渡邉雄太選手は日本で2番目にNBAでのプレーを実現したバスケットボールプレーヤーです。日本人離れした体格とプレーの幅の広さに期待が高まっています。NBAの試合でダンクや3Pを決める渡邉雄太選手のフィジカルの秘密とトレーニングに迫ります。
渡邉雄太選手の経歴とプレイスタイルをチェック
https://twitter.com/sy___0922/status/1048941799841001472
現在アメリカでプレーしている渡邉雄太選手は学生時代から注目されていたプレーヤーでした。渡邉雄太選手の経歴とプレイスタイルをチェックしていきましょう。
渡邉雄太選手は日本人で2番目のNBAプレーヤー
渡邉選手は横浜市出身ですが幼い頃に香川県に引っ越し、小学1年生のときにバスケを始めます。中学校では香川県選抜、高校では1年生の頃からスタメンを勝ち取り、ウィンターカップでは2年連続で決勝に進出しています。
高校卒業後はNCAA1部のジョージ・ワシントン大学へ入学し、その才能に磨きをかけていきます。なんとニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストといった有名紙でも特集を組まれ、キャプテンを任される程に成長します。
大学卒業後はNBAのメンフィス・グリズリーズと2way契約を結び、ついに2018年にNBAの舞台でプレーし、日本で2番目のNBAプレーヤーになりました。
渡邉雄太選手の持ち味は身長だけじゃない!
渡邉雄太選手は206mという身長があるため、センターやフィニッシャーとしての役割をするようなイメージがありますが、実際には3ポイントシュートやカットイン、スピードに乗ったドリブルなどをこなせるオールラウンダーです。
日本初のNBAプレーヤーである田臥勇太選手にも認められるほどのスピードを持ち、学生時代のコーチからはボールハンドリングのテクニックはポイントガード並みとも称賛されています。
渡邉雄太選手の最大の持ち味はディフェンス力にあり!
またディフェンス力にも定評があり、高校時代には「Defensive player of the year」にも選ばれています。ファウル率の低さにも定評があります。グリズリーズのフロント陣からもディフェンス力が武器だと評価されています。
渡邉雄太選手の豪快なダンクをチェック!
渡邉選手はNBAの試合で豪快なダンクを決めています。素早いドリブルで切れ込んでからのダンクは圧巻です。
渡邉雄太選手は3Pシュートも持ち味!
渡邉雄太選手が残り1秒を切ったところで見事な3Pシュートを決めました。うまくマークを外してからの大逆転シュートはまさにマン・オブ・ザ・マッチ級の活躍といえます。
渡邉雄太選手はNBA挑戦にあたってフィジカルを強化した
At @GW_MBB we make pro’s. Who’s next? @official_bozig @wacchi1013 pic.twitter.com/PSelzHQLd8
— Matthew Johnson (@StrengthCoachMJ) April 24, 2018
渡邉雄太選手はNBA挑戦にあたり、体の線の細さが懸念されていました。そのため、フィジカルをかなり強化しています。トレーニング風景や強化した部位などをチェックしていきましょう。
渡邉雄太選手のトレーニング風景
渡邉雄太選手のトレーニング風景です。しっかりと高い負荷を掛けながら以下のようなトレーニングを行っているのがわかります。
- ダンベルローイング:広背筋
- プッシュアップ:大胸筋
- ベンチプレス:大胸筋
- パワークリーン:背筋・臀筋群・太もも・ふくらはぎ・腹筋など
- バーベルスクワット:背筋・太もも・大殿筋
- バーベルカール:上腕二頭筋
- 縄跳び
渡邉雄太選手の筋肉がすごい!
https://twitter.com/official_bozig/status/992161313039245312
渡邉雄太選手の大学でのチームメイト、ボー・ジーグラー選手のツイートです。ジーグラー選手の分厚い胸板とは筋肉のつき方が違いますが、非常に引き締まっています。肩と二の腕の太さは決して負けていません。
腹筋や胸筋の付き方から、体幹も十分に鍛えられているように見えます。
渡邉雄太選手と同じトレーニングで上半身を鍛えよう
渡邉雄太選手が行っているのと同じトレーニングで上半身を鍛えましょう。もちろん自分の体力に合わせて無理のない負荷から始め、正しいフォームで怪我のないように行いましょう。
ダンベルローイング
渡邉選手はインクラインベンチを利用して行っていましたが、まずは片手ずつ行うダンベルローイングをやってみましょう。広背筋と僧帽筋を重点的に鍛えることができます。
- ベンチに手とひざをつき、背中を地面と平行にしてまっすぐ伸ばす。
- ベンチについた手とひざ、地面においた足が直角三角形を作るようにするのが基本姿勢。
- 骨盤は床と平行にして、背骨も真っ直ぐにするのがポイント。
- ダンベルは小指と薬指を中心にして握る。
- 肩をしっかり下げ、ひじを腰を近づけるようにしながら下ろした手を引き上げる。
- 体をひねらないようにすること。