前半・後半それぞれ45分。1試合90分と長時間に渡り、走り続けなければならないスポーツ「サッカー」。だからこそ、サッカーは「スタミナが大事!」と第一に思われています。
その実、サッカーでのパフォーマンスをより向上させるには、筋トレを加えたトレーニングが欠かせません。ただ、筋肉は付けるほどに重くなるもの。素早い動きを維持するためには、不要な筋トレをしていては逆効果です。
そこで今回は、サッカーでぜひ加えていただきたい、効果的な筋トレ3選をご紹介します。また、サッカーにおけるトレーニングの基本についても触れていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
サッカーに必要な筋肉
冒頭でお伝えした通り、筋肉は付けすぎると動きに支障をきたすもの。サッカーのトレーニングでも、必要な箇所にだけ効果がある筋トレが必要となります。そこで、以下にはサッカーに必要な筋肉についてまとめました。
腹筋
サッカー選手を見てわかる通り、「腹筋」が強調されている方がほとんどです。これは、サッカーという競技が接触プレーがよくあるものであるため。万が一、他選手と強く接触したとしても、決して押し負けることなく安全にプレーするために腹筋は必須なのです。
大臀筋
サッカーにおいて、下半身というのはプレーの質に直結するもの。特に、足を効率よく働かせるためには「大臀筋」が重要な筋肉と言えます。その為、一流選手も大臀筋の筋トレは入念に、日々のトレーニングメニューに加えているほど。大臀筋を中心に、足回りを鍛えるのが効率的です。
脊柱起立筋
体幹を鍛えることで、プレーで体の軸がブレにくくなるというのはよく聞くことと思います。そんな体幹を鍛えるのに効果を発揮する筋肉は、「脊柱起立筋」です。日々のトレーニングから脊柱起立筋を鍛えることで、素早い方向転換や正確なショットに繋がると言えます。
食事でトレーニングの質が変わる
サッカーにおいて特に重要となる筋肉についてはご理解いただけたと思います。ただ、筋トレだけがサッカーにおけるトレーニングではありません。全てのスポーツに共通することですが、日々の食生活こと一番のトレーニングなのです。
特に、サッカーのように練習はもちろん1試合で大量のエネルギーを消費するスポーツにおいて、効率的な栄養補給というのは必須。以下には、サッカーでおすすめしたい食事でのトレーニングのポイントをまとめました。
たんぱく質を効率的に
トレーニング全般はもちろん、特に筋トレの効率を上げる為には「たんぱく質」の摂取が欠かせません。これは、たんぱく質が筋トレにより破損した筋肉を強く再生させるには必要な栄養素であるためです。おすすめは豚ヒレ肉や鶏ささみ。どちらもたんぱく質を豊富に含む上、脂質が低いと理想的な食材と言えます。