東京2020オリンピックのマラソン競技でメダル獲得が期待できる日本人選手を徹底予想!日本のお家芸は未だ揺るがず!

 

東京オリンピックでメダル獲得が期待できる競技の一つであるマラソン。マラソンは「日本のお家芸」ともいわれており、過去を振り返ってもオリンピックや世界陸上で多くのメダルを獲得しています。

それだけに国内での競争が激しいのですが、それを勝ち抜き東京オリンピックで選手として選抜され、メダルを獲得する期待が高い選手は誰なのでしょうか。

この記事で男女別に挙げていきたいと思います。

男子マラソン:設楽悠太

設楽悠太選手は設楽啓太選手と双子の兄弟で、二人とも陸上競技で活躍しています。

しかも中学・高校共に一緒のチームにいたというから驚きです。

双子の兄・啓太と共に中学・高校駅伝チームを全国大会へ牽引

悠太選手より先に兄の啓太選手が陸上を始め、それに魅かれるように弟の悠太選手も陸上を始めました。

その才能の芽は中学生の時にいきなり開花します。在学していた中学校、高等学校の駅伝チームをそれぞれ初の全国大会へ導いたのです。

その時のチームがたまたま強かったという偶然は、中学校、高等学校と続けて起きたりはしないと考えられます。やはり兄弟が揃ってチームに参加した結果だというべきでしょう。

2010年~2016年まで東京箱根間往復大学駅伝・全日本実業団対抗駅伝などで大活躍

設楽兄弟は大学まで同じ駅伝チームで切磋琢磨することになります。

大学1年次から区間新記録を樹立したり一気に6人抜きを記録する等、駅伝においてその名を轟かせています。

2015年には日本選手権で10000メートルに初挑戦し、2位という好成績を収めて世界陸上の日本代表にも選ばれました。

2017年から本格的にフルマラソンに出場

2017年よりフルマラソンにも挑戦するようになった設楽悠太選手は、その年こそ優秀な成績は残せなかったものの、翌年2018年の東京マラソンではマラソン日本新記録を樹立し2位入賞を果たし、2020年東京オリンピック選考会(以下MGC)への出場権も手にしました。

MGCは2019年9月15日に行われ、ここで男女枠それぞれ2名が決定します。

設楽悠太選手はこの2名の中に入れるのでしょうか。要注目です。

男子マラソン:大迫傑

大迫選手は日本人歴代1位のマラソン記録を持つ「東京オリンピックの金メダル候補」といっても過言ではないでしょう。

その活躍ぶりはどれほどだったのかをまとめます。

全国高校駅伝でアンカーを務め見事優勝

中学時代に本格的に陸上競技を始めた大迫選手ですが、その頃から東京中学記録を樹立するなど才能の片鱗を見せていました。

高校2年次に全国高校駅伝にアンカーとして出場し、見事区間賞にて優勝するなど大きな役目を果たし全国から注目されます。

また陸上だけではなくクロスカントリーにも挑戦し、高校3年次に世界クロスカントリー選手権ジュニアに出場して日本人として2位という好成績を収めました。

大学でも「7人抜き」「大学駅伝3冠」など輝かしい記録樹立

2010年に早稲田大学に入学した大迫選手は1年次にいきなり大活躍。全日本大学駅伝では7人抜きという素晴らしい走りをみせ優勝に貢献しました。

また翌年の箱根駅伝では区間賞を獲得して、出雲駅伝・全日本大学駅伝・箱根駅伝を全て優勝で飾る大学駅伝3冠という偉業を成し遂げたのです。

大学卒業後も日本陸上競技選手権2冠、マラソン日本記録樹立などマラソン界トップに君臨

大学卒業後も大迫選手の快進撃は止まりません。

2016年に日本陸上競技選手権で5000m・10000m競技の2冠を達成すると、2018年のシカゴマラソンでは2時間5分50秒と前述の設楽悠太選手の記録だった2時間6分11秒を抜き日本人初となる2時間5分台をマーク。

現在も破られていない日本新記録を樹立しました。

東京オリンピックの男子マラソンではメダル第一候補といっても良いかもしれません。

男子マラソン:井上大仁

東京オリンピックの3番手に挙げられるのが井上選手です。

着実に実績を積み上げてきたという選手ではなく、2018年の東京マラソンから突然成績を上げてきており、その勢いで東京オリンピックを手にするのでしょうか。

突如現れた新星

井上選手は大学時代、社会人になってからもそれ程目立った結果は残していませんでした。強いていえば、九州実業団対抗毎日駅伝大会で区間賞を獲得し優勝に貢献したことでしょうか。

しかし東京マラソン2018では35km付近まで先頭の選手についていく走りを見せ、2時間6分54秒という当時の歴代4位の記録を樹立。

上述の設楽悠太選手に日本人1位の座は譲ったものの、MGCファイナリストに進むという快挙を達成しました。

アジア競技大会で男子マラソンに出場し見事金メダルを獲得

続くアジア競技大会の男子マラソンに出場した井上選手。ゴール寸前までもつれた勝負は井上選手に軍配が上がり、見事金メダルを獲得しました。

気温28℃、湿度88%というコンディションの中勝負強い一面を見せつけ、東京オリンピックへのこれ以上ないアピールとなり一気に注目選手に上りつめたのです。

大迫傑・設楽悠太に続く「第3の男」

先述の東京マラソン2018で井上選手がマークした2時間6分54秒という記録は、現段階で日本人歴代第5位です。

しかし第3位・第4位の記録はそれぞれ2002年・2000年のもので、樹立した選手も引退しています。その為現役の選手が集う東京オリンピックでは井上選手が実質3番手になります。

とはいえ、日本記録を持つ大迫選手との差は僅か1分強。アジア競技大会でコンディションの悪い結果を残した井上選手が抜け出すことも十分に考えられます。

東京オリンピックの男子マラソンは混沌としており、誰が優勝してもおかしくない状況です。本番が楽しみですね。

女子マラソン:安藤友香

安藤選手は高校自体から陸上で輝かしい成績を収め注目を集めていた選手です。

2018年の大阪国際マラソンで早々にMGCファイナリストを決め、女子マラソン界では一番期待されている選手といっても良いでしょう。

その安藤選手は今までどのような記録を残して来たのでしょうか。

高校1年次と3年次に全国高校駅伝で総合優勝に導く

中学から陸上競技を始めた安藤選手は、陸上競技に力を入れている愛知県豊川高校に入学します。

全国高校駅伝では1年次に2区を、3年次には1区を走っていずれもチームを総合優勝に導きました。

高校の大会だけではなく日本国内の大会でも実業団の選手を抜かすような場面もあり、この頃から安藤選手は陸上競技のホープとして注目を集めていました。

2017年の自身初フルマラソンで日本歴代4位の記録を樹立

しかし高校卒業後はなかなか思うようなレースができず、結果を残すことができない自分が歯痒かったという安藤選手。

それが2017年の世界陸上ロンドン大会のマラソン女子で、いきなり2時間21分36秒という日本女子歴代4位の成績で総合2位にランクインしました。

実はこの大会が安藤選手自身初めてのフルマラソンでした。そしてこの記録は初マラソン日本最高記録も樹立したのです。

2018年の大阪国際女子マラソンで3位入賞、MGCファイナリストに

続く2018年の大阪国際マラソンでは給水ミスがあったものの3位に入賞し、MGCファイナリストに名を連ねました。

自身3度目のフルマラソンでこの結果。飛ぶ鳥を落とす勢いのようですが安藤選手は満足せず、非常に悔しがっていたというから驚きです。

その悔しさやあくなき向上心を胸に9月15日に行われるMGC、即ち東京オリンピック出場を懸けた戦いに臨みます。

どのような結果になるでしょうか。今から非常に楽しみです。

女子マラソン:福士加代子

福士選手は今年37歳という大ベテラン。一番の武器は陸上競技における経験の豊富さです。

若い選手に負けていられないと大ベテランの意地を見せる事ができるのでしょうか。

学生自体からその実績を追っていきます。

高校卒業してから頭角を見せ始める

高校卒業まではこれといった実績も結果も残せなかった福士選手。しかし卒業してからいきなり頭角を見せ始めます。

高校卒業して3年目、2002年の日本陸上競技選手権に出場した福士選手は、5000m・10000mと2種目の競技をいきなり初優勝してしまいます。これでアジア競技大会への切符を手にしました。

そのアジア競技大会でも福士選手は5000mと10000m共に銀メダルを獲得。しかも10000mでは30分51秒81という日本代2位のタイムを叩き出しました。

突如現れた福士選手の名は世界中の陸上関係者へと広まっていったのです。

2007年に突如マラソン転向を発表するも初マラソンで結果が出せず

それまでフルマラソンへの転向には消極的だった福士選手ですが、2007年に突如「翌年の北京オリンピックでフルマラソン出場を目指す」という意向を示しました。

翌年の2008年に大阪国際女子マラソンに出場しますが、練習不足ということもあり結果は19位。結局北京オリンピックへの出場は叶わず、2011年まで5000m・10000mを中心に陸上競技を行っています。

2011年から再びフルマラソンに参加 着実に実績を積む

2011年から再びフルマラソンを始めた福士選手は、国際大会で着実に経験を積み2013年の大阪国際女子マラソンで見事初優勝を飾ります。

その後2016年の大阪国際女子マラソンで2回目の優勝。この時2時間22分17秒と日本歴代8位の記録も樹立しました。

その年のリオデジャネイロオリンピックの代表にも選ばれ、結果は総合14位でしたが日本人トップの成績を残しています。

その後怪我に泣かされるものの、2019年の名古屋ウィメンズマラソンで日本人内で2位に入りMGC出場権を得たのです。

マラソンの経験が非常に長い福士選手。オリンピックで初のメダル獲得となるでしょうか。

女子マラソン:前田彩里

前田選手はとにかく怪我に泣かされているイメージが強い選手です。東京オリンピックに向けて心折れそうなこともあったでしょうが、なんとかMGCファイナルまでこぎ着けました。

逆境を乗り越え、一気に東京オリンピック出場決定となるでしょうか。

初マラソンで日本女子マラソンの学生記録を更新

前田選手のマラソンデビューは大学4年の2014年、大阪国際女子マラソンでした。

マラソン界では無名でしたので一般参加にて出場、しかしそこで2時間26分46秒のタイムで総合3位という快挙を成し遂げます。

そしてこの記録は日本女子マラソンの学生記録をも塗り替えたのです。

一般参加、初マラソンで記録更新という内容の走りは、日本のマラソン界に激震をもたらしました。

結果を残しながらも怪我に泣かされリオオリンピック辞退

それからの前田選手は勢いが止まらず、2015年に名古屋ウィメンズマラソンに出場して左手首を骨折しながらも2時間22分48秒で日本人1位、総合2位に輝きました。しかも骨折しながらのこの記録は日本歴代8位という驚きの結果でした。

これにより世界陸上北京大会の出場が決定しましたが、本番では体調不良もあり13位と不振に終わりました。やはり怪我が響いていたのでしょうか。

その後の大会も度重なる怪我の影響で回避し、リオデジャネイロオリンピック出場権を逸してしまいました。

2019年の名古屋ウィメンズマラソンでMGC出場権獲得

東京オリンピック出場権を得る為の関門である2018年の名古屋ウィメンズマラソンに出場した前田選手でしたが、思ったようにタイムが伸びずMGC出場権を獲得できませんでした。

同年北海道マラソン2018では2時間30分56秒で総合2位に入りましたが、MCG出場条件である2時間30分ちょうどのタイムは切れず、この大会でもNGC獲得ならず。

2019年の名古屋ウィメンズマラソンで前年の雪辱を晴らしたい前田選手は10位に入り、タイムは2時間25分25秒でMGC出場条件をクリアし、3度目の正直でMGCファイナルへ進むことができました。

怪我に見舞われながらも何とか手にした東京オリンピックへの最終試練に臨む切符。

それを見事クリアし東京オリンピック出場、そしてメダル獲得はなるのでしょうか。

まとめ

これまで注目選手を振り返ってきました。

やはり「日本のお家芸」だけあって飛びぬけて素晴らしい選手がいるというよりは、高いレベルでひしめき合っているという状態です。

東京オリンピックでの結果はもちろんですが、そのオリンピックに出場するのは誰なのかというのも大きな見どころです。

まずは日本国内でのし烈な代表争いを見守りましょう。

       

検索
SEARCH

人気記事
RANKING

  1. 登録されている記事はございません。

カテゴリー
CATEGORY

タグ
TAG

ツイッター
Twitter

PAGE TOP