トライアスロンは男子選手も女子選手も、2時間弱の長時間に渡って行われる競技です。美しい景観や有名な商業施設など、レース以外にも楽しめるポイントが多くあるというのは、観戦する側にとって嬉しいことですね。

女子トライアスロン代表候補

ここからはさっそく、気になる選手情報について触れていきます。まずは日本の女子選手の有力候補、5名を紹介。

高橋侑子


高橋選手は、ジャパンランキングの成績が2016年に3位、2017年に2位、そして2018年ついに1位を取っています。

主な戦績は、日本学生選手権で4度優勝や世界大学選手権での世界チャンピオンなど。そういった輝かしい成績を経て、現在の世界ランキングは12位に位置しています。

2017年から活動拠点をトライアスロン発祥の地であるアメリカ・カリフォルニア州に移し、その年にアジア選手権の個人とミックスリレーで優勝しました。東京2020大会に向けてさらに力をつければ、メダルも射程圏内といえるでしょう。

佐藤優香


佐藤選手は、2018年のジャパンランキングで2位、世界ランキングで14位につけている、代表候補の1人です。

9歳からトライアスロンを始め、ジュニア・U23カテゴリーで優秀な成績を残しています。そして、2010年のシンガポールユースオリンピックでは見事優勝。その後も数々の主要な大会で活躍しています。

また、東京2020大会の招致の際にはプレゼンテーションに登壇するほど、成績も注目度も高い選手です。招致に一役買った選手として、出場したい気持ちは人一倍強いことでしょう。

上田藍


上田選手は、5度の日本選手権チャンピオンタイトル獲得や6度のジャパンランキング1位の実績を持ち、オリンピックにも2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオと3大会連続で出場しているベテラン選手です。

日本だけで無く、2016年には世界ランキング総合3位となり、日本人初の表彰台も獲得しています。

2018年のジャパンランキングは3位ですが、トライアスロンは戦略と経験がものをいうスポーツ。世界で戦ってきた経験を活かした活躍が期待できます。

井出樹里


井出選手は、高校時代の競泳で全国大会出場の実績を持ち、大学時代には陸上長距離選手として日本大学駅伝に出場。2006年からトライアスロンに転向しました。

北京オリンピックでは、初出場ながら日本人トライアスロン選手として初めて5位入賞を果たします。次のロンドンオリンピックの成績は34位でしたが、2016年よりスポーツクラブNASへ移籍し、新天地でのトレーニングで東京2020大会への出場を狙っています。

ちなみに、2018年ジャパンランキングは4位。上位3名の選手と過酷な代表争いを繰り広げることになりそうです。

瀬賀楓佳


瀬賀選手は、幼少期から水泳をやっており、8歳でトライアスロンを始めました。高校卒業の2017年からトライアスロン1本に絞り、トップ選手を目指して競技を続けています。

世界レベルの水泳を武器に、スイムから先行逃げ切り型を得意とする選手です。

男子トライアスロン代表候補

続いて、男子の有力候補を紹介していきます。若手選手にもベテラン選手にも有力候補がいるので、女子同様、代表争いは白熱した戦いになるでしょう。

古谷純平


古谷選手は、2016~2018年の3年連続でジャパンランキング1位を獲得しています。

小学校時代の水泳や中学時代の陸上長距離を活かし、高校からトライアスロンを始めました。大学時代には、日本学生選手権やU23選手権で優勝という輝かしい成績を残しています。

そして、2015年で初めて日本選手権のタイトルを獲得。着実に実績と経験を積み重ねています

北條巧


北条選手は、日本体育大学4年生で若干22歳ながら、ジャパンランキング2位につけています。

競泳歴14年という経験を活かし、大学入学時から本格的に競技へ取り組み始めました。2018年にアジアカップやアジアU23選手権で優勝。今後の目標に「東京2020大会出場」と「2024年パリオリンピックでの表彰台」を掲げています。

これからのトライアスロン男子を牽引するであろう、成長が大いに期待できる選手です。

細田雄一


細田選手は、2008年北京オリンピックで補欠選出された悔しさをバネに、2012年ロンドンオリンピック出場を果たした、ベテラン選手です。

中学2年生でトライアスロンのためにオーストラリアへ留学するなど、経験も豊富。海でのスイムや荒波のコンディションを得意としています。

佐藤錬


佐藤選手は、小学校から高校まで続けていた競泳を活かすため、大学入学と同時にトライアスロンを始めました。

大学で優勝や入賞経験を積んだ後、卒業後は福井県スポーツ協会に所属し、プロトライアスリートとして活動しています。23歳と若いながらジャパンランキング3位につけている、今後の成長が楽しみな選手です。

小田倉真

小田倉選手は大学時代からトライアスロンを始め、国内外の国際大会に出場しています。

2017年度ジャパンランキングでは、2位という好成績を収めました。現在はオリンピック出場を目指し、ワールドカップや世界シリーズなどで、ランキングポイントを獲得しています。

まとめ

自転車

目指すのは日本人初のメダル獲得

気になる選手や応援したい選手は見つかったでしょうか?

今まで、トライアスロンをあまり観たことが無かった人も、選考基準や代表有力選手を知ることで、観戦が楽しくなるはずです。

また開催場所がお台場なので、競技中に知っている風景が見られることも、東京2020大会ならではの楽しみですね。

オリンピックでメダル獲得の無いトライアスロン競技ですが、悲願の表彰台に向かって、全力で応援しましょう!

  

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