ラグビーの時代が確実にやって来ています!
https://twitter.com/kokonsspp/status/645506875450982401?s=20
日本代表が強豪・南アフリカ共和国代表に劇的勝利し、世界中が熱狂に包まれた「ブライトンの奇跡」。
2015年にイングランドで開催されたあのW杯以来、ラグビーに関する話題は日本国内でも大きく取り上げられるようになりました。
五輪のラグビーは15人制ではなく7人制のもので、通称「セブンズ」と呼ばれているものです。
まだまだ歴史は浅い「セブンズ」
「セブンズ」は前回大会のリオ五輪から競技として採用されており、五輪としての歴史はまだまだ始まったばかり。
次の東京五輪は第2回王者を決める戦いということで、世界的に注目度も抜群であること間違い無しです。
この記事では、東京五輪で活躍するであろう選手を男女3人ずつ独自予想し、紹介させていただきます!
男子の注目3選手!
まずは男子の注目選手から紹介いたします。
日本選手を2名、海外選手を1名ピックアップしてみました。
男子の注目選手① 日本のトライゲッター、小澤大
1人目は小澤大(おざわだい)選手です。
https://twitter.com/Tokyo2020jp/status/984719794048937984?s=20
今の男子日本セブンズには欠かせない絶対的エースとして君臨しているのが彼。
FWとして走り、ボールを蹴るだけではなく、DFとしてタックルもこなすオールラウンドプレーヤーです。
2019年「HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2018-2019 第4戦 オーストラリア大会」のトンガ戦でもトライを決めました。
そしてこの1トライ目がセブンズシリーズの通算100得点目となりました。
爆発的な得点力を秘めている彼のプレーは東京五輪でも際立つことでしょう!
小澤の費やす時間と目指すところ~7人制専任契約で一点集中~
彼はトップリーグトヨタ自動車ヴェルブリッツWTB(ウィングスリークォーターバック)としてもプレーをしています。
しかしリオ五輪の際は代表として選出されながらもスタメン外となりました。
この悔しさから、15人制ではなく7人制を優先していくことになります。
そして鶴ケ崎好昭選手以来史上2人目となる「7人制専任契約選手」となり、年間約200日を7人制に費やせるようになりました。
男子の注目選手② 確かな実績と深い経験値、副島亀里ララボウラティアナラ
2人目は「ギャム」の愛称で親しまれる、フィジー出身の副島亀里(そえじまかめり)ララボウラティアナラ選手です。
副島亀里選手が終了間際にトライを奪うも、カナダに敗れた日本は #Paris7s 黒星発進となりました pic.twitter.com/LTl9L5IikN
— World Rugby JP (@WorldRugby_JP) May 13, 2017
リオ五輪では日本代表チームセブンズ最年長として、また同時に唯一のクラブチーム所属選出として出場しました。
優勝候補といわれたニュージーランドに日本は大逆転勝利をしますが、その逆転のきっかけとなるトライを決めています。
2014年から様々なセブンズシリーズで日本代表として選ばれており、その経験値は誰よりも豊富でしょう。
恐るべし副島~衰えることを知らぬ心身~
2019年現在もキャプテンとしてセブンズ日本代表を牽引しています。
3月にはDHLインパクトプレイヤートラッカーの首位に立ったこともあり、タフさだけでなくその加速力も評価されています。
試合後の結果詳細をみるとトライを決めた選手名には、「小澤」と「副島」が並んでいることもしばしば。
2020年は彼のリーダーシップに期待しましょう。
男子の注目選手③ オセア・コリニサウ(フィジー)
記念すべき第1回男子「セブンズ」五輪王者は、準決勝で日本を破ったフィジー。
そのフィジーのキャプテンであるオセア・コリニサウ(Osea Kolinisau)選手は東京五輪でも大活躍の予感です。
@HoustonStrikers are pleased to announce the signing of @fijirugby 7s Olympic Gold Medal winning captain @oseakolinisau #thefutureisbright pic.twitter.com/GPhrH8RR2a
— Houston SaberCats (@Hou_Sabercats) July 25, 2017
実際にオセア選手は、リオ五輪で歴史に名を残す伝説をつくりました。
大舞台は最初から最後までオセア劇場
フィジーの決勝の相手は「セブンズ」最強クラスに君臨するイギリス。
この試合で最初のトライ(5ー0)を決め、ゲームを激しく動かし始めたのがオセア選手でした。
一時イギリスに逆転(5ー7)された後、再度ジェリー・ツワイ選手のトライで逆転(10ー7)。
最後にGK(12ー7)を決め、とどめを刺したのがオセア選手!
最高の舞台のゲームにおいて、最初から最後まで圧倒的ともいえる輝きを放ったのでした。
オセアがフィジーを導いた
フィジーはこれまでに金メダルはおろか、1個のメダルすら獲得したことがありませんでした。
リオ五輪開会式において、フィジーの旗手も務めた国民的英雄のオセア選手。
日本でいう第2回WBC(World Baseball Classic)のイチロー選手のような存在ということになりますね。
連覇を狙う東京五輪ではどのようなドラマを繰り広げてくれるのでしょうか。
彼が代表として選ばれるかどうかは定かではございませんが、ぜひとも注目してみてください。
女子の注目3選手!
続きまして、女子の素晴らしい選手を3人紹介いたしましょう。
こちらも日本人選手を2人紹介した後、外国人選手を1人紹介させていただきます!
女子の注目選手① 中村知春
女子セブンズ日本代表を語る上で欠かせない選手がキャプテンの中村知春選手。
【女子セブンズ日本代表】
フィジー戦 後半7分に中村知春選手の逆転トライ‼️@chiharu16 #Sakura7s #rugbyjp pic.twitter.com/0WA8sEgcLc— RuggerBugger (@_Rugger_Bugger) July 22, 2018
小学校から大学時代までバスケ一筋だった彼女は、現在はチーム最年長。
どの選手よりも女子日本代表の現状を把握している選手でしょう。
キャプテンとして、最高の「日本女子セブンズ」の理解者として
まず2013年の7人制W杯にキャプテンとして出場し、4戦全敗という実力差を思い知ります。
次のリオ五輪でもキャプテンとして出場し、1勝4敗という結果に悔しさをにじませました。
これらの結果をふまえて食事療法などの具体的な改善案や、個々の強化の必要性を説くなど、チームの要となっています。
今の女子日本代表の立ち位置や、チームの現状を知りたいときは彼女の発言がキーとなることでしょう。
女子の注目選手② 大竹風美子
筆者が最も注目している日本代表女子選手が、大竹風美子(おおたけふみこ)選手!
「自分の前に誰もいなくなった時が一番好き。」このひとの名前がまたこの言葉にぴったり来る。思いきり駆け抜けてほしいな。 #女子7人制ラグビー #大竹風美子 選手 pic.twitter.com/vxDfduavJi
— いうち えり (@xzPlWbSd2fhIHcO) May 10, 2018
ラグビーの強豪、日体大に進学直後はラグビー歴0年だったにも関わらず日本代表の強化合宿に招集(2017年)。
中村知春キャプテンをはじめ、指導者の間でも潜在能力を高く評価されました。
衝撃、警戒、そして復活
代表デビューの相手は、最強ともいわれるニュージーランド代表との一戦。
ここで彼女は衝撃的なスタートを飾ります。