体の奥深くに存在する筋肉(インナーマッスル)は、体の機能を維持するための非常に重要な筋肉と言われています。
通常の筋トレでは鍛えずらいのですが「魅力的なボディーを手に入れたい」「健康的な体つきにしたい」という方はインナーマッスルをしっかり鍛えたいところですよね。
深層筋を鍛えるインナートレーニングのメリットや効果的なやり方をご紹介します。
インナーマッスルを鍛えるメリット
まずは、インナーマッスルを鍛えることで得られるメリットを知りましょう。
そうすることで毎日のトレーニングを継続するモチベーションを維持することができるでしょう。
身体能力が向上
インナーマッスルは身体の深層にあり、動きをスムーズに動かすために筋肉の微調整を行っています。
さらにインナーマッスルは、腹筋や大胸筋などの大きな筋肉のサポート役であり、鍛えれば鍛えるほど身体パフォーマンスがアップします。
また、インナーマッスルを鍛えることで、体のコントロールがうまくなり、自分の思い通りに動けるようになります。
体のバランスが整えられる!
筋力トレーニングをするなら体のバランスが重要です。
体のバランスが悪いままトレーニングを行うと怪我をするリスクも高まりますし、トーレニング効率も非常に悪くなります。
身体に培った力を効率的に最大限発揮するためには、インナーマッスルとアウターマッスルのバランスが重要です。
四十肩などは肩の筋力バランスが原因だといわれており、インナーマッスルを鍛えることで筋力のアンバランスによる不具合が改善されます。
血流アップで健康体質に!
インナーマッスルと言うと、お腹の腹斜筋、腹横筋などをイメージされる方が多いかと思いますが、実は肩周りや腰部分、背中にもインナーマッスルは存在します。
インナーマッスルを鍛えることで関節が正常な位置に保たれるので、血液の流れの邪魔をすることなく血行促進の効果も期待できます。
血行が良くなれば「肩こり解消」「内臓機能向上」「お肌のターンオーバー促進」など嬉しい効果がたくさん出て来ます。
基礎代謝アップ!
インナーマッスルと呼ばれる腹筋あたりにある筋肉の周辺には内臓などがあります。
インナーマッスルを鍛えることで、自然と体内側の筋肉も鍛えられ安定して行きます。
するとコルセット効果で内臓を支える効果も高まり、正しい位置に内臓を維持することができるようになります。
内臓の位置が整うことで、内臓の機能が正常に戻り結果的に基礎代謝もアップするのです。
インナーマッスル(深層筋)トレーニングを効果的に行うポイント!
インナーマッスルは体奥深くの筋肉を鍛えるので、通常の筋トレとはやり方が全然違います。
パワーを発揮するためのアウターマッスルとは違い、一つ一つが小さな筋肉でできているため、独特なトレーニング方法になってくるのです。
効率的にインナーマッスルを鍛えるためにトレーニングポイントをしっかり理解しましょう。
アウターマッスルとのバランスが重要!
インナーマッスルはアウターマッスルを支えているといいましたが、アウターマッスルもインナーマッスルを支えて動いています。
この2つの連動がうまくいくほど動きもスムーズになるので、片方だけを鍛えるようなトレーニングではなくバランスよく行いましょう。
大きな負荷よりも回数重視
筋トレと言うと「きつい」「大変」というイメージがありますよね。しかし、それはアウトマッスルの鍛え方です。
インナーマッスルを鍛える際には大きな負荷をかけることはありません。
外側の筋肉を支えるための筋肉ですから、スローペースであまり大きな負荷をかけずにトレーニングを行いましょう。
大きな負荷をかけないかわりに回数を増やすことを意識してください。
息が切れるまでトレーニングしない
大きな筋肉を鍛える時は限界まで筋肉を痛めつけますが、インナーマッスルを鍛える時は限界まで追い込んではいけません。
インナーマッスルは外側の筋肉を支える大切な筋肉であり、傷ついて稼働しにくくなると生活するのに困難な状況になります。
適度に疲れたところで一度休み再開を繰り返して回数を意識することを忘れないでください。
トレーニングペースはゆっくりと
アウターマッスルを鍛える時には、筋肉を壊して再構築する”超回復”を待つ時間が必要なため、連日のトレーニングはおすすめできませんでした。
しかし、インナーマッスルは一つ一つの負荷が少ないので毎日行っても大丈夫です。
インナーマッスルトレーニングメニュー6選
それでは、毎日気軽にできるインナーマッスルトレーニングを紹介します!
腹部周辺のインナーマッスルトレーニング①:「ドローイン」
腹部のインナーマッスルは「腹横筋」です。この筋肉はちょうどお腹周りにぐるっと広がっているので、鍛えることで内臓脂肪もしっかりと押さえてくれます。
仕事中や電車内、テレビを見ている時など「いつでもどこでも」できるトレーニングですが、最初はあおむけになりながら行うことをおすすめします。
トレーニングに集中することが出来るので、さらに効果的です!