正しいフォームであれば可能
スクワットを効果的に行うためには、正しいフォームを意識する必要が。その際、どうしてもお腹周りや背中周りなど。いわゆる「姿勢」を正しく維持することとなります。つまり、それだけ腹筋に力を入れなければならないということ。当然、腹筋を鍛えることにも繋がるのです。
体幹の強化にも効果的
また、スクワットは腹筋の中でも「腹横筋」と呼ばれる、体の内部をコルセットのように巻きついている筋肉にも効果が期待できます。この腹横筋とは、いわゆる「体幹」に繋がる筋肉のこと。つまり、スクワットを行うということは、外中両方の腹筋を鍛えることができると言えます。
スクワットの正しいやり方
スクワットにより腹筋が鍛えられるというのは、ご理解いただけたと思います。ただ、それもあくまで正しいやり方であるということが前提です。そこで、以下にスクワットの正しいやり方をまとめてみました。
ノーマル・スクワット
まずは、基本となる「ノーマル・スクワット」のやり方の動画と流れになります。ポイントとしては、しっかり腰を落とすということ。猫背にならず、背中は地面に対して直角を意識することが挙げられます。
- 肩幅より少し広めに足を開く
- 両手を前に出し、膝が直角になるまで腰を落とす
- 1の姿勢までゆっくりと腰を上げる
- 1〜3までの動きを10回5セット繰り返す
ワイドスタンススクワット
次は、スクワットの派生系の1つ「ワイドスタンススクワット」のやり方の動画と流れを以下にまとめました。ポイントしては、つま先が外側45度に向けて開いているということ。しっかり息をするということが言えます。
- 肩幅の1.5〜2倍に両足を開く
- 地面に対して太ももが水平になるまで、腰を落とす
- 1のスタンスまでゆっくりと、腰を上げる
- 1〜3の動きを10回5セット繰り返す
※常に顔は正面を向くように意識するのがおすすめです。
シングルレッグスクワット
最後は、スクワットの派生系の1つ「シングルレッグスクワット」のやり方の動画と流れを以下で紹介します。ポイントとしては、体の軸を意識してぶれないようしっかりと腰を落とすところにあります。
- 膝下ほどの台を用意する
- 台に対して60cmの位置に、背を向けて立つ
- 片足の甲を台の上に乗せる
- 前方の膝が直角になるまで、腰を落とす
- 2のスタンスまで、ゆっくりと腰を上げる
- 2〜5の動きを、片足10回5セットで両足繰り返す
※慣れない方は「ランジ」で練習するのもおすすめです。
どこを鍛えるか意識することが大事!
今回は、スクワットが本当に腹筋に効果的なのか?そして、腹筋により効果的な正しいスクワットのやり方についてご紹介しました。下半身だけと思っていた方も、実は腹筋に強い負荷が掛かることはご理解いただけたと思います。
また、スクワットと一括りにしているものの、「ノーマル・スクワット」を始め「ワイドスタンススクワット」や「シングルレッグスクワット」など。スクワットにはより負荷の大きな派生系も存在しています。
ただ、どのスクワットにも言えることですが、あくまで正しいやり方だからこそ腹筋にまで効果があるということ。ぜひ、今回紹介した「ノーマル・スクワット」のやり方を基準に、腹筋にまで効果的なスクワットを実践してみてください。
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