トレーニングに必要不可欠なHMBとプロテイン
皆さんはトレーニング時にちゃんとHMB、プロテインを摂取されていますか?
「どういう効果があるのかハッキリと理解していないけど、筋トレする時にとりあえず飲むようにしている」という人も少なくないと思います。筋トレ初心者からしてみると、筋肉の構造やアミノ酸などの分野は「取っ付きにくい」「難しそう」と感じてしまうことが多いようです。
ある程度理解できたとしても、出回っているHMB、プロテインの中からどの商品を使用すればいいのか分からず迷っている方もいます。それもそのはず、Amazonで「プロテイン」と検索すると2万件を超える商品が表示されます。
今回の記事では初心者にも分かりやすく、トレーニングにおけるHMBやプロテインの正しい効果、重要性をお伝えできればと思います。また、数あるHMBやプロテインの中でトレーニングマスター編集部が本当にオススメしたい商品を選抜して紹介します。
最後まで読んで今後のトレーニングの参考にしてもらえればと思います。
HMBの効果について
HMBは一般的に、トレーニングを行う前に摂取するものと認識されています。では何故トレーニング前にHMBを摂取するのがいいのでしょうか?
トレーニングを行うための状態をつくる
トレーニングを行うのであれば、アナボリック状態を作ることが重要になります。
そもそもアナボリック状態が分からない方も多いと思うのですが、アナボリック状態を簡単に表すと「筋肉が成長しやすい状態にすること」です。
筋トレをスタートしても、体では筋肉を作ろうという認識がないまま筋トレが行われていくことになります。そのためトレーニングを始めて最初の数十分間はあまり意味が無いといえるかもしれません。
トレーニング前にHMBを摂取することで体に「筋肉を作る」と意識させます。それまで寝ていた状態だったものが起き上がるような感覚です。HMBを摂取することで圧倒的にトレーニングの効率アップに繋がるのです。
必要なアミノ酸を取り入れる
筋肉をつけるためにエネルギーとなるのがアミノ酸です。トレーニングにおいてアミノ酸を欠かすことはできません。
体の中に必要な栄養素がちゃんと入っていれば、筋トレをして痛んだ筋肉を修復する働きが起こります。逆に体の中に必要な栄養素が含まれていない状態だと、筋トレしてもただ筋肉が分解されるだけで合成してくれないのです。
アミノ酸には体内で生み出すことが出来ない必須アミノ酸と、自ら生み出すことが出来る非必須アミノ酸の2種類があり、日常生活ではそこまで必要ではなくても、筋トレをするのであれば必要不可欠といえます。
HMBには、アミノ酸の中でもバリン・ロイシン・イソロイシンを総称したBCAAといわれる必須アミノ酸が含まれることが多いです。非必須アミノ酸は体内で生成できるので含まれていないことが多いです。
ここで「非必須アミノ酸は摂取しなくて良いの?」と感じた方もいるかと思うので、その点は後述させて頂きます。
プロテインの効果について
HMBと比較すると、プロテインの方が浸透しているイメージがありますね。コンビニでも売られているので手っ取り早く摂取することが出来ます。
プロテインも同様に効果を説明します。
筋トレにはタンパク質が最重要
プロテインはタンパク質で構成されています。筋トレをすることで筋肉が傷付き、それを修復することで筋肉は大きくなっていきます。
筋肉を修復させるためにタンパク質が必要不可欠です。必ず摂取しましょう。
摂取するならゴールデンタイムを意識しよう
筋トレを行なった直後、吸収力が非常に高まっているためプロテインを摂取するのが非常に効果的です。
筋トレ後30分くらいまでが目安とされていて、この時間のことをゴールデンタイムと呼んでいます。30分の間でタンパク質を沢山取り入れることが目的なので肉や魚を食べるのでも良いのですが、なかなか筋トレ直後にそのような環境を整えるのは難しいのでプロテインがオススメです。
逆に、筋トレ後120分以上経過してからにプロテインを摂取しても何もない状態の時と変化がなく、非常に勿体無いです。トレーニングを行う時はすぐにタンパク質を摂取できる環境を作っておきましょう。
沢山あるHMB、プロテイン。どこの商品を選ぶべき?
トレーニング初心者にも分かりやすいようにHMBやプロテインに関する基礎的な説明をさせて頂きました。筋肉が作られる仕組み、効率の良い筋肉の作り方を知ることで、これからのトレーニングに対する意識も変わってくることでしょう。
ですが「結局どのHMB、プロテインを選べば良いの?」と、多くの人が同じ壁にぶつかってしまうようです。
ここからはトレーニングマスター編集部が絶賛するHMBとプロテインをそれぞれ1つずつ紹介させて頂きます。編集部で摂取した感想も記載しているので是非参考にして下さい。
成分にこだわった株式会社ライドの「HMB極ボディ」
まずはHMBです。紹介するのは株式会社ライドで販売されている「HMB極ボディ」です。非常に優れた商品で、自然とSNSで話題になっているようです。こちらの商品の良さをお伝えできればと思います。
「HMB極ボディ」は成分が非常に良いので、どうしても難しい成分についての話になってしまうのですが、詳しくない方にも分かりやすくお伝えします。
HMBの吸収率を1.5倍向上させるアストラジン配合
HMBを購入する時に多くの人がチェックするのがHMB含有量です。HMBを購入する上で最重要項目なので、パッケージの表に記載されています。
市販されているHMBの多くに1,500〜2,500mgのHMBが含まれています。HMB含有量と金額を見て、どちらの方がコスパ的に優れているかをチェックして購入している人が多いと思います。ですが、今後はHMBの含有量ではなくHMBをどれくらい吸収できるかという基準で考えてみるもの良いでしょう。
「HMB極ボディ」のHMB含有量は2,100mgと、他の商品と比較しても突出しているわけではありません。ですが、「HMB極ボディ」にはアストラジンという吸収をサポートしてくれる成分が入っていることにより、1.5倍のHMB吸収力を発揮します。
2,100mg配合されているので、3,150mg吸収されることになります。この数値で見てみると他の商品よりも圧倒的に高い数値を叩き出しているのがお分かり頂けるでしょう。
アストラジンとは?
アストラジンとは、「mRNA」(DNAの情報を運び、アミノ酸の合成に関わる遺伝子)の発現レベルを高め、小腸でのグルコースの吸収に関わる「SGLT1」やアミノ酸のトランスポーター「CAT1」(アミノ酸などの栄養の吸収に関わる膜たんぱく質)の働きを高め、結果として小腸での栄養の吸収を高めてくれます。
実験データでは、ロイシンは58%、クレアチンは33%も吸収率が向上するという数値が出ています。
成分は体内に吸収されることで効力を発揮します。成分を沢山取ることも大事ですが、どれだけ吸収されるかという吸収率も大切なポイントとなります。
アメリカで特許を取得した吸収サポート成分、アストラジンを日本で初めて配合したのが、「HMB極ボディ」になります。
EAAが含まれている
HMBを摂取することを、必須アミノ酸のBCAAを摂取すると認識している方が多いようです。BCAAとは前述したようにバリン・ロイシン・イソロイシンという3つのアミノ酸のことを指し、「HMB極ボディ」にも含まれています。
ですがそれだけではありません。「HMB極ボディ」にはEAAという成分も含まれています。EAAについては以下の表を見てもらうとお分かり頂けると思います。
アミノ酸の中でEAAという1つの括りがあり、更に細分化されたところにBCAAがあります。BCAAは3種類の必須アミノ酸なのに対して、EAAは9種類全ての必須アミノ酸が含まれています。そのためEAAを摂取すればBCAAも自動的に摂取することが出来ます。