「軽量」のもは、遠心力を活用しにくくなるため回しづらいと感じることもあります。
そのため、初心者では「500g〜1kg」ほどの重量をもつフラフープから挑戦しはじめるのがおすすめです。
大きさの選び方は大人の場合では「直径90cm〜100cm」が一般的です。組み立て式で収納しやすいものも販売されているため、保管場所の心配ははありません!
さらに素材では「フラフープが体幹に当たる際の痛みを緩和する工夫が施された製品」や逆に「体幹により刺激を与えるためにフラフープの内側に凹凸が備えられた製品」などもあります。
「トレーニング用」としているものでは、一般的なフラフープよりも効率的に効果を得られるということを覚えておきましょう。
基本姿勢
こちらでは、フラフープを用いた運動をはじめるための基本姿勢についてご説明しましょう!
まずは両足を肩幅に開いて膝の力を軽く抜き、フラフープを両手で腰の高さで把持して基本の姿勢を整えます。フラフープを用いた運動における重要なポイントはなるべく力を入れないことという点を覚えておいてください。
練習
早速こちらではフラフープを用いた運動の練習についてご説明します。
まず、腰にぴったりとフラフープをつけた状態から、手でフラフープを前に押し出すように回してみましょう。フリスビーを投げるような感覚をイメージすると簡単にできます。
フラフープを用いた運動をするときには、骨盤や筋肉のバランスをとるために必ず「左右同じ回数で回すこと」が重要です。
腰の位置は動かさないようにイメージしながら、回るフラフープに合わせて体を動かし、回転数少しずつ増やしていきましょう。
フラフープがお尻の位置まで下がるときには、お尻を大きく動かすと元の腰の位置まで上げることができます。膝まで下がった場合には、一度運動を中止して、また新たに腰の位置からはじめるようにしましょう。
基本の回し方
- ある程度回転数を維持できるようになったら、体を動かします。
- 両手をまず外側に、次に上、前、体の前で交差させて肩に当てるようにします。この時も、肩や肘の力を抜くようにしましょう。
- 体の向きを変えていき、一周します。
- 回すスピードを上げたり下げたりします。
これらを組み合わせて運動していきましょう。ここで重要なのは、体の力を抜くことと自分の体幹や骨盤の動きを意識しながら行うことです。また、呼吸を整えるようにしましょう。
フラフープに適さない時間帯
フラフープを使った運動は、基本的には数分間の短時間でも効果が得られるので、時間を決めてもいいですし、空き時間に行うのも良いでしょう。しかし、以下のようなタイミングは避けましょう。
- 食後:食後は1時間ほど休息しましょう。食後は血液が食事の消化に集中して使われているため、その時に運動すると血圧変動を生じたり、腹部を圧迫することで腹痛や嘔気などの体調不良を生じる原因になります。
- 空腹時:血糖値の低いときの運動は、けがや事故の原因につながりますので避けましょう。
- 就寝直前:交感神経の働きを強めてしまうので、寝つきが悪くなるだけでなく睡眠が浅くなることがあります。運動は就寝の3時間前ほどまでに終えるようにしてください。
フラフープの注意点
こちらでは、上記でご説明しました以外のフラフープ運動を行う際の注意点をご紹介しましょう。
- フラフープがぶつかることのない安全な場所で実践してください。
- 腰痛がある人はフラフープを用いる運動を控えましょう。
- 4分〜5分間の運動を目安に休憩することをおすすめします。
フラフープを楽しむために
フラフープも毎日継続するためには楽しみながら続ける工夫も大切です。水野裕子さんは楽しみながら運動する工夫として音楽を聴いているそうです。
また、フラフープを用いた運動での音楽鑑賞は楽しむことができるだけでなく「曲の節目を目安にした左右均等な運動」や「テンポ良い動き」の実践を促すことができます。さらに、1曲ごとの時間を覚えておけば運動時間を計測する目安にすることが可能です。
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知っておくと便利な「エアフラフープ」
フラフープがなくてもフラフープを用いた運動と同様の効果を得られるトレーニング方法もあります。それは「エア・フラフープ」です!腹筋と体幹を鍛える効果があるといわれています。
「エア・フラフープ」のやり方
- フラフープの基本の姿勢と同様に両足を肩幅に開き、膝の力を軽く抜きます。
- 腰を大きく10〜20回程度回す運動を右回り左回りの両方で行ないます。
こちらの運動で重要なポイントは「ウエスト辺りの筋肉全体をしっかり使うことを意識する」ことです。「実際にフラフープを回すイメージ」をもちながら実践するとスムーズに行なえます。
ムキムキの上腕二頭筋
水野裕子さんの筋肉女子の中でも印象に強く残るのが、立派な力こぶではないでしょうか?この鍛え抜かれた上腕二頭筋は今も変わりなく健在のようです。
ジムは利用している?
水野裕子さんは、アスリート系の番組に出演されていた頃も特にトレーニングを重ねたわけではなく「出ているうちに鍛えられた」と語っています。
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何と現在もジムは利用していないそうです!では、なぜジムを利用していないにも関わらず美しく鍛え上げられた筋肉が健在する理由をご紹介しましょう。
水野裕子さんは、釣り番組に出演されており大型魚を釣り上げて軽々と持ち上げるというパワフルな仕事も習慣になっています。また、オフはボウリング場でプレーを楽しむなどプライベートでも全身の筋肉を使用しながら過ごしているようです。
また、ロケ先の宿泊施設では空き時間を利用して筋トレやストレッチを欠かさず実践されています。
上記のように身体をしっかり動かしながら毎日を過ごし、コンディションを整える筋トレやストレッチを継続することが彼女の美しい筋肉の維持方法のようです。
モチベーションの維持
フラフープを用いた運動は「テレビを見ながら」「音楽を聴きながら」など「ながら」でも実践できる運動ですが、きちんと正しい方法で運動ができるようになるまでは負荷の高い運動です。
そのため、継続するときには以下の点に気を付けながら実践するようにしましょう。
長時間の運動はNG
どのような運動にも共通することですが、1度に長時間同じ運動を継続するとけがを生じる原因になりますので注意しましょう。特にフラフープを用いた運動は腰痛や膝などの関節に負担がかかりやすいと言われています。
そのため、フラフープを用いた運動は1度に長時間実践するのではなく「短時間の運動をこまめに継続する」と考えて実践することが大切です。
達成しやすい目標を設定する
飽き性の人では特に運動効果の目立った時間がなければ、すぐに運動を辞めてしまうということもあるはずです。
細く長くフラフープを用いた運動を継続する秘訣としては「目標の回転数を具体的に決める」「この曲の間奏部分までは続けられるようになる」など明確かつ達成しやすい目標を設定することが重要な要素になります。
水野裕子流「トレーニングをする理由」
水野裕子さんがトレーニングを継続する理由はとてもシンプルです。身体を維持するためには「たくさん食べた時には動く」ことを「人間としての義務」と語ります。
アスリートならではの発想かもしれませんが、魅力的な発想です。このような考え方も、毎日の運動を継続する上で是非見習いたいところです。
まとめ
今回は、水野裕子さんの筋力作りについて詳しくご紹介しましたがいかがでしたか?
ジム通いや厳しい食事制限、トレーニング三昧の日々などを想像していた人は意外に感じたかもしれません。毎日のトレーニングを重要視し、毎日欠かさずにコツコツと継続することが美しい筋肉をもつ秘訣です。
また、水野裕子さんは「筋肉がつくと自信がつく」とも言っています。彼女の考え方も含めて理想の体作りに取り組んでみるのはいかがでしょうか?