柔道

【オリンピック/テコンドー】東京五輪出場が期待される日本選手を紹介!シドニー以来となるメダル獲得の可能性は?

 

始めに

テコンドー

恐らくこの記事を読んでいる皆さんの中にはテコンドーとは一体どんな競技なんだろう?という疑問と好奇心に溢れている方も多いと思います。

テコンドー人間の急所となる胴と頭に付けられたプロテクターに攻撃を的確に当てる事によってポイントを稼ぎ、最終的に相手のポイントを上回った方が勝つスポーツです。

パンチによる攻撃は胴のみと決められていて、基本的には柔軟な身体を作り上げた選手達が華麗な蹴りを用いて電子センサーが付けられたプロテクターに蹴りを入れてポイントを獲得していくのが大きな特徴となります。

この記事では2000年に行われたシドニー五輪で女子67キロ級の岡本依子選手が銅メダルを獲得して以来、メダルから離れてしまっているテコンドー日本代表が東京五輪でメダル獲得できる可能性の追求、加えて出場が期待されている選手の紹介をしていきます!

テコンドー強豪国

トレーニング

まずは現在のテコンドー事情についてご説明しておきましょう。近年テコンドーで勢いがあるのはどの国なのでしょうか。

絶対王者韓国

テコンドーの生みの親である韓国は伝統的な強さを誇り、リオデジャネイロ五輪においては男女計5つもメダルを獲得している超強豪国、まさに絶対王者といえるでしょう。

韓国人選手の特徴としては、他国の選手にはない「国技」を背負って戦うという矜持や手足のリーチが長く柔軟で華麗な動きを体得している事が挙げられるのではないでしょうか。

また国内に世界トップレベルの選手がひしめいているので、選手たちは切磋琢磨を繰り返しより強くなっていくという好循環になっているのではないかと思われます。

オリンピックにおけるメダル獲得数ランキング

テコンドーを人生の主軸に置いて戦う選手たちの一番の目標は当然、オリンピックで金メダルを手に入れる事でしょう。そう考えると、オリンピックメダル獲得数のランキングはその国の実力の重要な指針になるという事ではないでしょうか。

歴代で最もメダルを獲得しているのは先ほどもご紹介した絶対王者韓国、次いでが中国、そしてアメリカ台湾と続きます。

韓国が強いのは言わずもがなですが、中国はテコンドーの原型でもある武術が盛んな国であり、台湾も中国、韓国の影響を強く受けて成長した事が容易に想像できますね。

アメリカが強い理由としては、アメリカで人気のあった日本の「空手」の道場として韓国からの移民の方が道場を開いて現地の方に「空手」を教えていたそうですが、実はそれがテコンドーだった、ということが関係しているようです。

現在でもアメリカにおいて空手は人気があり大会なども盛んに行われているようですが、当時はテコンドーと空手が混同されていた、ということですね。

2017年の世界選手権で活躍した国々

オリンピックでの活躍を計る為の重要な指針となる2017年度の世界選手権にて3個以上のメダルを獲得した国に着目してみると、韓国の他にも中国、タイ、トルコ、ロシア、イラン、イギリスなどがあります。

これらの国々も2020東京オリンピックでも大きな活躍が予想されますね。韓国が絶対王者として君臨している図式もいつまで続くか分らないほどにテコンドーは幅広い国に強く優秀な選手を生み出しているといえるのではないでしょうか。

2020東京オリンピックでの各国の展望と予想

では、いざ日本で開催される2020東京オリンピックで活躍するのはどの国なのでしょうか。大胆予想をしてみました。

2016リオデジャネイロ大会を踏まえた予想

2016リオデジャネイロ大会、女子の部にて圧倒的な結果を残したのはやはり先にも述べたように絶対王者韓国でした。

緊張感や他大会にはない独特な雰囲気、国を背負う重責がプレッシャーとして選手たちにのしかかるオリンピックでの韓国の強さは目を見張るものがあります。

また、テコンドーは国技である、という韓国ならではの強みも忘れてはならないポイントです。2020東京オリンピックにおいても韓国が他国を押しのけて絶対王者たる貫禄を見せつける可能性が非常に高いといえるでしょう。

韓国勢以外の活躍が期待されるスター選手

テコンドーに限ったことではありませんが、スポーツの世界においてはこういった第一線で活躍する選手は非常にシビアな環境下に置かれ、常にフルで実力が発揮できるかといえばそうではないのが現実です。

しかし2008北京大会、2012ロンドン大会において中国のゴ・セイギョク選手が49㎏級女子において2連覇を飾ったことは特筆に値する出来事でしょう。自国開催という強みもあったと思いますが強豪国・韓国を退けた快挙です。

このような活躍が2020東京大会において期待されているのはイギリス、ジェード・ジョーンズ選手ではないでしょうか。

ジョーンズ選手もまた57㎏女子において2012ロンドン大会と全大会の2016リオ大会で連覇を飾った選手です。

2020東京大会で27歳になる彼女は今大会においても金メダルを狙ってくることは確実。史上初となるテコンドーでの五輪3連覇となるのか、注目が集まっています。

この他にも世界選手権で好成績を収めたメキシコの選手なども2020東京大会にてすべての力を出し切って活躍をしてくれることは間違いありません。

韓国勢以外のスター選手たちもどの様な動きを見せるかで2020東京大会のメダルの行方は大きく変化すると予想できますね。

東京五輪出場が期待されている日本代表候補男子

ではいよいよ、2020東京五輪のテコンドー協議での活躍が期待される日本人選手をご紹介しましょう。

まずは男子選手のご紹介です。

鈴木セルヒオ

生年月日 1994年10月9日
身長 177cm
体重 61キロ
出身地 神奈川県
所属 東京書籍

引用元:https://www.ajta.or.jp/national/gyeorugi/suzuki-sergio/

激しい蹴り合いを行うテコンドーの世界において、足のリーチは非常に大切な要素でもあり才能でもあります。高身長で手足の長い選手が優位に立つ厳しいテコンドーの世界では、身長177cmの鈴木セルヒオ選手は体格的に恵まれているわけではありません。

しかし彼はそのハンデをものともせず、全日本テコンドー選手権で2連覇を成し遂げたのにとどまらず、アジア選手権でも銅メダルをもぎ取りました。

     
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