山田章仁選手はスピードの速さと優れたステップワークが特徴的なラグビー選手です。中学生時代からジムに通っていたという話は有名で過去最高ともいわれる身体能力を兼ね備えています。
また山田章仁選手はサプリを活用した栄養摂取の見直しを行ったことで、ハムストリングやふくらはぎのケガを減少させることができました。
そこで今回は山田章仁選手の卓越した身体能力を支える筋トレ方法を山田章仁選手の筋肉画像を交えて解説していきます。愛用サプリメントやプロテインも一緒に紹介します。
過去最高ともいわれる身体能力!
身長181cm、体重90kgの山田章仁選手は攻撃力だけでなく防御力のパフォーマンスも高い過去最高ともいわれる身体能力を兼ね備えたラグビー界のアスリートです。
山田章仁選手のスピード
山田章仁選手がTBS『すっぴんアスリート』に全5回シリーズで出演しました。ご覧いただいた皆さま、ありがとうございました!
第1~5回目までの動画がHPから視聴できますので、見逃した方や再度観たい方は、ぜひご覧ください!https://t.co/xPIKB3sdWB#shiningarcs#ラグビー#rugbyjp#topleague pic.twitter.com/HyWmhHUSr6— ShiningArcs_official (@ShiningArcs) July 1, 2019
山田章仁選手のポジションは「ウイング」ですが、このポジションはボールをトライにつなげる役割があるため走るスピードだけでなく技術やスッテプワークも含めたバランスのあるプレイが求められます。
山田章仁選手はラグビー選手の中でも足がずば抜けて速く50mを5秒9で走ることができます。50mを5秒台で走る身体能力は世界のトップウイングプレイヤーと肩を並べられるレベルです。
山田章仁選手のステップワーク
明日6月29日(土)23時24分からのTBS『すっぴんアスリート』に山田 章仁選手が出演しています。
全5回シリーズで、明日はいよいよ最終回・第5回目です。
第1~4回目の動画がHPから視聴できますので、ぜひご覧ください!https://t.co/xPIKB3sdWB#shiningarcs#ラグビー#rugbyjp#topleague pic.twitter.com/4ss0tI0tgm— ShiningArcs_official (@ShiningArcs) June 28, 2019
山田章仁選手の長所は走るスピードが速いだけではありません。山田章仁選手には速いスピードとテクニカルなステップワークが兼ね備えられています。
山田章仁選手のプレイは予測不可能で、相手の動作の裏をかくステップワークができるため海外でも通用する選手だといわれています。
相手の読みを裏切ってトライまで持ち込む独自のステップワークは体幹を鍛えることで生まれるボディバランスが重要となります。
ウイングで必要となる筋肉とは?
山田章仁選手が担うウイングで活躍するためには主にどのような筋肉を鍛える必要があるのでしょうか。
山田章仁選手は大きい身体を手に入れるために中学生の頃からジムでのウエイトトレーニングを始めました。そして高校の頃には背中がすでに逆三角形になっていたそうです。
ウイングには技術的なステップワークと同時にトライまで駆け抜けるスピードと瞬発力が必要です。またタックルされても倒れないパワーも養わなければなりません。
肩甲骨周辺の筋肉:腕を振る力を強化
北九州市立八幡小学校出身の私、市原市立八幡中学を訪問。
(ちなみに中学は北九州市立中央中学校) pic.twitter.com/8YtBn1truW— 山田章仁 Akihito Yamada (@yamadakihito) May 24, 2019
ウイングにはとにかく速く走るスピードが必要です。速く走るためには下半身のトレーニングも大事ですが、肩周りや肩甲骨周辺の筋肉を鍛えることも重要です。
走るスピードを上げるために大切なことは腕を力強くすばやく振ることですが、そのためには肩甲骨周辺の筋肉を鍛えておく必要があります。
上腕二頭筋:ボールのホールド力を強化
肩甲骨周辺の筋肉と一緒に上腕二頭筋にもパワーをつけることが大切です。ラグビーはボールを腕に抱えて全力で走るスポーツです。
上腕二頭筋の筋力が弱いとボールを持つ力も弱くなり腕がすぐに疲れてしまいます。
ハムストリングス:膝と股関節の動作を支える
遊んでいるのではありません。ハムと股関節ストレッチしています。そろそろTL開幕です。#DNS #UA #DAH pic.twitter.com/XjTf8W1mfQ
— 山田章仁 Akihito Yamada (@yamadakihito) August 13, 2017
ハムストリングスは特に膝関節の屈曲と股関節の伸展を支える役割があります。ラグビーにおいては走る動きや持ち上げる動き、ボールを投げる動作にに大きく関わります。
またハムストリングスはラグビーを行う上で最も肉離れなどのケガが起こりやすい箇所なので、故障しないようしっかり鍛えておく必要があります。
腓腹筋・ヒラメ筋:方向転換と瞬発力をサポート
腓腹筋やヒラメ筋を含めたふくらはぎはプレイのパフォーマンスを上げるために鍛えなくてはならない筋肉です。
身体の下部にあるふくらはぎをしっかり鍛えておくと相手がぶつかってきても簡単には倒れない下半身づくりが可能となります。
また腓腹筋を鍛えるとステップワークに重要な方向転換や速く走るための瞬発力を磨くことができます。
山田章仁選手の筋トレ方法:上半身
https://twitter.com/yamadakihito/status/1041141779800633345
過去最高といわれる身体能力の持ち主である山田章仁選手の筋トレ方法を紹介していきます。山田章仁選手は上半身への筋トレとしてベンチプレス・ラットプルダウン・懸垂を行っています。
ベンチプレス
頑丈な上半身を鍛えるために欠かせない筋トレがベンチプレスです。ウイングを含むバックスポジションのトップリーグ選手が行うベンチプレスの平均は110kg〜140kgです。
- 親指を中に入れるサムアラウンドグリップでバーを握り手首を少し外側に向ける
- バーを握る手幅は肩峰の長さの1.5倍以内の長さに合わせる(手幅が広すぎると肩に負担がかかる)
- ベンチに仰向けになり肩甲骨を内側に寄せて下げブリッジを作って身体を安定させる
- 足は床面を蹴るようなイメージで頭の方に向かって力を入れブリッジを固定する
- バーを外し肩関節の真上にセットする
- 前腕が床面と垂直になる位置にバーを下ろす
- カーブを描くイメージでベンチを背中で押しながらバーを元の位置に押し上げる
ラットプルダウン
ラットプルダウンは広背筋を中心に頑丈な背筋を鍛える筋トレです。広背筋は身体の中で最も広い面積があり引っ張る動作をサポートする筋肉です。
ラットプルダウンは広背筋以外にも僧帽筋や上腕二頭筋にも効果的です。
- グリップは肩幅より少し広めの位置をサムレスグリップで薬指と小指に力をかけて握る
- 肘を内側に向けるイメージで胸をしっかり張りバーを引く
- 鎖骨とみぞおちの中間にバーを下ろす
- 肩甲骨を斜め下に下げる感覚でバーを下げる(肘を腰に当てるイメージ)
- 肩をしっかり上げ下げしてバーを動かす
懸垂
懸垂も主に背中を鍛える筋トレですが、ラットプルダウンよりも難易度が高くなります。懸垂はバーの握り方によって負荷がかかる部位が変わってきます。
手幅を狭くすると三角筋と僧帽筋に負荷がかかり、広めに握ると広背筋をより高い負荷で鍛えることができます。また逆手で握って行うと上腕二頭筋に効果的な筋トレとなります。
- 懸垂バーを握る際は小指に力をかける
- 手幅は肩幅より拳一つ分広く取った位置に合わせる
- バーを握ったら肘を内側に入れ肩関節を外旋させ胸を張る
- 肩甲骨は寄せるのではなく下げるイメージで行う
- 胸をしっかりと張り身体を垂直に上げ下げする動作を繰り返す
体幹トレーニング
山田章仁選手のプレイは走りも含めてしっかりとつくり上げられた体幹がベースとなっています。バランストレーニングで体幹を鍛えることでブレがなくタックルされても倒れない身体づくりを実現しています。