エクササイズ

初動負荷トレーニングの方法と効果を徹底解説!効果を得られる頻度と期間はどのくらい?自宅でのやり方とおすすめのジムもご紹介

 

「痩せたい」「運動不足を解消したい」「マッチョになる」等、筋トレをする理由は人それぞれです。

そしてそれぞれの目的においてどういったトレーニング方法が効果的なのか。

検索しても選択肢が多すぎて、どれが最適なのか迷ってしまう方も少なくないようです。

そんな中で今回紹介するのが初動負荷トレーニング

初耳の方もいるかもしれませんが、目的を問わずに様々な場面で取り入れられている非常に効果的なトレーニング方法です。

今回はそんな初動負荷トレーニングの魅力について徹底解説していきます。

初動負荷トレーニングとは?

ウェイトトレーニング、ダンベル

まずは初動負荷トレーニングに関する基礎知識を知っておく必要があります。

どういったものなのか、どのようなトレーニング方法なのかを見ていきましょう。

柔軟性を重視した筋トレ

初動負荷トレーニングとは文字通り「初動」つまり動作の最初にかかる負荷に注目したトレーニング方法です。

通常の筋トレとは異なり筋肉だけでなく、神経と筋肉の機能の協調性を高めることを目的としています。

筋肉の伸縮性を高めることで柔軟な筋肉を作ることができます。

筋肉を太くすることよりもしなやかな筋肉を作る為のトレーニングといえるでしょう。

その為初動負荷トレーニングは、老若男女問わずに行えるトレーニング方法として幅広い用途で用いられています。

小山裕史により提唱される

初動負荷トレーニングは、アスリートを指導するフィットネスコーチ小山裕史氏により1994年に提唱されました。

小山氏は大阪経済大学を卒業後、身体理論を学び1981年に地元鳥取市でトレーニングジム「ワールドウィング」を設立します。

フィットネスコーチであると共に自らもボディビルダーとして活躍。

元JBBFボディビル日本チャンピオンの他、アジアボディビル90kg以下級チャンピオンのタイトルも持っています。

イチローも実践

野球 スタジアム

初動負荷トレーニングを一躍有名にしたのは元メジャーリーガーのイチローです。

現在もマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務める彼は、小山氏の指導を積極的に取り入れていました。

彼は長くプレーし続ける為、他のメジャーリーガーのような太い筋肉ではなく柔軟でしなやかな筋肉にフォーカスしていたそうです。

結果、イチローは40代半ばまで現役でプレーし続けています。

イチローは初動負荷トレーニングの効果について「酸素を体に取り入れることができる」と語っています。

小山氏の初動負荷トレーニングは他にも山本昌岩瀬仁紀、野球以外ではテニスの杉山愛、サッカーの藤田俊哉が実践しています。

興味深いのは初動負荷トレーニングを取り入れた選手は選手生命が長いというところではないでしょうか。

初動負荷トレーニングの効果

ウェイトトレーニングをする女性

あらゆる方におすすめの初動負荷トレーニングですが、どのような効果が期待できるのでしょうか。

具体的な例を紹介していきます。

ダイエット

初動負荷トレーニングは通常の筋トレと違い、必要以上に力を入れるようなものではありません。

身体の中心の大きな筋から、末端の筋への連動を意識したトレーニングで負担も少なく無理なく継続することができます。

これはあらゆるダイエットの大敵である「三日坊主」の撃退にとても有効といえるでしょう。

また筋肉の一連の動作である「弛緩・伸張・短縮」の連続は血行促進を促し、代謝を高めダイエットの相乗効果を生出します。

神経筋機能の促進

初動負荷トレーニングがアスリートに取り入れられている理由。それは、このトレーニング法が神経筋機能の促進に有効な点です。

神経筋機能を促進することはアスリートに必要な筋肉の柔軟性や瞬発力を高め、しなやかな筋肉を作るのに効果的です。

もちろん一般の方でも身体能力の向上が期待できます。

運動不足の改善

運動不足を改善しようと、いきなりランニングや筋トレを始めても体力が持たず、すぐにあきらめてしまうかもしれません。

初動負荷トレーニングは日常で生活する以上の負荷をかけるものではない為、体力が無い方でも継続することが可能です。

運動不足の改善にまずは初動負荷トレーニングから始め、徐々に負荷の高いトレーニングを取り入れるというのも良いでしょう。

健康維持

無理なく続けられる初動負荷トレーニングは健康の維持に最適です。

血流や代謝の促進、血糖値の安定性等の他、高血圧、メタボリックシンドローム等の生活習慣病予防に有効です。

また、負担が少ない為高齢者の健康維持にもおすすめです。

身体の歪み矯正

運動不足による筋力不足は身体の歪みを引き起こす原因となります。

初動負荷トレーニングは、筋肉を柔軟かつ強くしてくれるため身体の歪みの改善、姿勢の強制を無理なく行えます。

怪我や故障の予防・改善

青空のもとストレッチをする男女

イチロー等のアスリートがこのトレーニング方法を取り入れるもう一つの理由として怪我の予防があげられます。

年間を通して肉体を駆使するアスリートにとって怪我や故障の予防は永遠のテーマともいえます。

神経筋を強化する初動負荷トレーニングは、筋肉の動きをスムーズにし、怪我しにくい身体を作るのに効果的です。

     
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