豊島香奈子(とよしまかなこ)氏といえば、あの全日本ボディビル選手権大会で4年連続の王者に輝いた女性です。
美しいボディラインだけでなく、その美貌でも注目を集めておりTVや雑誌などのメディアでもひっぱりだこです。
豊島香奈子氏が1972年生まれの47歳(2019年9月現在)ということも関心が集まる理由のひとつのようです。
そんな憧れの美魔女、豊島香奈子氏が王者として君臨し続けた秘訣や、そのトレーニング方法についてご紹介していきます。
フィギュアで4年連続優勝した藤原紀香似といわれる美女
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きっかけはあの映画
もともとはエアロビクストレーナーとしての経歴を持っていましたが、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の名作「ターミネーター2」のヒロインであるサラ・コナーの背中の筋肉を観て憧れの気持ちを抱いたそうです。
それまでの映画では女性はいわゆる“守られる存在”として描かれることが多かったため、画期的なイメージだったに違いありません。
豊島香奈子氏はこの映画をきっかけに、ボディビルという世界に興味を持ち始めたといいます。
悔しさをポジティブに変換する強さ
豊島香奈子氏が目指したのはただ単に筋肉のついた身体ではなく、女性らしさを残した曲線美。
鍛えぬかれた女性らしい美しい筋肉を競うミズフィギュア大会に初めて出場し、いきなりの準優勝を勝ち取ります。
しかし豊島氏は優勝できなかったことが悔しく、それをモチベーションに変えて翌2007年に見事優勝。
それ以降4年間にわたり、女王の座に君臨し続けます。
メンタルの強さとストイックさが伺えるエピソードです。
豊島香奈子の美しい筋肉画像
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チャンピオンの座を勝ち取るためのトレーニングを本格的に行うために、大会に優勝するための専任のコーチにつき、胸やお腹、足などを徹底的に鍛えぬいたといいます。
ここでは胸やお腹などを鍛えるのに効果的ないくつかのトレーニングをご紹介していきます。
バストアップトレーニング
豊島氏のように女性らしいバストを保つには、大胸筋を鍛えると効果的だといわれています。
大胸筋とは、腕の付け根部分にある筋肉で4つの部位で構成されています。
デクラインプッシュアップ
自分の体重を利用して大胸筋の上部を鍛えるトレーニングです。
- うつ伏せになり、足を台に乗せる。
- 腕を肩の真下に置き、背骨をまっすぐにし、胸を開いた姿勢になる。この時、手は肩の真下に置くようにし、手のひらでも地面を押すように意識する。
- 肩甲骨を寄せ、腕立て伏せをする。
- 繰り返す。
ポイントはあごを引くこととお腹が出ないように意識することです。
女性は腕力がない方も多いので、最初からこれはきつい!という方は第を使用せず、膝をついた状態の腕立て伏せから始めてみることをおすすめします。
チェストプレス
代表的な大胸筋トレーニングのひとつです。
使用する器具を変えることもできる応用力の高いトレーニングでもあります。
ここでは初心者でも取り組みやすいマシンを使用した方法をご紹介します。
- シートの高さを調整する。自分のバストと同じ高さか少し低いくらいの位置がベストです。
- 背筋をまっすぐにし、シートに深く腰掛けます。
- 息を吐きながら両腕を伸ばし、伸ばしきったら少し止めます。
- ゆっくり元の位置に戻し、この動作を繰り返す。
ポイントはシートの高さをきちんと調整することと、マシンの場合は負荷を自由に変えられるので無理のない重量を設定することです。
続けながら徐々に負荷をかけていくと良いでしょう。
ダンベルフライ
ジムでも一般的なプレス系エクササイズの代表格です。ポイントさえ押さえれば動作は簡単なので簡単に始めることができます。
- ベンチに仰向けになり、両手にダンベルを持ちます。両掌が内側を向くようにし、両手を天井に向かって伸ばしセットします。
- この時、両手は肩幅くらいになることを意識します。両手がくっつきすぎないようにしましょう。
- 肩甲骨を寄せ、肘を曲げながらゆっくりと下ろします。
- 繰り返します。
大切なのは肘を伸ばしきらないことと深く下ろしきらないことです。筋肉を傷めないためにも2点に留意して行いましょう。
くびれウエストラインのためのトレーニング
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美しいボディラインには、引き締まったお腹とくびれたウエストは不可欠です。
リバースクランチ
- 仰向けの姿勢になり、膝を90度に曲げます。
- ゆっくり息を吐きながら膝を胸に近づけます。この時お尻は床につかないようにし、下腹部に意識を向けておきます。
- 繰り返す。
リバースクランチは腹筋全体を鍛えることができるので、下腹部のぽっこりお腹もまっすぐな寸胴ウエストにも効果的な筋トレです。
腹直筋、腹斜筋の両方を鍛えることができます。
レッグレイズ
下腹部を中心に鍛えるトレーニングで、自宅でも簡単に取り入れることができます。
- 仰向け姿勢になり、手は床につけるか頭の後ろにセットします。足は閉じてまっすぐ伸ばします。
- 息を吐きながら両足をゆっくり地面から離していきます。上まできたらいったん止めます。
- 息を吸いながらゆっくり地面すれすれまで戻します。足は地面につけずにこの動作を繰り返します。
動作はとても簡単ですが、普段腹筋運動をしていない場合にはこのトレーニングだけで筋肉痛になることも。
筋肉痛になるということは効果が出ているということなので、無理せずできるだけ毎日続けるようにすると一ヶ月後にはくびれが期待できるかもしれません。