【関連記事】BCAAとは何かを理解して効果的に摂取しよう!

食欲不振の解消

筋肉に関する効果が注目されているBCAAですが、それ以外の効果も注目されています。
それが食欲不振の解消です。
栄養不足の状態にある高齢者にBCAAを摂取させたところ、そうでない患者と比較して摂取するタンパク質やカロリーの量が増えたとの結果が得られました。
この研究により、食欲不振が発生する理由の1つに、BCAAの不足があると判明しました。

BCAAはあらゆる食品に含まれており、通常であれば不足しにくいアミノ酸です。
ただし、食生活に偏りがある場合に不足する可能性もあります。
食欲がすぐれないと感じるときは、BCAAを含む食品やサプリメントを意識して摂取してみてはいかがでしょうか。
ローフードを手にする男性

糖尿病を抑制する効果が注目

インスリン濃度を上昇

BCAAとしての効果が注目されがちなイソロイシンですが、単独でも重要な働きをする可能性を見出されています。
そのひとつが、糖尿病を抑制する効果です。

高脂肪によるⅡ型糖尿病状態にあるマウスにイソロイシンを投与したところ、血中のインスリン濃度を上昇させました。
インスリンとは、膵臓のランゲルハンス島から分泌されるホルモンのことで、血糖値を抑制する作用があります。
このことから、イソロイシンの摂取が糖尿病やその予防に効果があることが示唆されています。

インスリン抵抗性を低下させる

また、イソロイシンを含むBCAAを摂取することで、インスリンの効果が現れやすくなることも分かっています。
インスリンの効きやすさを「インスリン抵抗性」と言います。
インスリン抵抗性は、加齢や肥満、運動不足などさまざまな要因が重なって変動し、これが上昇するとインスリンが効きにくくなり、血糖値が上がりやすくなって糖尿病のリスクが上がります。

もちろん生活習慣の改善が第一ですが、それをサポートする意味でも、イソロイシンを含むBCAAを摂取することには意味があるといえそうです。

イソロイシンの摂取方法

先ほどからお話しているとおり、イソロイシンはBCAAの形でバリン、ロイシンとともに補給することがほとんどです。
BCAAのサプリメントは非常に多くの種類が販売されていますので、口コミやレビューなどを確認しながら、評価の高いものを慎重に選択しましょう。
摂取による副作用は確認されていませんが、パッケージ等に記載されている用法用量をしっかり守り、摂取による体調不良が疑われる場合は医師の診察を受けるようにしましょう。
young caucasian bodybuilder in the gym, drinking a protein shake
筋トレサプリメントを調べたことのある方であれば、一度は耳にしたことがあるであろうイソロイシン。
BCAAとして摂取するため、それ単独の効果を意識することはあまりないのですが、我々の体にとって大切な働きをしてくれているアミノ酸であることは、ぜひとも知っておきたいところです。

  

あなたへのオススメ記事
RECOMMEND

検索
SEARCH

人気記事
RANKING

  1. 登録されている記事はございません。

カテゴリー
CATEGORY

タグ
TAG

ツイッター
Twitter

PAGE TOP