしょうか。ボクシングを楽しむ為に揃えておきたいガード・プロテクターの種類や選び方を伝授します。
多くの人が愛用するガード・プロテクターの人気ランキングもお見逃しなく!
初心者におすすめのガード・プロテクト
ボクシングを始めたばかりの初心者はまだ体が出来上がっていない為に、怪我のリスクが大きく怪我から体を守ることが大切です。
怪我をしてしまったり、痛い思いが続くとせっかく始めたボクシングのトレーニングも継続しにくくなりますね。
まずはボクシング初心者におすすめのガード・プロテクトの種類を確認しておきましょう。
拳を保護するバンテージ
バンテージはプロボクサーも愛用する重要なアイテムです。
実はパンチ力が強い上級者程必要なアイテムで、拳を衝撃から守る役割を担っています。
グローブの下に装着し拳を守り、手首をサポートすることで手首の捻挫や骨折も防ぎます。
初心者の場合パンチ力は強くありませんが、それでもバンテージをつけずにグローブを着用すると、トレーニング中に拳に痛みを感じるはずです。
またフォームが整っていない初心者にとって手の怪我が最も多いといえます。自分のパンチで怪我をしない為にもバンテージは必須アイテムですね。
頭部を守るヘッドギア
ヘッドギアも初心者にとっては欠かせないアイテムではないでしょうか。2013年には国際試合での着用禁止となっていますが、トレーニング時には怪我予防のために着用をおすすめします。
初心者同士のスパークリングなどでは、狙いも定まらず力のコントロールも不十分なため怪我のリスクが上がります。
特に頭部の怪我は大怪我に繋がりやすいので適切なヘッドギアを選ぶ必要が出てきます。
ボディの衝撃を減らすボディプロテクター
体の筋肉も出来上がっていない初心者にとって、ボディに受ける重いパンチの衝撃は相当なものです。
当たりどころが悪ければ肋骨のヒビや骨折に繋がってしまいます。着用が恥ずかしいという意見もあるようですが、怪我をしてはボクシングを続けるのが困難になります。
体をつくりあげる過程でボディプロテクターを使用してもいいのではないでしょうか。
スパーリングをするならマウスピースもおすすめ
スパーリングが激しくなってきたら、舌や口中の怪我を予防するためにマウスピースを着用しましょう。
上級者になるとオーダーメイドで自分専用のマウスピースを使用しますが、初心者の場合はお湯につけて歯型をとる簡易的なものでもしっかり怪我予防の役割を果たしてくれるはずです。
ボクシング用ガード・プロテクトの選び方
初心者におすすめのボクシング用ガード・プロテクトを確認したので次は「選び方」をマスターしていきましょう。
怪我予防の為のアイテムは妥協せずに正しく選んでこそ危険回避に繋がります。
サイズの調整が出来るもの
ボクシング用ガード・プロテクトを選ぶ際に気をつけたいポイントは、サイズを微調整出来るか否かです。
自分の体格に合わせたサイズを選びますが、体には個人差があるものです。サイズの調整を細かくすることでガード・プロテクトのズレを防ぎ、フィット感が上がります。
フィット感の高さは安全性の高さに比例するものなので、怪我を予防する為にもサイズ調整がしっかり出来るものがおすすめです。
軽量のもの
いうまでもなくボクシングは持久力や俊敏性、敏捷性が必要なスポーツです。またスタミナ勝負ともいわれますね。
シューズに関しても出来るだけ重量を減らし、スタミナ温存を図っています。
そんな中ガード・プロテクトが重いと、初心者は特に負荷が大きくなり、スタミナ切れを起こしてしまうでしょう。
ボクシング用のガード・プロテクトを選ぶ際は出来るだけ軽量のものが良いですね。
初心者は伸縮性のあるバンテージを選ぶ
ボクシングの必須アイテムといわれるバンテージですが、伸縮するタイプと伸縮しないタイプに分けられます。
伸縮しないタイプのバンテージは耐久性が強く、手首のサポート力が強いのが特徴です。しかしきちんと巻くにはコツが必要で、難易度が高いので上級者に向いています。
一方伸縮性の高いバンテージは手にフィットしやすく巻くのも簡単なので初心者におすすめです。
バンテージのおすすめは簡易型
初心者におすすめのバンテージとして、伸縮性のあるバンテージの他に簡易性のバンテージが挙げられます。
グローブのように簡単に着脱出来るのが特徴で、初心者でも気軽に利用することが出来ます。
デメリットは耐久性が低いこと、長時間のトレーニングや強い打ち込みなどには向いていませんが、初心者のトレーニングには十分に対応可能です。
ボディプロテクターは衝撃吸収性の高いもの
ボクシング用のガード・プロテクトは出来るだけ軽量の方が良いとお伝えしましたが、軽量化を重視し過ぎて衝撃吸収性が下がってしまうのはNGです。
怪我の防止、衝撃緩和の為に着用するアイテムなので衝撃に強いという条件は重要です。
重要アイテム「ヘッドギア」は3種類
初心者に限らず、トレーニング時の大きな怪我を事前に防ぐアイテムとしてヘッドギアは揃えておきたいアイテムです。
そんなボクシング用のヘッドギアには3つのタイプがあります。それぞれの特徴を把握し、自分に合っているものを選びましょう。
視野が広いオープンタイプ
オープンタイプのヘッドギアは顔の部分が全て開いているので視野が広く相手の動きが見えやすいという特徴を持っています。
着用部位が頭部のみとなるので軽いこともメリットに挙げられます。
しかし顔のガードが無くなるので、怪我のリスクが最も高くなります。攻撃からのディフェンス力が高く、相手の動きを細部まで見たいという人に向いています。
初心者には使いにくいヘッドギアではないでしょうか。
安全性が高いフルフェイスタイプ
フルフェイスタイプは頭部に加え、顎や頬、そして鼻の部分もカバーするヘッドギアです。
怪我のリスクは最も低く安全性が高いですね。デメリットは視野が狭く相手の動きが見えにくいという点にあります。
ディフェンス力が弱いと攻撃を受けやすく使いにくく感じるかもしれません。さらに重量感がある為重く窮屈さを感じる人が多いです。
最も人気のあるフェイスガードタイプ
ヘッドギアの中で最も使い勝手が良く癖がないのが、フェイスガードタイプです。
頭部や顎に加え頬もガードしてくれます。ある程度の視野も確保され相手の動きも見えやすくなります。
デメリットを上げるならば正面からの攻撃には弱く、鼻を怪我する可能性があるということです。
ボクシング用ガード・プロテクト用品おすすめ人気ランキング8位~4位
初心者におすすめのガード・プロテクトをマスターしたところで、多くの人が愛用しているガード・プロテクトをランキング形式で発表します。
購入時の参考にしてみて下さい。
8位 ボディプロテクター ライトモデル
ボディへの攻撃から体を守るボディプロテクターです。背中部分のベルトで自分の体形に合わせた微調整が可能です。
素材は合皮と適度な伸縮性のあるポリウレタン、そして衝撃吸収率の高いEVA圧縮スポンジを使用しています。
薄く軽いだけでなく衝撃にも強い構造です。またリバーシブルとなっているので赤と白の両カラーを楽しむことが出来ますね。
7位: Winning カンタンバンテージ
初心者でも簡単に巻くことのできるバンテージです。ライトコンタクト用となっています。
厚さは8mmでクッション性の高い素材で衝撃を受け止め緩和してくれます。サイズは幅が3cmで長さが170cmとなっており、女性の手に合うスモールサイズです。
丸洗い可能なので、いつでも衛生的に使用することが出来ますね。
6位: マーシャルワールド スパーリングヘッドガード HG50
人気格闘ブランドマーシャルワールドのプロ仕様ヘッドギアです。後頭部のパッドやイヤーガードも完備した安全性の高いフェイスガードです。
幅の広いベロクロが付いており、サイズを微調整出来るのでズレることなくフィット感も高く着脱も容易に出来ます。
カラーはブラック、レッド、ホワイト、ブルーそしてイエローの5色展開で好みのカラーを選択出来ます。
5位: RDX バンテージ 正規品 ハンドラップ ボクシング ムエタイ サポーター
RDXのバンテージは簡易タイプとなっていますが、75cmの手首用バンテージが付いており手首の怪我をしっかりガードしてくれます。
ゲルと泡状素材を採用し衝撃を大きく緩和させ、熱抑制テクロノジーで蒸れずに快適な使い心地を実現させました。
また衝撃を受けやすい指のつけ根や手首部分に強度維持するカーボン素材を使用しています。衝撃吸収性とサポート力に優れたバンテージです。
4位: M’s Life ヘッドギア ボクシング スパーリング用
素材に柔らかく肌触りの良いPUレザーを使用したボクシング用ヘッドギアです。
大きなマジックテープが付いており、自分のサイズに合わせた微調節が可能なのでズレにくくしっかりとフィットします。
クッションの厚さは3cmで衝撃吸収性に優れたフェイスガードとして初心者から上級者までおすすめのアイテムです。
ボクシング用ガード・プロテクト用品おすすめ人気ランキング3位~1位
人気のボクシング用ガード・プロテクトには様々な種類のものが選ばれていますが、人気上位は必須アイテムと呼べるヘッドギアやバンテージアイテムが選ばれています。
3位: Winning ゲルデガード
打撃に慣れていない初心者の場合はバンテージを巻いても拳が痛いと感じるものです。そんな時に重宝するのが拳用パッドです。
バンテージを巻く前に装着し、上からバンテージを巻き付けていくことで拳への衝撃を大きくカットしてくれます。
試合での使用は禁止されているので、試合に出る際は注意しましょう。
2位: SODIAL(R) 黒のヘッドギア
大きなマジックベルトで微調整をすることが出来るシンプルなヘッドギアです。
額部分は2重のパッドを使用しており衝撃吸収率を上げています。フィット感がよく軽量な作りとなっています。
価格が抑えられており、愛用者からは良い商品でありながら低価格だと好評です。少し小さめの作りとなっているようなので購入の際は注意が必要です。
1位: Twins ヘッドギア
ムエタイの人気ブランドTwinsの本革性のフェイスガードタイプヘッドギアです。マジックテープを使用し微調整を行うことが出来ます。
また本革性で肌触りがよく耐久性にも優れているので長期で愛用することが出来ます。
サイズはSサイズからLサイズまで揃っており、カラーバリエーションもブラック、ブルー、ホワイト、レッドと4色と好きなカラーを選択可能です。
利用者からはフィット感がよくつけやすい、ズレない、視野が広いなど高評価を得ています。
ボクササイズ・パンチングミットにはRDX商品がオススメ!
近年女性人気の高いキックボクシングやボクササイズ。これから始めるという方にはRDXの商品がオススメです。
手頃な価格ですが、どの商品も本格的な仕様になっています。そのため商品の良し悪しが分からない方、知識がない方でも安心して購入することが出来るでしょう。もちろん中級者や、道具の消耗が激しい上級者の練習にも使用できます。
初めてジムに行かれる初心者の方にも分かりやすく解説しておりますので、ぜひチェックしてみて下さい!
【体験レポート】RDXのボクシング商品を紹介!ボクササイズ・キックボクシング向け
安全なガード・プロテクトを選んで楽しくボクシングを続けよう
ボクシングは始めてみるとハードな運動量に過酷なトレーニングと、モチベーションの維持が困難なスポーツです。
少しでも快適に楽しくトレーニングを続ける為に、ボクシング用のガード・プロテクトでしっかり体を守っていきましょう。
怪我が少ないボクサーほど上達も早いのではないでしょうか。