それでは、早速各パターンにおける筋トレの推奨頻度をチェックしてみましょう。
トレーニングの目的別、推奨実施頻度
女性向き美容トレーニングのケース
- 筋トレの目的：美容のための筋力トレーニング
- 筋トレの推奨頻度：毎日または2日に1回
- 筋トレの概要：自重を利用する軽い筋トレ
一般的に女性からのオーダーで多い、逞しい肉体を作るというよりは美しいボディラインを構築するためのトレーニングになります。
この場合、速いピッチで身体を追い込んでいくような、いわゆる筋トレの王道的アクションではなく、どちらかといえばゆっくりとしたスピードでじっくり行うトレーニングになります。
これは効率的に脂肪を燃焼させるべく基礎代謝の向上を優先しているのと、体幹を鍛えることで姿勢を改善したり、そこから得られる健康的な生活を手にすることを目的にしているためです。
しっかりとした筋肉質ボディを手に入れたいケース
- 筋トレの目的：マッチョな肉体美を得るための筋力トレーニング
- 筋トレの推奨頻度：2日に1回～3日に1回程度
- 筋トレの概要：ウエイトを利用する身体を追い込む筋トレ
こちらは主に男性向きになるのでしょうが、ある程度、逞しい肉体を手に入れたい方向けのトレーニングになります。
無論、かなり身体を追い込んでいき、負荷も十分に掛ける点が重要になりますが、先にも述べたようにしっかり休息をとることが重要です。
また、栄養補給も忘れてはいけません。
ダイエットを絡めていると、ついつい食事を制限する方に頭がいってしまいますが、何も考えずに粗食にするのも考えものです。
過剰な脂質や糖分は問題ですが、筋肉の発達にタンパク質と結びつく炭水化物はある程度必要ですし、当たり前ですが肉や魚といったタンパク質はしっかり摂る必要があります。
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回復しきってない時は追加の休息も重要
男性向けトレーニングの場合、ジムなどに行きマシンで徹底的に身体をいじめ抜くといったやり方もありますが、女性用のスロートレーニングの回数を増やして追い込むのも良いでしょう。
いずれにせよ、トレーニングをした後はしっかり休んでください。
過度なトレーニングをして筋肉が回復しきってないと感じたら、先述のペースよりも1日くらい多めに休息をとります。
まとめ
トレーニングの目的は千差万別、考え方も色々ですが毎日の運動習慣はとても重要です。
スポーツやトレーニングで運動を習慣化し、健康的な生活を送るのは非常に良いことだと言えます。
ただ、良かれと思ってやっていることにあまり効果がなかったり、やり過ぎて怪我をしてしまっては本末転倒です。
自分がトレーニングする目的を明確にし、そこに到達するまでの過程をしっかりとプランニング、スケジューリングしてやることが出来ればトラブルは回避出来るでしょう。
せっかくやるのですから、しっかりと成果が出るようなやり方をマスターして筋トレに励みましょう。
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