ハタヨガ・アイアンガーヨガ・ヴィンヤサヨガなど種類があるなかで、最近のフィットネスクラブのメニューに必ずと言っていいほど見かけるようになったパワーヨガ。
今回はパワーヨガの効果とポーズについて徹底解説していきます!
”パワーヨガ”と”ピラティス”の違いって何?
フィットネスなどでリラックスできる運動として人気が高いのが”ヨガ”と”ピラティス”です。
似たような動きも多いため、混合して考えてしまうかもしれませんが、そもそもこの2つは似て非なるものなのです。その違いを見ていきましょう。
”ヨガ”はスピリチュアルを鍛えるもの
ヨガでは最後に「シャヴァーサナ」というあおむけになり自分と向き合う時間があります。
体の動きで鍛えるだけでなく、心の在り方なども重要視されています。
”ピラティス”はインナーマッスルを鍛えるもの
ピラティスは、少ない動きで体幹を鍛え、筋力とバランスを強化していくエクササイズです。
ピラティスはヨガの技法を取り入れていますので、トレーニング自体は似ていますが、ピラティスでは体の使い方が意識されているのです。
現代版ヨガの”パワーヨガ”
今回紹介する”パワーヨガ”は運動量の多いハード系ヨガです。パワーヨガの歴史は浅く、様々なヨガの流派を混ぜ合わせて作られています。
初めて体験する方は、インナーマッスルをはじめ、肩や腕回りなど筋肉痛に襲われる可能性が高いです。
ベースは「アシュタンガヨガ」
パワーヨガは、呼吸を重視した「アシュタンガヨガ」と、体軸の調整を重視した「アイアンガーヨガ」をメインに組み合わせたものです。
パワーヨガの場合はウジャイ呼吸という鼻と喉で音を立てながら肺を広げることを意識する胸式の呼吸方法で行います。
ウジャイ呼吸法には体を温め、内臓を活性化させる効果があります。
パワーヨガで得られる効果
ヨガの中でも動のヨガと言えるパワーヨガは、ピラティスとは違い、有酸素運動の要素が強いヨガです。
パワーヨガを行うことで、どんな効果を得られるのでしょうか?
筋力アップで肉体を鍛えられる
パワーヨガはとにかく運動量が多いので、エクササイズとしてはうってつけです。
ダイナミックなポーズや動きも多く、ポーズのキープを繰り返すことで筋力アップすることが出来ます。
柔軟性やバランス能力が上がる
足を大きく開いたり、体をしっかりと伸ばす運動が入っているので、柔軟性アップにつながります。
また、ポーズを連続して行うので、バランス能力が養われます。
集中力が上がる
正しいポーズを連続して行うためには集中力が必要です。また、パワーヨガの呼吸法である「ウジャイ呼吸」はメンタル強化や集中力を上げる効果があります。
ダイエットとしても効果的!
パワーヨガは多くのカロリー消費が出来る有酸素運動なので、楽しみながら短期間でシェイプアップ効果が出ると評判です。
パワーヨガの呼吸法”ウジャイ呼吸”の凄さ
通常のヨガでは腹式呼吸なのですが、パワーヨガでは胸式呼吸である「ウジャイ呼吸」を行っています。
この「ウジャイ呼吸」の効果も見ていきましょう!