中田英寿はどんなサッカー選手だった?
サッカーは、どこまでもボールを追いかける持久力やボールをコントロールするための能力が求められるスポーツです。また、ボールを奪い合う過程で激しい衝突が起こることもあります。
現役時代の中田英寿はどんなに厳しい状況でも当たり負けしない体の強さが評価されていました。その体の強さから「フィジカルモンスター」の異名をとっていたほどです。
フィジカルの強さは、中田英寿が持つ筋力を語る上で欠かせない要素のひとつ。当たり負けしない肉体は、一体どのようなトレーニングによって作られたのでしょうか?
現役時代の筋トレメニューは?
ベンチプレスで上半身をトレーニング
ベンチプレスを行なうと、大胸筋や三角筋のような上半身の筋肉を重点的にトレーニングできます。
中田英寿は約100kgのバーベルを上げたことがあります。筋トレ経験のある成人男性の平均が40kg前後であることを考えると、その上半身の逞しさの程が理解できるのではないでしょうか?
走り回ってボールを追いかけるサッカー選手が、上半身を鍛えることを不思議に思う人もいることでしょう。
しかし、サッカー選手にとって上半身と下半身の筋力のバランスが取れていることは重要です。なぜなら、上半身と下半身の筋力のバランスがとれることで、初めて体当たりに負けないフィジカルを作り上げることができるからです。
トレッドミルを使った走り込み
トレッドミルは、傾斜を調整できる屋内用のランニングマシーンです。
現役時代の中田英寿は、試合がない期間も走り込みを行なって持久力を維持してきました。
ランニングは有酸素運動であるため、筋力増強とは無関係だと思ってしまいがちです。しかし、全身運動は全身の筋力をバランスよく鍛え上げることができる方法でもあります。
また、正しいフォームで走り続けることは脹脛や大腿部の筋肉を刺激するだけでなく、腹筋や背筋を鍛えることにもつながります。
注目すべき点は筋肉のバランスの良さ
中田英寿がローマのサッカーチームで活躍していた際、フィジカルコーチがある点を褒めました。それは、全身の筋力のバランスの良さに加え、速筋の比率が良いという点です。
速筋は瞬発力を左右する筋肉であり、短距離走のように瞬間的に大きな力を発揮しなければならないスポーツで重要視されます。ちなみに、速筋はトレーニングを重ねることで太くなりやすいことが特徴です。
一方、持久力を支えるために必要な筋肉が遅筋です。持久力アップのためには、遅筋を鍛えるトレーニングを行なうことが大切だといえます。
つまり、速筋と遅筋のバランスに大きな偏りがあるとサッカー選手として最大限のパフォーマンスを発揮しづらいということです。
強靭な肉体だけでなく優れた瞬発力を兼ね備えた選手だったということがよくわかるエピソードではないでしょうか?
中田英寿の筋肉美がわかる!注目したい上半身の筋肉
盛り上がった上腕二頭筋
ベンチプレスで鍛え上げられた中田英寿の逞しい上腕二頭筋に注目。
程よく盛り上がった腕の筋肉は、男らしさを強調してくれるパーツです。
中田英寿は現役時代からファッションリーダーとして知られています。様々なファッションをセンス良く着こなすためには、上半身の筋肉が重要です。
鍛えた三角筋でタンクトップを着こなす
肩の筋肉を構成する三角筋は、男性の逞しさを象徴する筋肉です。
上半身のトレーニングの成果は、タンクトップを着用したときに露わになります。引き締まった肩のラインを作りたいのであれば、上半身の筋トレは欠かせません。
三角筋は中田英寿のようにベンチプレスでトレーニングする他にも、ショルダープレスやダンベルラテラルレイズのような方法で鍛え上げることが可能です。
上半身を鍛えるため手に入れておきたいトレーニング器具3選
第3位、バーベルセット
上半身の筋肉を追い込むための王道アイテムといえるバーベルセット。ベンチプレスはもちろん、ショルダープレスやベントロー・アップライトローなど、上半身全体の筋肥大を狙う種目をほぼ行なうことができます。
屈強な肉体を手に入れたいのであれば揃えること必須のトレーニング器具といえるでしょう。
3位:セメントバーベル セット シャフト径28mm
シャフトが直径28mmの標準サイズのバーベル。公式競技などにも使用されるサイズなので他社製品とも組み合わせたトレーニングが可能なのが特徴。1.25kg、2.5kg、5kgのプレートが付属しているので細かく重量を調整することができます。
また、こちらの製品にはハードロックカラーが標準装備されており、シャフトを締めるタイプの固定方法とレンチタイプのストッパーを締めるタイプの2つの方法で二重にプレートを固定することが可能です。